関西・大阪21世紀協会
公益財団法人

今回で第34回を迎える「皿田能」を成功させたい!

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支援総額
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目標金額 1,500,000
サポーター
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募集開始前
2025年11月01日 10時00分 から
皿田能とは、もともと阪南市にある皿田池のほとりで、五穀豊穣を祈願して行われていた能です。昭和初期に途絶えておりましたが、1989年に開館した阪南市立文化センター「サラダホール」のこけら落とし公演として復活しました。現在は、地元出身の能楽師や能楽を愛する市民がつくる「皿田能実行委員会」が中心となり、毎年1月に開催されており、今回で第34回を迎えます。行政主導ではなく、市民が主役となって文化を継承・振興している点が大きな特徴で、単に伝統行事の再現ではなく、能楽の魅力を地域の人々に伝え、能楽を通じた地域活性化を図ることを目的に取り組んでいます。鑑賞と学び、そして次世代への継承を含めて、能の鑑賞だけでなく、能楽師による解説や体験会、また、地元の子どもたちが能の所作を学ぶワークショップの開催など、様々な活動を行っています。ぜひこの第34回皿田能の公演を成功させるために、みなさまからご支援を賜りたくお願い申し上げます。

15,000円のご支援に対して、御礼としてチケットを1枚差し上げます(例:45,000円のご支援に対してチケット3枚)。チケットをご希望される方は、寄付の入力画面で「御礼の受け取りを希望する」をお選びください。※締切:12月31日お申し込み分まで。

★ このプロジェクトへの寄付には税の優遇措置が適用されます。

皿田能とは?

皿田能とは、もともと阪南市にある皿田池のほとりで、五穀豊穣を祈願して行われていた能といわれています。昭和初期に途絶えておりましたが、地域内に観阿弥作の謡曲『自然居士』の主人公の生家跡と伝わる旧跡があり、その文化的価値を住民に知らせ、地域の特色ある文化を育てるきっかけにしようと、1988年に有志が波太神社で薪能を実施したことがはじまりです。その翌年に「サラダホール(阪南市立文化センター)が開館して以降、毎年1月に「皿田能」として同ホールで開催されており、今回で第34回を迎えます。

どのように行われてきたか

地元出身の能楽師や能楽を愛する市民がつくる「皿田能実行委員会」が中心となって開催されてきました。行政主導ではなく、市民が主役となって文化を継承・振興している点が大きな特徴です。

1. 伝統芸能の普及と文化振興
■最大の目的は、市民に能や狂言といった日本の伝統芸能に気軽に触れ親しんでもらうことです。能楽への関心が高い地域性を背景に、鑑賞の機会を提供することで、阪南市の文化向上に寄与することを目指しています。
■地方都市でありながら、能楽に由来がある史跡が地域に伝わっているなど、能楽に対する関心や素地が高いことが、長年にわたりこの活動を支える土壌となっています。

2. 市民参加と能楽師の地元貢献「市民主体の文化活動」

■地元の能楽を愛する人々と能楽師が実行委員会として関わることで、市民が主体となる文化活動を実現しています。特に、地元出身の能楽師が能の普及活動に熱心に取り組み、長年にわたり公演を支えています。

3. 次世代への継承「皿田能楽こども教室」

■皿田能能楽こども教室は、将来を担うこども達に伝統文化である能楽に関心を持ってもらうため、毎年11月から1月にかけて皿田能実行委員会が主催している教室です。普段触れることのない能楽の世界を身近に体験できる機会を提供し、能楽師の指導による大鼓(おおつづみ)や仕舞(しまい)や謡(うたい)の練習を通じ、能楽を学ぶだけでなく表現力や集中力を養う場となっています。そして、練習の成果を発揮する「能楽こども教室発表会」は、『皿田能』公演後の能舞台で、多くの観客の前で能楽師と共演するなど、こども達にとって貴重な経験の場となっています。

4. 全国でも珍しい「屋根付き特設能舞台」

■サラダホールの特設能舞台は、多目的ホールでは全国的にも珍しい屋根付きの組み立て式の舞台となっており、毎年能楽を公演することで、市民をはじめ多くの人々に伝統文化の魅力を体験してもらう機会を提供しています。この特設能舞台は、地域の文化振興に寄与するだけでなく、他の地域にはない独自の魅力を持つ設備として、阪南市のアイデンティティを強化する重要な資源となっています。
■「特設能舞台」の大屋根が老朽化し、今年阪南市が大屋根修繕のためのガバメント型クラウドファンディングを立ち上げ、舞台を守るための資金集も行いました。

阪南市 上甲誠市長からのビデオメッセージ

第34回皿田能「楊貴妃」 公演概要

■日時: 2026年1月10日(土)14:00開演(12:30会場)
■会場: サラダホール・大ホール
■演目: 狂言「寝音曲」、能「楊貴妃」
     13:30~「大阪能楽大連吟@はんなん」発表会
     皿田能終演後~「能楽こども教室」の発表会

ご寄付いただいた⽅々への御礼

15,000円のご支援に対して、御礼としてチケットを1枚差し上げます(例:45,000円のご支援に対してチケット3枚)。チケットをご希望される方は、寄付の入力画面で「御礼の受け取りを希望する」をお選びください※締切:12月31日お申し込み分まで。

寄付金の使い道について

みなさまからいただいた寄付は、第34回皿田能を開催するために必要となる、能楽師等の出演料衣装・道具費受付案内スタッフ費チラシ等の印刷費会場費として、大切に使わせていただきます。

このプロジェクトに寄付をすると税の優遇措置が受けられます

アーツサポート関西は公益財団法人関西・大阪21世紀協会が行う取り組みであるため、このプロジェクトに寄付をいただくと税の優遇措置が適用されます。個人と法人のいずれにも適用されます。たとえば個人が3万円を寄付して「税額控除方式」で税金の還付を受ける場合、11,200円が寄付者に戻ってきます。詳しくはこちらをご参照ください。

寄付をしていただく際にご確認いただきたいこと

■このプロジェクトは、アーツサポート関西の2025年度公募助成で選ばれた団体が行う活動です
■いただいた寄付は、公益財団法人関西・大阪21世紀協会への寄付となり、税の優遇措置が受けられます。詳しくはアーツサポート関西ホームぺージ「税の優遇措置について」をご覧ください。
■プロジェクトを行う団体には、いただいた寄付から必要経費10%を控除した金額をアーツサポート関西から助成金として支払います。クレジットカードをご利用の場合はカード手数料分も控除されます。
■プロジェクトが目標額に達しない場合でも集まった寄付金を助成金として支払います。それにより事業規模が縮小されることがありますので、予めご了承ください。
■やむを得ない事情により、プロジェクトが中止となった場合、寄付金は返金せず、アーツサポート関西が行うほかの芸術・文化支援活動に活用します。
■寄付者のご連絡先については、当方の個人情報保護の基本方針に則り、プロジェクトを行う団体からのお礼のお手紙やメール等をお送りするため、当方から団体にお伝えさせていただきます。プロジェクト団体へのご連絡先の開示を希望されない場合は、寄付申込みページの備考欄に「個人情報の共同利用不可」とご記入いただきますようお願いいたします。

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このページは寄付・会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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