関西・大阪21世紀協会
公益財団法人

大阪に新しい鑑賞スポットを!ここに来れば伝統芸能がいつでも観られる!を目指して取り組むプロモーション映像作成事業

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支援総額
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目標金額 500,000
サポーター
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募集開始前
2025年12月25日 10時28分 から
「伝統芸能のエンターテインメント化」と掲げ、日本舞踊・浄瑠璃・三味線・囃子の伝統芸能の様式を守りつつ、現代劇俳優やプロジェクションマッピング、香りの演出などを融合した舞台を創作します。四季の情景を音・香り・映像で表現し、英語やフランス語字幕を併用することで言語や文化を超えて楽しめる舞台を目指します。 当会は「日本の伝統芸能の裾野を広げる」ことを目的に、関西で活動する女性の舞台人・裏方が結集して発足した団体です。 男性中心の伝統芸能界において女性の活躍機会を広げるため、舞台公演や学生向けワークショップを継続して開催し、近年は外国人留学生公演や海外公演にも取り組んでいます。今回の公演は若年層やインバウンド客に本物の伝統芸能を届け、将来的には常設公演の実現を見据えています。今回はそのためのプロモーション映像制作費をクラウドファンディングで募らせていただくこととなりました。

★ このプロジェクトへの寄付には税の優遇措置が適用されます。

私たちは「関西伝統芸能女流振興会」と申します

私たち一般社団法人関西伝統女流振興会は、「日本の伝統芸能の裾野を広げたい」という思いのもと、舞台人や裏方として関西の伝統芸能の現場に携わる女性たちによって2017年に発足しました。

いま、若い世代が伝統芸能にふれる機会は本当に少なくなり、時代とともに舞踊会、演奏会が減り、将来への心配も多く聞かれます。また伝統芸能の世界は、歴史的に「男性中心」の社会として発展してきた側面があります。しかし、舞台に携わる各分野では、様々な業種の女性が多く活躍されております。この会はこういった古典の舞台、邦楽が好きな私たち女性が表方、裏方隔てなく集まり意見を交換するうちに、伝統芸能の裾野を広げる為、またもっと若い方に見てもらう為に、私たちに何かできることはないかと考えるようになりました。そして、これほど裏方にも女性が多く携わり、表方の女性にも活躍の場を求められている今こそ、女性を中心として表方裏方が一緒になって、“観に行きたい”と思って頂ける、伝統芸能を身近に感じて頂ける、そんな良い舞台を創りあげたいという思いが募り、この会が発足いたしました。

過去の公演風景

私たちは主に舞台公演を通じて女性の活躍を支援し、優れた技術の継承と更なる研鑽に向けた活動に取り組んでいます。また日本の伝統芸能の裾野を広げていくために、次世代への継承者育成に繋げるべく学生に向けた公演、ワークショップを2017年の当会発足より毎年積極的に行っています。さらに近年は、海外にも目を向け、外国人留学生向けの公演や海外公演を通して、世界に向けた発信にも力を入れています。

この度、若い世代の方々や海外の方々に日本の伝統芸能の魅力を知っていただき、ひいては私たちの夢である常設公演を大阪で実現させるため、プロモーション用の映像制作を行うこととなりました。その費用の捻出を、クラウドファンディングで募らせていただきたく存じます。

私たちの夢の実現にむけて、ご賛同いただけましたら、大変嬉しく思います。ぜひとも皆様からご支援を賜りたく、心よりお願い申し上げます。

一般社団法人関西伝統芸能女流振興会 代表 向平美希

一般社団法人関西伝統芸能女流振興会 代表 向平美希

プロジェクトが目指すもの ― 伝統芸能の常設の舞台にむけて

このプロジェクトは、「伝統芸能のエンターテイメント化」を掲げ、日本舞踊・浄瑠璃・三味線・囃子の伝統芸能の様式を守りつつ、現代劇俳優やプロジェクションマッピング、香りの演出などを融合させた舞台をつくり、それを伝統芸能の魅力を内外に広めていくためのプロモーション映像として収める取り組みです。創出する舞台そのものは、四季の情景を音・香り・映像で表現し、英語やフランス語字幕を併用することで言語や文化を超えて楽しめるものを目指します。

この取り組みは、単なるインバウンド向けの事業ではなく、本物の伝統芸能を観てもらいたい、広めたいという一心で企画したものです。伝統芸能の世界は伝統芸能の継承主体となる若手人材の不足が深刻化しており、技芸の継承・研鑽の場がかなりの減少傾向にあります。また鑑賞者にも若年層からの人気が十分に確保されておらず、若年世代に対する魅力発信や参加促進が喫緊の課題となっています。邦楽の演奏や舞台を見たことがない若年層を主なターゲットに、伝統芸能をもっと身近なものにし、また日本人だけでなく海外の方々もターゲットとして伝統芸能を世界へ発信していきたいと考えています。

