あいの実
社会福祉法人

難病や重い障がいと生きる「尊厳」を支えるご寄付を。あいの実の挑戦

「人からしてほしいと思うことを、人にする」この理念を原点に、私たちは活動しています。 もし、愛する家族と自宅で暮らし続ける未来を諦めなければならないとしたら? もし、想いを伝えられる唯一の方法が、まばたきだけだとしたら? 私たちは、制度の隙間で尊厳と希望を失いかけている方々を支えるため、二つの柱で活動しています。 第一に、ALSなどの難病の方々が住み慣れた家で暮らし続けるための24時間訪問介護。 第二に、重症心身障害児・医療的ケア児の「ありたい姿」を支える居場所と挑戦の創出です。 公的支援だけでは届かない一人ひとりの尊厳を守るため、どうか私たちのパートナーになっていただけませんか。

「人からしてほしいと思うことを、人にする」

この言葉は、私たちのすべての活動を貫く、たった一つの行動原則です。

他の人からどんな接し方をしてもらいたいですか? どんな親切を受けてうれしかったですか?

私たちは、人から敬意や親切、関心や愛を示してもらえると、心からうれしく思います。 そうであれば、私たちも同じように、出会う一人ひとりに接するべきです。

この理念は、私たちのビジョンとミッションを達成していくための、揺るぎない土台であり、スタッフ一人ひとりが身につけるべき行動規範です。この想いを胸に、私たちは今日も問いかけます。

もし、愛する家族と自宅で暮らし続ける未来を、諦めなければならないとしたら?

もし、あなたの想いを伝えられる唯一の方法が、まばたきだけだとしたら?

これは、遠い世界の物語ではありません。

私たちの理念から生まれた二つの大きな柱で、「制度の隙間」に置かれた方々が人間としての尊厳を失うことなく、その人らしい人生を再構築できる社会を目指しています。

第一の柱は、ALSなどの難病の方々が、住み慣れた我が家で暮らし続けるための、24時間365日の訪問介護。

第二の柱は、重症心身障害児・医療的ケア児の「ありたい姿」を支える居場所を作り、自立に向けた活動を行うこと。

公的な支援だけではカバーしきれない、一人ひとりの「尊厳」と「希望」を守るために。皆様からのご寄付は、私たちの理念を形にするこの挑戦を支え、未来を照らすための、何より力強い原動力となります。どうか、私たちのパートナーになっていただけませんか。

第一の柱:24時間365日、住み慣れた家で生きる権利を守る

私たちの活動の原点は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)などの難病患者様への訪問介護にあります。呼吸器を装着し、24時間のケアを必要とする方々が、病院ではなく、ご自身の「家」で暮らし続ける。それは、当たり前のようでいて、決して当たり前ではない権利です。

「ありがとう」という言葉さえ、まばたきで伝えなければならない。その一瞬のコミュニケーションに、私たちは全身全霊で向き合います。

私たちの専門チームは、痰の吸引や経管栄養といった医療的ケアを含む、高度な在宅ケアを提供します。しかし、私たちの仕事はそれだけではありません。ご本人の意思を尊重し、ご家族の負担を和らげ、時に笑い合い、心を繋ぐこと。人の手と心でしか届けられない温もりが、私たちの活動の根幹にはあります。

皆様からのご寄付は、この揺るぎない「暮らしの礎」を支えます。それは、誰かが人生の最期まで、あるいはその先の未来も、自分らしく、尊厳を持って生き抜くための、大切な支えとなるのです。

第二の柱:子どもたちの「ありたい姿」を支える居場所と挑戦

私たちのもう一つの柱は、重症心身障害児や医療的ケア児が安心して過ごせる「居場所」を作り、彼らの内に秘められた可能性を、革新的な挑戦を通じて解き放つことです。

その輝かしい象徴が、『GAZE ART BOOK』です。

これは、言葉を発することが難しい子どもたちが、自らの「視線」の動きだけを頼りに描いた、息をのむほど美しいアートブックです。私たちは、このプロジェクトを単なるリハビリテーションで終わらせませんでした。最新の視線入力テクノロジーを導入し、国内外で活躍するプロのデザイナーや大学研究者の専門知識を結集。そして、芸術文化財団からの助成も受け、批評家から「テクノロジーを使ったアートへの先入観を恥じ入った」とまで言わしめる、魂を揺さぶる一冊の作品集として結実させたのです。

