反貧困ささえあい神奈川とは
私たちは、一般社団法人「反貧困ネットワーク」を母体とした、民間のボランティア団体です。
神奈川県内の生活困窮者に対する、「緊急駆け付け支援」(SOSメールをくれた方と直接会って支援する)を軸として、
・住まいや仕事の相談、
・生活保護申請、法テラス等の同行、
・短期シェアハウス(ちょこサポ)の運営、
・食糧支援、
・地域相談会・ごはん会
・勉強会
・スペース貸出し
などの活動を行っています。
なぜ反貧困ささえあい神奈川が必要なのか
私たちのところには、さまざまな状況や理由で生活が困窮している人たちから、SOSが届きます。
・仕事や家がなくなり、路上生活、ネットカフェ生活をせざるを得ない方、
・家族やパートナーなどからの暴力やモラハラに苦しみ、必死に逃げてきた方、
・貧困ビジネスに巻き込まれ、所持金や生活保護費を搾取されて身動きが取れない方、
・病気や障害を抱えて、思うような生活や金銭管理が出来ずに孤立してしまう方、
・在留資格を失い、難民申請が認められない外国人の方など、
ご事情は様々です。
彼らの事情は、すべて「自己責任」とは言い切れません。一人ひとり、経過や背景があります。
生活困窮者や生活保護を利用している人たち、そして外国人への批判や差別、ヘイト発言も各地で聞かれますが、私たちは、日々支援で関わる者として、同じ日本で暮らす人間として、彼らを差別や排除しようとする発言や動きには反対です。
生活困窮で苦しむ人たちが少しでも安心・安全な生活ができ、自立と自律に向けての一歩が踏み出せるよう、活動しています。
本来は国や自治体の制度・体制の中で行う支援であると思いますが、情報がなくて役所や制度にたどり着けない、または相談したけど追い返されたり、制度利用に至らなかったと話す人たちが多く存在しています。
彼らと伴走し、制度利用や仕事につなぐ動きができる民間団体は必要です。
今後について
反貧困ささえあい神奈川のメンバーはみなボランティアで、主の仕事や活動を持ちながら動いております。
今後は、動けるメンバーを増やし、現場での対応について勉強しながら、支援体制を整えていきます。
また、現在は本部となる「一般社団法人反貧困ネットワーク」のサポートのもと、シェアハウスの運営をしていますが、今後は私たち反貧困ささえあい神奈川が、家賃や水光熱費などの運営費をまかなえるようにしたいと考えています。
また、シェアハウスや住居はまだまだ足りない状況です。さらに増やす必要があります。
みなさまのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
反貧困ささえあい神奈川
代表 杉浦 幹(もとき)
ご支援の使い道
シェアハウス運営費(家賃・水光熱費・日用品・食材など)
支援員の活動諸経費(交通費・人件費)
勉強会・講演会などイベント開催のための費用や講師謝金
アカウントについて
こちらのプロジェクトページは、NPO法人ビリオンビーのアカウントを使用し作成しています。
「反貧困ささえあい神奈川」を応援くださりありがとうございます。
私たちは生活困窮者を支援する団体です。
私たちのような社会的弱者を応援する団体をサポートしてくださるNPO法人ビリオンビーの理念は
「活動する様々な団体を点と点を線で繋ぐのではなく、点と点をビリオンビーの仲間の円(縁)で包み込むこと」です。
それを実践することにより、団体のメンバーが蜂のように自由に動き回り、必要に応じて自由に繋がり助け合うことができる環境を実現させています。
反貧困ささえあい神奈川もその仲間として、さまざまな支援団体との連携と、支え合いをしていきながら、社会課題解決を目指していきます。よろしくお願い申し上げます。