ADRA Japan (アドラ・ジャパン)
認定NPO法人

アフガニスタン地震|命と暮らしを守る緊急支援

2025年8月31日深夜、アフガニスタン東部をマグニチュード6.0以上の地震が襲いました。震源地に近いクナル州、ナンガルハル州、ラグマン州、ヌーリスターン州では、少なくとも1,400人以上が命を失い、3,500人近くが負傷しています。多くの村が崩壊し、数千の家族が瓦礫の下や屋外での生活を余儀なくされています。 地震で家を失った人々は、雨や寒さをしのぐ場所もなく、不安な日々を過ごしています。迫りくる冬を前に、安全な避難場所、温かい毛布、食料や清潔な水が必要です。 現地では道路が寸断され、支援が届きにくい状況です。また、多くの方ががれきの下に取り残されており、被害報告は今後ますます大きくなることが予想されます。 ADRAは、現地スタッフは、ボランティアと連携し、被災地域での迅速なニーズ調査を進めています。多くの支援団体がアフガニスタンから撤退していく中でも、現場に残り、活動を続けてきました。活動資金さえ集まれば、私たちは支援の手を広げることができます。スタッフの無事が確認できていることは不幸中の幸いです。 被災した方々は、今はまだ深い悲しみと絶望の中にあったとしても、少しの希望が届くことで、再び立ち上がる力を持つ人々です。 これまでも数々の困難の中、暮らしてきたアフガニスタンの方々に、支援を一緒に届けてくださいませんか。 ご寄付をお待ちしております。
2025-09-12 15:00
深い悲しみの中で、それでも希望を語る声を聞いてください
アフガニスタン地震で被災したヌール・ラフマンさんは最愛の妻と子どもたちを失い、今は壊れた家の中で一人涙を流し続けています。それでも必死に希望をつなごうと、明日の光を待つ彼を救いたい。

「私の名前も、あなたの名前も、今は関係ありません。ただ、そこにいた“人”の悲しみを、どうかあなたの手でそっと支えてください。」これは、アフガニスタン地震で被災したヌール・ラフマンさんの肉声です。 

私はかつて、家族のために土を耕し、山々に昇る朝日に感謝し、笑顔あふれる日々を送っていました。しかし、あの地震の日──大地は激しく揺れ、家を、作物を、かけがえのないものすべてを奪い去ったのです。私は、あらゆるものが崩れ落ちていく光景をただ見つめるしかありませんでした。 

揺れが収まったその瞬間。そこにあったのは、瓦礫の山、壊れた家、そして何よりも、もう戻らない命の喪失。最愛の妻と子どもたちが、壁の下に閉じ込められ、声も届かぬまま、帰らぬ人となりました──今でもその叫びが耳に残っています。

 

夜になると、私は壊れた家の中で一人、涙を流し続けています。笑い声も温もりも失い、心の中は凍りついてしまいました。 

 

他の人も同じです。 

 

皆、悲嘆の中で孤立し、助け合うすべもありません。今、私は星空の下、冷たい夜風に震えながら寝ています。物理的な寒さ以上に、心の寒さに震えているのです。毎日が重くて仕方ありません。「明日は少しでもよくなるかもしれない」と思いながら眠りについても、朝が来ることさえ怖くなるほどです。 

 

それでも、わずかな希望は胸の奥で息づいています。いつの日か、この手で荒れた畑を再び耕し、笑顔を取り戻したい。そんな、小さな光を信じて、今日も生きています。  

 過酷な状況の中で必死に希望をつなごうとする人が、明日の光を待っています。その光を、あなたの寄付が灯します。

命をつなぐ食料、心と体を温める毛布──かつて農に生きた一人の父が、自らの手で再び大地に立てるように。彼に、そして多くの被災者に、あなたの想いを届けてください。 

一人の思いが、命の息吹となる。その力を、どうか信じていただけませんか。

応援と寄付を、心からお願い申し上げます。 

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