未来の世代に恥じない、公正で持続可能な社会を創るため、2010年末にアクト・ビヨンド・トラスト(abt)を立ち上げ活動を続けてきました。
2025年11月19日付で、内閣府より公益社団法人としての認定を受けることができました。これは、abtがこれまで取り組んできた活動が、公益性・透明性・継続性の観点から評価された結果であり、みなさんからの日頃のご支援と信頼によって実現したものです。
一方で、東日本大震災(2011年)による福島第一原発事故を受けて導入された「原則40年、最長60年」という運転ルールは骨抜きとなり、老朽原発の再稼働が進められています。また、欧州などで使用が禁止された農薬が日本ではむしろ規制が緩められ、法制度の抜け穴を通して次々に新農薬を認可するなど、生態系への影響や子どもたちの健康を懸念する市民の声が届かないのが現状です。日本の未来はけっして楽観できません。
「未来を生きる世代へ、いのちと自然のバトンをつなぎたい」。
そんな思いを持つあなたに、仲間としてabtの活動を支えていただく募金です。
2026-04-22 13:22
助成先の声 ネオニコチノイド系農薬問題
NPO法人河北潟湖沼研究所 高橋久さん(理事長、理学博士)
2013年度公募に採択されて以来、延べ4年間の助成を受けています。河北潟の環境改善に1990年代から取り組んでいますが、湖だけでなく周辺の「田んぼの生きものを守る」ことも必要であるとわかり、地域でのネオニコチノイド系農薬空中散布の問題と直面して、公募助成に応募しました。

無農薬の田んぼと慣行栽培の田んぼの生物数を比較する「生き物調査」は、市民参加のイベントに発展しました。そのデータを示しながら、農薬散布に頼らないコメ作りに参加してくれる農家さんを徐々に増やし、2014年に1ヘクタールから始まったネオニコフリーの田んぼは、現在40ヘクタールにまで増えています。

abtの助成では、資金的な援助だけではなく、都市圏の消費者への販路開拓や、同じ目的をもつ人たちとのネットワークづくりにもサポートを受けました。これからも賛同者を増やし、今後の活動につなげていきたいと思っています。
助成終了後の「現在地」を尋ねたインタビュー記事はこちら
ネオニコフリー田んぼの広がりと、生物多様性を守る「生きもの元気米」の挑戦



