2004年、横浜市の創造都市構想のリーディング事業として始まったBankART1929は、歴史的建造物や港湾倉庫等を文化芸術活動の拠点として活用し、移転を繰り返しつつも、都市とアートを開く活動を継続してきました。しかし2024年11月に横浜市から発表された、2025年度以降のBankART Stationの場所(新高島駅B1F)の運営者公募にBankART1929は採択されず、来年度から市の補助金が打ち切られることが決定、BankART Station 及びKAIKOは今年度末をもって終了することになりました。 20年にわたる横浜市との関係性を変えざるを得なくなった現在の課題として、3月末までに既に決まっている事業を展開しながら2施設を完全撤収するために荷物の移動先と資金を自前で調達しなければならないこと、同時に来年度以降の活動拠点と経済構造を急ピッチで再構築しなければならない、という差し迫った状況があります。
現在のBankARTはこれまで活動を共にしてくれたアーティストやクリエイター、関係者や観客の皆様方とともにつくってきた運動体です。その蓄積を未来につなぎ、さらに自由に拡がっていくため、芸術活動やまちづくりを大切にしている多くの方々と共に活動継続していくために、初のクラウドファンディングに挑戦します。このピンチをチャンスに変えるべく、ご支援の程よろしくお願い致します。
2025-02-27 18:00
近澤義昭さんから応援メッセージをいただきました!
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応援メッセージ Vol.57
近澤義昭(横浜市芸術文化振興財団 理事)
本文はこちら→
私は、1901年創業の近沢レース店3代目として、店の発展のみならず商店街全体の発展も2代目父の跡を引き継ぎ、尽くしてきました。
こうした中、他の商業施設、会社、行政の方々とも交流の機会が増え、横浜市全体(特に中心市街地)の発展には、仕事以外にもアート・デザインの充実は欠かせないものと思うようになりました。
横浜市はアジア地域の中で最初にアート・デザインによるクリエィティブシティに名乗りを上げ、台湾、上海、シンガポール等が後に続きました。
こうした流れを後押ししてきたのがBankARTです。これが今回、横浜市の創造界隈拠点から落選してしまい存亡の危機になっています。
横浜の未来、後につづく若者達に貴重な財産としてBankARTが存続していく事を願ってやみません。
近澤義昭
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