ビジョン
子どもたちのどんな「わたしらしさ」にも、あたたかな居場所を
勉強や運動で上手くいかず、自分はダメな人間なんだと感じたり。
周りとの違いに気がついて、自分は普通じゃないんだと落ち込んだり。「みんな」と「わたし」を見くらべて、世間の「ふつう」が気になって。
そしていつの間にか、苦しくなっていく。
ありのままの自分を生きていくには、誰かに受け入れてもらうという経験と居場所が必要です。 “わたしは、わたしのままでいいんだ” そう思えるような、あたたかい居場所を、私たちは届けたい。
子どもたちの「わたしらしさ」を、優しく包みこむような。その包みこまれた「わたしらしさ」を、彼ら自身が好きになれるような。 そんな「居場所」のある社会を、私たちは目指します。
なぜ子どもたちに、伴走型支援が必要なのか
あいむが伴走型支援をする背景の一つに、「子どもの貧困」の問題が挙げられます。
経済的に豊かだと思われてきた日本ですが、子どもたちの16.3%、実に6人に1人が貧困状態にあるという衝撃的なデータが厚生労働省から発表されました。2015年には13.9%に改善されたものの、依然として約280万人の子どもたちが貧困状態にあります。
さらにひとり親家庭の子どもの貧困問題は深刻で、2人に1人が貧困状態。先進国の中でも最低の水準だと言われています。
しかし、この「子どもの貧困」は単なる現象であり、その原因は様々です。
小さい頃から勉強できる環境がなく、どうやって勉強を始めたらいいかを知らなかったり、
親や親戚の面倒を見ないといけなかったり、
自分の部屋や勉強机が家になかったり、
1日1食しか食べられなかったり…
「あいむ」では様々な事情を抱える子どもたちの話をよく聞いて、
時には行政(生活保護担当部署や児童相談所など)や他NPOなどと連携しながら、
子どもたちの未来を創っていくために伴走を日々しています。
月々1000円(1日約33円)のご支援から子どもの伴走者を一緒にしていただける方を募集しています。
【寄付使用用途】
勉強机・勉強に必要なWiFi支給
学習支援に携わる人件費・交通費