ADRA Japan (アドラ・ジャパン)

ウクライナ募金キャンペーン~心に花を咲かせましょう~

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ADRAでは、ウクライナ危機の発生当初から、食料や生活必需品の提供、現金給付など、命をつなぐ支援を届け続けています。それと同時に私たちが大切にしてきたのが、「心を支える」心理社会的支援です。 心の平和をすべての人へ。 ADRAは、戦争の長期化によりストレスを抱えるウクライナの人々へ、心のケアを届け続けるために、特別な募金キャンペーンを実施します。
2025-12-16 12:50
4人の子の里親・ユリアさんの花~2~
こんにちは、ADRAの永井です。 今回の活動報告では、ウクライナで起きている心の問題と現地から届いた、ある女性の声をご紹介します。

ウクライナでは今、

国民の約6割が、心の健康問題を抱えているというのは、

前回すでにお伝えしている通りですが、

国連による『Ukraine Humanitarian Needs and Response Plan 2025
(ウクライナ人道ニーズ・対応計画)』には、このように書かれています。

84 per cent of households identify psychosocial distress as a critical risk for children in their communities
84%の家庭が「子どもの心理的苦痛」を重大なリスクと認識

at least one third of respondents reporting children under five showing visible signs of mental health issues
5歳未満の子どもの少なくとも3割以上に、目に見える心の不調があらわれている

Nearly half of all caregivers report their children feel unsafe all the time
保護者の約半数が、「子どもがいつも不安を感じている」と報告

The war has inarguably affected caregivers’ mental health and their ability to provide adequate protection and stability.
戦争は保護者の心、子どもを守る力、安定性にも深く影響している

私は、3人の子どもに恵まれた母親ですが、
平和な日本でさえ、特に1人目の子育てには本当に悩まされました。

たいていは、夏休みの宿題が終わらないとか、
学校に遅刻しそうとか、
なかなかお風呂に入らないとか、

命にかかわるようなことはなんにもない、小さなこと。

なのに、この世が終わるかのような勢いで叱ってしまい、
あとから自己嫌悪して消えてしまいたい…と思うことが何度もありました。

私の場合は、周りの助けもあって、なんとか乗り越えることができましたが、
心に負荷がかかっている状態では、状況はもっと悪くなっていただろうということは、
容易に想像ができます。

今のウクライナでおきているのは私の日常を引き合いに出すのは気が引けてしまうくらい
深刻な深刻な状態です。

そんな中、ADRAが続けてきた心のケアに参加した、一人の女性が、
このように話してくださいました。

==========

「私は突然、4人の小さな子どもの母親になりました。

子どもたち同士の年齢が近くて、とにかく不安でいっぱいで、

最初はたくさんの厳しいルールで子どもたちを縛っていました。

生き抜くために必要だと思っていたからです。

でもアドラの心のケアを通じて、ルールは子どもの『安全』と『健康』に

焦点を当てるべきだと学びました。

すべてを自分でコントロールすることはできない——

自分にできる範囲のことに力を注げばいいという気づきもあり、不安も軽減されました。

今では、子どもたちを理解しながら向き合うことができています。」

この言葉が届いたとき、彼女の心がどれだけ軽くなったかを想像し、
すごく嬉しくなりました。

『花さき山』のように誰かのやさしさで、どこかに花が咲くのなら、
きっとユリアさんの心にも花が咲いたに違いありません。

次回の活動報告ではまた、別の方のお話をご紹介します。

2本目も読んでくださり本当にありがとうございます。

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