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【ASHINAGAかりゆしサービス】シングルマザーの縫製技術研修を通じた リキャリア支援 -循環型サポートの仕組み-

沖縄では母子世帯率・貧困率が全国でも高く、 多くのシングルマザーが十分な就労機会を得られていません。 私たちは、沖縄県産品であるかりゆしウェアの縫製技術を学ぶ研修を通じて、 彼女たちに“自立のための技”を届けます。 支援者からの寄付で研修費用を賄い、 卒業生はその技術でかりゆしウェアを縫い上げ、支援者へ感謝を込めて届ける━━。 これは、単なる寄付ではなく、 未来を共につくる循環型サポートの仕組みです。

活動・団体の紹介

 株式会社 islandworks(アイランドワークス) は、沖縄県宜野湾市を拠点に「沖縄でつくり、沖縄から届ける」アパレル製造小売事業を行っています。主に県産品である かりゆしウェア の企画・販売を行い、2024年には自社の縫製工房を立ち上げました。

 私たちの工房では、自社商品の製造だけでなく、デザイン・パターン作成、サンプル縫製、小ロットから量産まで幅広い縫製事業(OEM/ODM)を担っています。しかし、アパレル業界全体を見渡すと、日本国内で生産される衣料品はわずか 1.4%。海外生産への移行、技術者の高齢化、コロナ禍での雇用減少などにより、縫製技術の継承が危機に瀕しています。

私たち自身も「つくりたいのに人手が足りない」という課題に直面してきました。
その経験から、自社工房の立ち上げには大きな想いがあります。

それは、
縫製技術を次世代につなぐこと
地域に技術者を育て、仕事を生み出すこと
そして 沖縄の社会課題である“ひとり親家庭の貧困”に向き合うこと です。

 沖縄県は、全国でもひとり親世帯の割合が高く、経済的困難を抱えやすい地域の一つです。そこで私たちは、縫製工房を活用し、ひとり親の方々が「技術を身につけ、働ける場所」をつくる就労支援の取り組みを始めました。

私たちの社是は、
「地域の人々が自律的に生きる選択肢を持ち、それぞれの個性や想いが経済を動かす未来をつくること」

沖縄の文化や伝統技術、自然に根ざした価値観を活かしながら、県内で収益が循環する持続可能なビジネスモデルを目指しています。

『地域から生まれ、地域に根ざし、地域に還る。』
そんな循環型の経済や働き方を、沖縄から実現していきたいと考えています。

活動の背景、社会課題について

 
〈 沖縄の現状と課題 〉


1.子どもの 約3人に1人が相対的貧困

沖縄では、子どもの 約3人に1人(29.9%) が相対的貧困の状態にあります。
これは全国平均の2倍以上にのぼり、深刻な社会課題となっています。

2.母子世帯の割合が全国平均のほぼ2倍

また、母子世帯の割合は 約4.38% と全国平均 約2.30% のほぼ2倍。
地域全体でひとり親、特に母子家庭が占める比率が高い状況です。

3.母子世帯の多くが年収200万円未満

収入面では、沖縄の母子家庭の多くが 年収200万円未満 という低所得層に属しており、非正規雇用の割合も高いことが指摘されています。
これが児童貧困率の高さや、生活に「余裕が持てない」現状に直結しています。

私たちの考え

相対的貧困は社会の構造上、完全になくなることはありません。
しかし、現状の生活水準の中で 経済力と心の安定を確保できる働き方を選べる人を増やすこと は可能です。
私たちは、その自立を後押しする仕組みをつくります。

目指す未来

学ぶことが力になる。
かりゆしを買って、誰かの自立に寄り添う。
ASHINAGAは沖縄の海風のように、ゆっくりでも確かに広がる変化を目指します。
寄付やサブスクで支えられた学びは、物を生むだけでなく、人の可能性を広げます。
かりゆしを手にするたびに感じるのは、

