10代の子どもたちの居場所を社会に広げる、3keysの新たな挑戦！

「知ること」が一歩目だと思う

子どもは不登校、自傷、自殺が社会からどう見られているかを分かっています。
ありのままの自分や素の自分、ポジティブな自分に縛られている子も多くいます。

社会が10代の姿を期待しているのに対して、
自分はどうしても不安定で、死にたくなるし、やる気も出ないし、親の期待に応えられない。

本人もとても苦しんでいるんですよね、社会が求めている人物像と真逆な自分に対して。

オンラインで10代の子どもたちが自分の気持ちを吐き出す場所をつくっていますが、自分の価値がないと思い込んでいる子がすごくたくさんいるというのを感じます。

死にたいという気持ち自体もとても自然なことだと思いますが、
それは自分のせいでもなんでもないこと。
いろんな自分がいることも普通なこと。
いろんな場所でいろんな自分を試しながら自分らしさを獲得していく時期。

思春期世代のあるべき姿をもっと皆さんに知っていただきたいと思っています。

一番は支えてほしい
支えてくれて応援してくれている人がもっと増えてほしい

純粋な思いとしては、余裕のある方々は私たちを何らかのかたちで応援したり、仲間になっていただきたいです。

とは言っても、家族の単位も小さくなってきているなかで、家族を支えるのにも余裕がないという家がたくさんあるのも理解しています。

そこに対しては私たちは、思春期世代は親から離れていく年齢でもあるという意味で、親が抱えすぎていい年代ではないと思っています。
社会が支えたり、社会と交わりながら成長していく年代だと思っています。

私たちができることとしては家族側の負担を減らしていくこと。
無理を抱えすぎない、無理をしないでほしいし
それが実現する社会を目指していきたいなと思っています。

生きづらさを抱える思春期世代に、私たちは「非交流型・非プログラム型」のユースセンターの運営を継続してまいります。