子どもへの暴力をなくすために、子どもの声を聴くおとなをもっと増やしたい!!

子どもへの暴力防止にご関心をお寄せいただき、本当にありがとうございます。

児童虐待相談は3分に1件以上発生している

児童虐待相談対応件数の全国集計がスタートしたのが30年以上前の1990年のことです。2009年以降、児童虐待相談対応件数は増加し続け、2021年は過去最高の20万7,659件(速報値)となっています(厚生労働省統計)。3分に1件以上、児童虐待相談が発生している計算になります。子どものいじめ、虐待、体罰、誘拐などさまざまな暴力被害、自死が後を絶ちません。いますぐ行動が必要です。

市民による子どもへの暴力防止活動をリードしてきたCAPセンター・JAPAN

CAPは、Children Assault Preventionの略です。CAPのAは「Abuse」(虐待)ではなく、「Assault」(攻撃、非難、暴行)です。つまり、「虐待」だけではなく「あらゆる形態の暴力」をさします。いじめ・虐待・体罰・性暴力・誘拐など子どもが受けるあらゆる形態の暴力の予防教育がCAPです。

CAPの取り組みは「予防」です。日常のなかで起きる「子どものためにやっている」「暴力のつもりはない」「子ども同士にはよくあること」といった思い込みや子どもに良かれと思ってする行為を含めた不適切な関わりをおとなが見つめ直します。そのことが子ども自身の「自分は大切な存在」と思う感覚を育み、子どもが被害者・加害者・傍観者にならない土壌となります。

これまで19万回以上のCAPプログラムを開催し、子どもとおとな583万人以上に子どもへの暴力を防止するために必要な予防教育・人権教育を届けることができました。各地の保育所・幼稚園・学校・施設からの依頼から始まり、いまでは自治体からの依頼も増えています。現在、都府県・市区町村からの委託事業は50を超えています。

特別に大切な3つの権利を伝えることが子どもへの暴力防止になる

CAPプログラムでは、子どもたちが安心・安全な生活を送ることができるように、子どもだけでなくおとなにも子どもへの暴力を防止(予防)する知識とスキルを伝えます。

「安心・自信・自由」は子どもの特別に大切な3つの権利です。子どもたちには、「あなたは権利をもった大切な存在」だと伝えます。なぜなら、自分を大切な存在だと思う感覚が暴力を防止するための一番の力になるからです。

CAPプログラムに参加した子どもたちの声

「前はいじめられていたけど、もう「いや」と言えるようになりました。」

「今までは、友だちがいやなめにあっても、自分は関係ないと思っていたけど、これからは友だちの力になっていきたいと思った。」

「ぼくは、あの話を聞いて、命って大切なんだなーと思った。人間は、『安心・自信・自由』がなくなると、人間はどうすることもできなくなるんだなぁと思った。『安心・自信・自由』この3つはすごく大切で、うばわれたくないものと思った。」

 

そして、おとなには、子どもへの暴力の現状と子どもの育ちに与える影響、そして日常生活でおとなができることのヒント(子どもへの声かけや話の聴き方)を伝えています。

CAPプログラムに参加したおとなたちの声

「わが子が学校で子どもワークショップを受けた後、 ずっと不安に思ってきたことを話してくれました。」
―保護者

「子どもが母親からの虐待を話すことができ、現在、児童相談所や子ども家庭課と学校も支援をしています。」
-教職員

「CAPの授業がきっかけとなって、学校生活や家庭での出来事を改めて、振り返ることができたと思います。その中で、辛いことや哀しいことがあったら我慢せず身の回りのおとなに進んで相談しようとする子が増えたように感じます。」
-教職員

「子どもの暴力に対して、これまで「やめなさい」だったのを、「それって暴力だよね」と言うことで、子どももこれまでと違う反応がみられます。」
―児童養護施設職員

子どもの声を聴くおとなをもっと増やしたい

日常で起きている子どもの心とからだを傷つける暴力は、おとなの視点では見えてきません。多くの子どもの声を聴いてきたCAPスペシャリスト(子どもの声を聴くおとな)が子どもの視点で捉え直していくことが必要です。子どもたちの周りにCAPスペシャリストを増やすことが「子どもが自分の大切さを実感する社会」の実現になります。

CAPプログラムを実践するCAPスペシャリストの声

「子どもたちの周りのより多くのおとなが正しい認識や知識を持つことで、学校や地域で少しでも児童養護施設で暮らす子どもへの理解が進み、子どもたちが安心な安定した生活を送り、おとなを、ひいては社会を信頼するチャンスを広げていくことになればと思っています。」
―CAPスペシャリスト(兵庫県)

「わずか60分の子どもワークショップで、子どもたちは話そうと思ってくれることに、その子どもの力に感動すらおぼえます。地域に、子どもの話を聴いてくれるおとなをもっと増やしていきたいと思います。」
―CAPスペシャリスト(東京都)

「いわゆる加害行為をしている子どもの言葉の裏にこれまで聞かれてこなかった子どもの思いを感じます。子どもの身近に子どもの感覚や気持ちを聴こうとするおとなを増やしていくことが必要だと痛感しています。」
―CAPスペシャリスト(岡山県)

「子ども時代の一度の出会いで安心・自信・自由という言葉やその感覚をつかみとっていく子どもの力に驚かされます。子どもの今だけでなく、将来にもつながっているのだと実感し、活動に大きな意義を感じています。」
―CAPスペシャリスト(大阪府)

あなたのご寄付でできること

3,000円のご寄付があれば、
CAPプログラムを実践するCAPスペシャリスト養成講座のテキスト2冊分になり、世界共通のCAPプログラム実践を学ぶことができます。
5,000円のご寄付があれば、
CAPプログラムに参加した子どもたち50人へ復習教材を届けることができます。
10,000円のご寄付があれば、
各地でCAPプログラムを実践する市民グループ1つを支援することができます。

あなたのご寄付がなければ、子ども虐待などあらゆる形態の子どもへの暴力のない社会は実現しません。ぜひご寄付をお願いいたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

<ご寄付に関するお問い合わせ先>
特定非営利活動法人CAPセンター・JAPAN
TEL:06-6648-1120
E-mail:info@cap-j.net

CAPセンター・JAPANは、子どもへの暴力防止に関する社会教育の推進・啓発活動、情報発信、CAPスペシャリストの養成などを行っています。暴力防止や人権に関する啓発事業を行うことで、子どもや当事者の視点に立ってサポートできるおとなを増やし、誰もが安心して暮らせる社会を目指しています。

寄付募集元

CAPセンター・JAPAN

今すぐ寄付する