ものと人とが循環するあたたかさ──
小さな一歩が積み重なり、やがて大きな風景を変えていく。
そんな希望を、一緒に育てていきませんか。

活動内容の詳細、実績について

2024年・2025年には、眠っている預金を社会のために活かす仕組み「JANPIA(休眠預金活用事業)」の支援を受け、母子家庭や寡婦の暮らしを支える「沖縄県母子寡婦福祉連合会」や、制服や衣類を製造する事業者の集まりである「沖縄県衣類縫製品工業組合」と力を合わせて、シングルマザーの皆さんを対象に、縫製技術を学べる研修や就労につながるサポートを行ってきました。

シャツの丸縫い縫製の基礎から実際の商品製作に携わる実践研修、さらにミスマッチを減らすために取り組む他工場での1dayインターン研修などを行なっています。
この様子は下記のテレビ局での放送でもご確認いただけますのでご覧ください。
▶︎沖縄テレビでのドキュメンタリー特集
小さな縫製工房の取り組みと想い シングルマザーの自立支援と人材育成(沖縄テレビ 2025.11.06放送

 「手に職をつけること」「新しい仕事のチャンスを得ること」が、一人ひとりの女性にとって未来を切りひらく大切な一歩になるように――。そんな願いを込めて、これからも活動を続けていきます。そして今後は、この取り組みを“支援に頼るだけでなく、自ら動き出せる事業”へと育て、地域の未来を共に描いていく「循環型サブスクサービス」として広げていきます。

寄付の方法


〈 01年額支援 かりゆしサブスク 〉

定期的なサポートで、研修と安定した受注の仕組みを継続的に支えます。
毎年1着、卒業生が心を込めて縫い上げたかりゆしをお届けします。

かりゆしサブスクは、年額の継続したご支援によって毎年新たに受け入れるシングルマザー受講生の研修受講費や運営費・お届けするかりゆしウェア縫製の工賃の財源となります。
サポーターの皆様には、毎年受講生の卒業製作としてオーダー頂いたかりゆしウェアと受講生の感謝の想いをお届けします。
また、弊社WEBサイトから発信します活動レポートより受講生の成長の様子をご覧いただくことができます。

【お届けするセミオーダーかりゆしウェアについて】
弊社自社ブランドKizunaが展開するセミオーダーかりゆしウェアをお届け致します

〈 02単発のご支援 ASHINAGA支援 〉

一度の寄付で、学びの入り口を支える。
研修費や教材などに使われ、必要な支援をすぐに届けます。

ASHINAGA支援は1回から参加できるワンタイム寄付です。
寄付金はかりゆしサブスクと同様に、研修の継続・教材や機材の整備や受講環境の支援などに使われ、卒業生が安定して仕事を得られる体制づくりに役立ちます。

循環型サポートプログラムの運営スケジュール

寄付金の使い道について

あなたの支援が、学びを仕事に変え、かりゆしを通して地域に還る。
定期支援とワンタイム寄付、2つのかたちで未来に寄り添えます。

①研修講師の人件費・教材費 ②縫製道具・資材費 ③お届けするかりゆしウェア縫製の研修生に支払う工賃 ④使用する機械のメンテナンス・MAARU FACTORYの運営費

代表者メッセージ

私たち株式会社islandworksは、沖縄で長く受け継がれてきた洋服や制服、布製品などの“服づくり”を通じて、地域の暮らしや文化を支えてきた大切なものづくりに取り組んでいます。

いま、この服づくりの仕事は深刻な人手不足に直面しています。そこで私たちは、女性がもう一度キャリアを築き、新しい働き方に挑戦できるよう応援する取り組みと結びつけることで、県内で安心して自分らしく働ける環境を整え、地域の産業を元気にしていきたいと考えています。

「手に職をつけること」「新しい仕事のチャンスを得ること」が、一人ひとりの女性にとって未来を切りひらく大切な一歩になるように――。そんな願いを込めて、これからも活動を続けていきます。そして今後は、この取り組みを“支援に頼るだけでなく、自ら動き出せる事業”へと育て、地域の未来を共に描いていく「循環型サブスクサービス」として広げていきます。

このサービスは「支援する人とされる人」という関係ではなく、「共につくる仲間」として進めていくものです。私たちの想いに共感してくださる多くの方と、この輪を大きく育んでいけたらと願っています。

代表取締役社長
野原 真麻

団体情報
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コングラント」で作成されています。
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