そしてこの事業の最終目的は、大阪の伝統芸能の舞台を新たな鑑賞スポットとして確立することです。常設の舞台を確保し定期的な公演を行っていくことです。これは鑑賞者増加のみならず、若手への技芸の継承・向上、実演者増加に繋がると確信しています。
これまで当法人で行ってきました①現代演劇を取り入れた演出②香りの演出③光と映像を用いた演出を主軸に「新しいエンターテインメント」として更にブラッシュアップした公演を提供します。

過去の公演風景

今回の舞台の内容

「伝統芸能のエンターテイメント化」では、浄瑠璃・三味線・囃子といった伝統芸能×現代演劇×香りや光の演出を用いた言語や世代を超えて楽しめる新たな伝統芸能エンターテインメントを創り出します!

概要

舞台の上演:2026年3月に扇町ミュージアムキューブ(キューブ02)で上演
詳細は追ってご案内いたします。

あらすじ

現代劇俳優演じるマサヤは日本の江戸時代にタイムスリップしてしまった。PCやスマホはおろかテレビもラジオもない世界、そんな混乱の中、日本の春夏秋冬を巡りながらこれまで気が付かなかった日本の風情や情緒的な物を感じ、改めて日本の魅力に引き込まれていく…

みどころ

春は桜の香りの演出、夏は夕立の雷・雨の音といった天変地異を囃子で表現、古典的な衣裳の早替わりの手法「引き抜き」 と現代のプロジェクションマッピングを真っ白な衣裳に投影し早替わりの現代版も表現。日本舞踊と三味線演奏を加え、浄瑠璃(語り)は日本語で演奏中に英語やフランス語の歌詞を組み込んだ映像を流します。 ただ観るだけでなく感動と笑いを誘う作品内容とし、音源は全て和楽器の生演奏で邦楽と舞踊の可能性を最大限に引き出す。
日本人だけでなくインバウンドも言葉の壁を感じず楽しめるよう、日本の伝統芸能である日本舞踊・常磐津節・お囃子を軸に伝統芸能の型や手法は守りつつ、演目のイメージ映像や演目に合わせた香りの演出を導入、そこへ現代演劇俳優も交え、現代の演劇表現を加えて昔の時代のお話を現代形で表現します。国境を越えた世界中の老若男女が楽しめる伝統芸能 の新たな鑑賞体験としていきます。

主な出演

山根由希(日本舞踊)、岸本昌也(現代演劇)、常磐津美佐希、常磐津三都貴(常磐津節太夫・三味線方)
スタッフ:髙安美帆(演出)、サカイヒロト(映像)

過去の公演風景

いただいた寄付のつかいみち

みなさまからお寄せいただいた寄付は、本公演の制作にかかる下記の費用として大切に使わせていただきます。
会場設備使用料、舞台費(照明、音響、大道具、衣装など)、出演料、交通費、演出料、プロモーション映像制作費など

このプロジェクトに寄付をすると税の優遇措置が受けられます

アーツサポート関西は公益財団法人関西・大阪21世紀協会が行う取り組みであるため、このプロジェクトに寄付をいただくと税の優遇措置が適用されます。個人と法人のいずれにも適用されます。たとえば個人が3万円を寄付して「税額控除方式」で税金の還付を受ける場合、11,200円が寄付者に戻ってきます。詳しくはこちらをご参照ください。

寄付をしていただく際にご確認いただきたいこと

■このプロジェクトは、アーツサポート関西の2025年度公募助成で選ばれた団体が行う活動です
■いただいた寄付は、公益財団法人関西・大阪21世紀協会への寄付となり、税の優遇措置が受けられます。詳しくはアーツサポート関西ホームぺージ「税の優遇措置について」をご覧ください。
■プロジェクトを行う団体には、いただいた寄付から必要経費10%を控除した金額をアーツサポート関西から助成金として支払います。クレジットカードをご利用の場合はカード手数料分も控除されます。
■プロジェクトが目標額に達しない場合でも集まった寄付金を助成金として支払います。それにより事業規模が縮小されることがありますので、予めご了承ください。
■やむを得ない事情により、プロジェクトが中止となった場合、寄付金は返金せず、アーツサポート関西が行うほかの芸術・文化支援活動に活用します。
■寄付者のご連絡先については、当方の個人情報保護の基本方針に則り、プロジェクトを行う団体からのお礼のお手紙やメール等をお送りするため、当方から団体にお伝えさせていただきます。プロジェクト団体へのご連絡先の開示を希望されない場合は、寄付申込みページの備考欄に「個人情報の共同利用不可」とご記入いただきますようお願いいたします。

団体情報
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このページは寄付・会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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