NPO運営者必見、クラウドファンディングでできること

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NPO運営者必見、クラウドファンディングでできること

NPO運営者必見!クラウドファンディングでできること

この記事を書いた人

Alicia Blondel@リタインターン

フランス出身。フランスからインターネット検索でリタワークスを見つけ来日。Le Havre Normandie大学でマネージメント・国際貿易と日本語を勉強している。将来はNPO・NGOで働きたい。今年フランスの大学で同級生達と一緒にアジアの文化を紹介しているイベントを企画した。そのときファンドレイジングのチームに入っていたため、ファンドレイジングに興味を持つように。これからは、リタワークスの「利他の心」という理念を持って、日常生活でも実践したい。

こんにちは!フランス人のインターン、アリシアです!

今回のテーマはクラウドファンディング。最近はクラウドファンディングを利用して、資金調達を行うNPOが多くなってきました。NPOの資金調達方法として最近注目されているクラウドファンディングですが、クラウドファンディングという言葉自体を知ってはいるけどまだ実践できていないといった団体も少なくないと思います。

今回の記事では、これからクラウドファンディングに挑戦するNPOの皆さまの
・そもそもクラウドファンディングとはなに?
・クラウドファンディングで何ができるの?
などの疑問に答えて、クラウドファンディングについて知っていただければと思います。

1.クラウドファンディングとは何か?

1.クラウドファンディングとは何か?

クラウドファンディングという言葉をご存知ですか?
英語でCrowd(群衆)Funding(資金調達)。プロジェクトを達成するためにインターネットを通じてたくさんの人から資金調達を行う仕組みです。
プロジェクトの実行者は、自分たちが実現したいことや解決したい課題をインターネット上で訴え、共感した人たちから資金提供を受けます。集まった資金の用途は新商品の開発資金やイベントの開催費用など現在では様々あります。
企業でも個人でもそしてNPOでも、なにかに挑戦したいことがあって資金が必要という時に便利な方法です。


私の故郷であるフランスなどヨーロッパではクラウドファンディングの専用サイトがたくさんあり、NPOや個人の小さなプロジェクトでも資金調達をするためにクラウドファンディングを利用する例が多くあります。2015年ヨーロッパでのクラウドファンディングは33億ユーロを集めて、2016年には、集まった寄付金は65億ユーロになりました。日本円に換算すると、8000億円の寄付あったことになります。
(参考:欧州委員会HP:https://ec.europa.eu/info/business-economy-euro/growth-and-investment/financing-investment/crowdfunding_en

クラウドファンディングの説明に戻りますが、
クラウドファンディングにはいくつか種類があり、主に「購入型」と「寄付型」に分かれます。

購入型:支援のお返しとして、リターン(商品やサービス)をお返しします。
寄付型:寄付金として集めて、支援者へのリターンはありません。

購入型は、リターンをがあることで、支援者が楽しく寄付先を選ぶことができます。例えば、子どもの支援をしている団体であるならば、支援された子どもたちの写真とお礼を送ったり、子どもたちの絵を送ったりすることで継続して応援してもらいやすくなります。ですが、お返しをする際には、その商品代や郵送費もかかるので、金額設定には注意が必要です。お金をかけなくても、喜んでいただけるように感謝の気持ちを丁寧に伝えましょう。

クラウドファンディングで支援者となるのは投資家等ではなく、多くは一般の方々です。そのため、NPOはクラウドファンディングの実施と同時にSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使って、多くの人にプロジェクトを広め、発信する必要があります。

そういったSNSの発信は、資金調達を成功させるためだけでなくて、NPOの認知と活動を広めNPOの価値を広く訴えることができますし、小さいNPOであっても、クラウドファンディングをキッカケに社会貢献活動を共有することができて、ファンを増やせる可能性があります。


次に、成功したクラウドファンディングの例をご紹介します。

 

2.クラウドファンディングで何ができるのか?

クラウドファンディングが普及したことで、これまでできなかったイベントを実施することができたNPOも多いです。ここでは、NPOのクラウドファンディングの事例を3つご紹介します。


  • ▻『10月4日は里親の日』 全国一斉啓発OneLoveキャンペーン/NPO法人日本こども支援協会(利用サービス:コングラント) https://congrant.com/project/npojcsa/130


日本こども支援協会は両親がいなくなった子どもや虐待を受けた子どもの幸せ、愛される権利を守るための活動をしています。コングラントというファンドレイジングサービス(資金調達)を通じて、里親制度を促進する「One Loveキャンペーン」の開催費用の資金調達をおこないました。コングラントのファンドレイジングページとSNSを利用しながら、70万円の目標に対して1ヶ月で825,000円の資金調達を達成することができました。



  • ▻孤児院の倒壊した食堂を再建して、こども達に笑顔と愛情いっぱいの食卓を作りたい!/NPO法人アクション(利用サービス:JAPANGIVING)https://japangiving.jp/campaigns/33735


NPO法人アクションはフィリピンでは孤児院や盲ろう学校のこども達、ストリートチルドレンのこども達を支援を実施しているNPOです。クラウドファンディングの目的は倒壊した食堂の再建をするためでした。350,000円の目標に対して、495,000円を集めることに成功しました。

このプロジェクトでは寄付額に応じたリターンを設定しています。例えば、10,000円の寄付をすると、こども達の写真+直筆お礼メッセージが貰えたり、50,000円の寄付をすると、こども達の写真+直筆お礼メッセージに加えて食堂に名前を掲載してくれたりといったリターンが用意されています。




認定NPO法人フローレンスが実施したこのプロジェクトでは、29,595,000円の寄付が集まりました。「赤ちゃん縁組」というプロジェクトは「2週間に1人、生まれたばかりの赤ちゃんが、公園や海岸に捨てられ、死んでいっている」という事実に対して、妊娠期から課題を抱える妊婦の相談に乗り、出産と同時に、子どもを望む育ての親に託すというものです。最初の目標は25,000,000円でしたが、結局29,595,000円の寄付金を集めることができました。


クラウドファンディングをすると、寄付や資金を集められるだけではなく、改めて団体のPRやマーケティングを見直す機会にもなりますし、支援者のコミュニティーを作ることもできます。ファン作りができると、長期間に渡って支援していただける支援者に出会えるという、仕組みがあります。

 
2.クラウドファンディングで何ができるのか?

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。今回のコラムでは、クラウドファンディングの説明とNPOが実施したクラウドファンディングの成功事例をご紹介しました。
次回の記事ではクラウドファンディングを実施できるクラウドファンディングサービスをいくつかご紹介します。

クラウドファンディングに少しでも興味を持っていただけたなら、とても嬉しいです。
次回のコラムもお楽しみに♪

(執筆者 アリシア ブロンデル)