関西・大阪21世紀協会
公益財団法人

劇団員の人生を変えた名作の再演企画を成功させて、来年以降続けてツアーをしたい

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支援総額
70,000
7%
目標金額 1,000,000
サポーター
4
残り
56
2025年11月15日 23時59分 まで
私たちは、劇団コトリ会議といいます。関西を拠点に活動しています。劇団名のコトリには、小鳥のように人間の社会を俯瞰し、ささやかな営みを再現する、といった意味が込められています。 このたび大阪の劇場ウイングフィールドより、過去の演劇作品を再演するプログラムへの参加のオファーをいただきました。現代演劇の新作至上主義の中、私たちも毎年新しい作品を作ってきました。しかし、私たちには、劇団の転機となり、今の私たちを形作った作品があります。それらは私たち劇団員の人生を変えた名作と呼ぶべき作品です。今回の再演へのオファーは、そうした昔の作品を再び上演し、自身を見つめ直す大切な公演となります。今回、ひさしぶりに出演者オーディションを実施したところ、関西圏外からも多数応募がありました。そして、知らない土地に滞在して創作をしてみたいという意欲が沸き起こりました。そこで、今回の再演の公演を、関東や東北でもツアーで回って上演することとなりました。このツアーを成功させるためには、また人と人とのつながりをより深めていくためには、皆さんの応援の力がぜひとも必要です! どうかみなさんのお力添えをいただきますよう、お願い申し上げます。
2025-09-20 20:44
活動報告3 9月20日
今回は演出の小濱さんの挨拶と報告になります。

「どうも、はじめましてと、お久しぶりです。仙台を拠点に、ずっと演劇を続けてきました、小濱昭博と申します。
実は私が初めてツアー公演で訪れた場所が、大阪のウィングフィールドでした。

仙台の劇場しか知らなかった私は、街中のしかも繁華街にこのぐらいのサイズの劇場があることに大変驚きました。
こんなアクセスしやすい場所に行劇場があったら、どんなに素敵なことだろうと思いながら、屋上にある楽屋や客席に寝袋を敷いて寝たこと(劇場泊について情報出して良い??)……不思議で楽しい経験の数々を今も鮮明に覚えています。

初めて印刷をしたのもコトリ会議さんの脚本です。
初めて脚本を読んだときにも、大変驚かせていただきました。同世代の作家が、こんな言葉を書いたのかと。どんな脳みそをしてたら、こんな風に言葉が出てくるんだろうと、その当時とても言語化が苦手だった私にとって、はとても衝撃的な思いでした。

どちらも、大阪という土地の懐の深さを感じさせてくれた出来事でした。

「初めてのことには思い出の補正がかかるものですが、それを差し引いても、この経験は特別なものとして残っています。」

今回のオーディションでは、多くの地域の方々に出会えました。
いろんな場所の演劇人の育った環境や、それぞれの現場や演劇との出会いのことを話しながら稽古を重ね、今、刺激的な空気の中創作を進めています。
きっと、良い時間になることでしょう。

本日の稽古では、あたたたかな北上の前半の動きの調整と衣装合わせをしました。
相変わらず一筋縄ではいかない山本ワールドに「ああでもない、あ、でも、こういうことかな?」と、時に迷いながら、時に思い切って冒険のように稽古をしています。

休憩を挟むたびに、「え、もうこんな時間?」とみんなで感想を言い合いながら、過ごした時間を振り返る稽古という時間は、はとても素敵な行為なのだと改めて実感させてもらいました。きっと、本番も、すぐにきてしまうのでしょう。子供の頃の夏休みがすぐ終わってしまったかのように。

ぜひ劇場にお越しください。
そして時間があったら、賑やかな街に繰り出してお話ししましょう。
作品のことはもちろん、この劇場や街の演劇の歴史の中であったこと、あなたの人生と演劇について、いろいろやいのやいの言いながら、お話しできたら、こんなに嬉しいことはありません。」

小濱昭博

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