この一冊は、私たちの信念の証明です。それは、どんなに重い障がいがあっても、誰もが内に豊かな世界を持っているということ。そして、革新的なアイデアと不屈の情熱があれば、その内なる声を解き放つことができるということです。これほどまでに美しく、複雑で、心揺さぶる挑戦を成し遂げる実行力が、私たちにはあります。

アートブックに関してはこちらをご覧ください。

「あばいん!」― 理念から生まれる、家族まるごとへの約束

「在宅介護」と「子どもたちの居場所」。私たちの理念から生まれたこの二つの柱は、どちらも「ご本人の尊厳を守り、ご家族まるごとを支えたい」という一つの想いに繋がっています。その想いを包括し、未来へと推し進めるのが、より大きな『仙台あばいんプロジェクト』なのです。

「あばいん」は、「一緒に行こう」と呼びかける、温かい仙台の言葉です。

これは、難病や障がいと向き合うご家族の人生の旅路に、共に寄り添うという私たちの約束。皆様のご支援は、私たちの理念を形にするこの二本の柱をより太くし、ご家族の未来を可能にする、極めて重要な一歩なのです。

あばいんプロジェクトに関してはこちらをご覧ください。

あなたのご支援が、直接、力になります

公的な制度ではカバーしきれない、手厚いケアや革新的な挑戦。それらは、皆様のような温かい志を持つ方々からのご寄付によって支えられています。だからこそ、皆様お一人おひとりのご支援が、不可欠なのです。

どうか、未来を共創するパートナーになってください。 さあ、ご一緒に。「あばいん!」

ご寄付の使途について

皆様からお寄せいただいた温かいご寄付は、ご希望に応じて、下記の活動のために大切に活用させていただきます。ご指定がない場合は、「あいの実におまかせ」にご寄付いただいたものとして、法人がその時々で最も必要と判断する活動に、責任をもって活用いたします。

  • あいの実の安定的な運営のために
    • 革新的な挑戦と手厚いケアを両立させる、法人全体の基盤(事務経費、広報活動など)を支えるためのご寄付です。
  • あいの実の福祉事業のために
    • 新しいコミュニケーション機器の導入や次なるアートプロジェクト、それらを支える人材の育成など、未来の希望を形にするためのご寄付です。
  • あいの実の施設の維持や整備のために
    • どんな重い障がいがあっても、誰もが安心して過ごせる温かく尊厳に満ちた「聖域」を守るためのご寄付です。(例:建物の修繕、備品の購入・更新など)
  •  現在寄付募集中のプロジェクト
    • 医ケア児のお母さんが働くカフェを応援する - 社会との繋がりを取り戻し、お母さんたちが輝くためのカフェ運営を支えるご寄付です。
  • あいの実におまかせ
    • 最も力強い信頼の証です。予期せぬ危機や、千載一遇の機会に、私たちが即座に対応することを可能にします。その想いに、最大のインパクトでお応えします。

代表者からメッセージ

あいの実の挑戦に、心を寄せてくださる皆様へ

この度は、私たちの活動に関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

「人からしてほしいと思うことを、人にする」

このとてもシンプルな言葉が、私たちあいの実のすべての活動の原点です。制度の隙間で、声なき声を上げている方々がいます。私たちは、その一つひとつの声に耳を傾け、難病の方のための24時間介護や、重い障がいを持つ子どもたちのための居場所作りなど、必要とされる支援を形にしてまいりました。

皆様から寄せられる温かいお気持ちは、単なる寄付ではありません。それは、私たちの理念への力強い賛同であり、共に未来を築くための大切なパートナーシップの証です。皆様と共に歩めることを、心から光栄に思います。

社会福祉法人あいの実 理事長 乾 祐子
団体情報
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
このページは寄付・ 会費決済サービス「コングラント」で作成されています。