活動・団体の紹介
「ケアって、もっと自由でいいはずだ」
グレースケアは、ヘルパーや看護師などのケア専門職が集まって2008年に始めたNPOです。
私たちは「制度より生活をみよう!」を合言葉に、赤ちゃんから超高齢者まで、制度の枠組み(保険内)だけに縛られず、利用者の「やりたい」を叶える自費サービスや、スタッフの特技を活かした「事業部(整理収納、お料理、旅行など)」、相性やスキルで選べる「指名制」など、独自の仕組みを展開しています。現在では230名の仲間と共に、訪問介護や看護のほか、年間6億円規模の事業を通じて、地域の「暮らしのインフラ」を支えています。
活動の背景、社会課題について
消えゆくヘルパー事業所。在宅ケアは今、崩壊の危機にあります。
「人がいない、時間がない、制度が窮屈…」 いま、全国でホームヘルパーの有効求人倍率は15倍を超え、各地で事業所の閉鎖が相次いでいます。住み慣れた家で最期まで過ごしたいという願いが、物理的に叶わなくなる。そんな「ケアの空白地帯」が広がっています。
効率や生産性が叫ばれる中で、介護がただの「作業」になり、担い手も利用者も疲弊していく——。このままでは、ケアの文化そのものが途絶えてしまいます。私たちは、国の報酬アップを求めるとともに、市民の手でケアを支える新しい仕組みやお金の流れが必要と考えました。
活動内容の詳細、実績について
「できない理由」を並べるより、「どうすればできるか」を企む。
グレースケアは18年間、一貫して「断らないケア」に挑んできました。
- トータルケアの実績: 赤ちゃんから高齢者、重度の障がいや難病、末期がんの方まで、年齢や疾患で区別せずサポート。他社が敬遠するような難ケースも、知恵を絞って対応します。
- 専門職のアップデート: ヘルパーの待遇向上をミッションに掲げ、単なる「労働」ではなく、専門職としての「誇り」や「遊び心」を持って働ける環境を構築しています。
- 地域の居場所づくり: 民家デイでこちゃん、ケア付きシェアハウスさっちゃんのほか、多世代の交じり合うくまちゃんハウスなどを運営。制度の壁を超え、誰もが「気まま」に暮らせる街に!
代表者メッセージ
「介護保険はもう限界」と言われて久しいですが、あきらめていません。むしろ、制度が追いつかないなら、私たちが先に「次代のケア」を作ってしまえばいい。そう考えてきました。
18年前、数人のメンバーで始めたこの活動も、今では230人の仲間と、数えきれないほどの物語に支えられています。私たちが目指すのは、単なるケアサービスの提供ではありません。誰でも一人にしない。暮らしが生産性や効率で測られずに「いのちの流れ」を尊重され、最期まで自分らしく、気ままに生きられる”まち”を作ることです。
今回、認定NPO法人化をめざすことで、私たちがより公益的な存在として組織基盤を強化します。ケアの担い手も利用者いずれも、辛かったり追い込まれることをなくしたい。そして何とか崩れかかっているケアの仕組みを立て直し、新たな人材のすそ野を広げることで豊かなケアの中身を取り戻したい。どうか力を貸してください!
寄付金の使い道について
市民の手で、ケアのインフラをアップデートする。
皆様からいただくご寄付(賛助会費1,000円+寄付3,000円〜)は、以下の3つの柱に大切に活用させていただきます。
- ケアの担い手の待遇改善: 公的な報酬だけに頼らず、スタッフが安心して長く働き続け、専門性を高めるための研修や環境整備、処遇改善に充てます。
- まちぐるみ支え合いの拠点「くまちゃんハウス」再生: 現在進行中の建替えプロジェクトを加速させます。総経費5,000〜6,000万円という大きな挑戦ですが、クラウドファンディングの想いを引き継ぎ、誰もが立ち寄れる「まちの縁側」を完成させます。
- 認定NPO化に向けた組織基盤の強化: 「年間100人以上の寄付者」という基準をクリアし、社会的信頼性の高い組織へと脱皮します。これにより、より広範な支援を地域に還元できる体制を整えます。


