2004年、横浜市の創造都市構想のリーディング事業として始まったBankART1929は、歴史的建造物や港湾倉庫等を文化芸術活動の拠点として活用し、移転を繰り返しつつも、都市とアートを開く活動を継続してきました。しかし2024年11月に横浜市から発表された、2025年度以降のBankART Stationの場所(新高島駅B1F)の運営者公募にBankART1929は採択されず、来年度から市の補助金が打ち切られることが決定、BankART Station 及びKAIKOは今年度末をもって終了することになりました。 20年にわたる横浜市との関係性を変えざるを得なくなった現在の課題として、3月末までに既に決まっている事業を展開しながら2施設を完全撤収するために荷物の移動先と資金を自前で調達しなければならないこと、同時に来年度以降の活動拠点と経済構造を急ピッチで再構築しなければならない、という差し迫った状況があります。
現在のBankARTはこれまで活動を共にしてくれたアーティストやクリエイター、関係者や観客の皆様方とともにつくってきた運動体です。その蓄積を未来につなぎ、さらに自由に拡がっていくため、芸術活動やまちづくりを大切にしている多くの方々と共に活動継続していくために、初のクラウドファンディングに挑戦します。このピンチをチャンスに変えるべく、ご支援の程よろしくお願い致します。
2025-03-14 20:00
伊藤康⽂さんから応援メッセージをいただきました!

応援メッセージ Vol.78
伊藤康⽂(泰有社)
本文はこちら→
BankARTと私達、泰有社が出会ったのは2012年の事
当時、僕等はその存在を知らず池⽥さん、細淵さんを紹介してもらったことを覚えています。
その後、BankARTのレジデンス兼、事務所機能として泰⽣ビルの1部屋を賃貸してもらい更に、同ビル1F の元洋⾷屋だった店舗をBankART HOME として、カフェや書籍をはじめ街の中でアートの基軸が感じられる場所としてオープンしていきました。
僕たちは横浜で3回の不動産売買で物件取得を⾏い、⺠間企業として築古物件を延べ100 団体以上のアーティスト、クリエイターに物件を提供し、14 年程、経過し今⽇に⾄っていますが、このような取り組みは、BankART という実践的な先駆者がいたことにより、それを、準えることで現在の継続が可能となっています。
今までは僕等が応援してもらってきたと思っています。
時代のスピード感や変化に驚くことが多々ありますが、おそらくBankARTはその時代時代を咀嚼しながら⾒極め継続されていく事だと思っています、また期待をさせてください。
泰有社 伊藤康⽂

