2023年10月8日より1年以上にわたりイスラエル軍とシーア派組織ヒズボラとの攻撃の応酬が続いていましたが、2024年11月27日停戦が発効されました。
停戦後、12月12日時点で約100万人の国内避難者の9割にあたる90万人以上が出身地へ帰還と報告され、国外避難者の一部帰還も報告されています。
一方、多くの避難民は、家屋やインフラの破壊、不発弾、停戦後も続く空爆等により、帰還が難しかったり、帰還した後も、住居、水、食料といった基本的ニーズへのアクセスが難しい状況が続いています。
人々が厳しい日々を超え、1日でも早く生活を再建できるよう、緊急支援にご協力をお願いいたします。
2025-03-22 12:00
ご寄付の御礼と支援活動の報告(3月)

先月はご寄付をいただきありがとうございました。パレスチナ子どのキャンペーンの支援活動にご協力いただき、心から御礼申し上げます。ご寄付はご指定の使途で活用させていただきます。
レバノンでは、昨秋の侵攻の被害を受けた脆弱な難民世帯に食料を配布しました。


ガザでは、非常に多くの人々がガレキとなったガザ市や北部、南部などに戻っています。しかし停戦合意が進まない中、ラマダンが始まった3月初めより食料や物資、燃料の搬入、水供給などがイスラエル軍によって止められ、人々の生活はこれまで以上に厳しくなっています。また、イスラエル軍の散発的な攻撃で犠牲者が増えはじめています。このお手紙を出そうと準備したところで、イスラエル軍がガザに大規模な空爆を開始したと報じられ大変深刻な状況です。
皆様からのご支援のおかげで、当会では昨日まで給水と炊き出し、物資配布、保健医療、子ども支援などの活動を続けてきました。燃料や食料が底をつくのではないかという不安はぬぐえませんが、可能な限り支援活動を続けます。季節の変わり目、どうぞご自愛くださいませ。


2025年3月18日 認定NPO法人 パレスチナ子どものキャンペーン