冬の教育募金について
CFCでは、この14年で累計8,000名以上の子どもたちにスタディクーポンを届け、2,000名以上の子どもたちの進学をサポートしてきました。
その一方で、長期化する物価高騰により、経済困窮家庭では教育費を削らざるを得ない状況になっています。当法人が今年行ったアンケート調査では、約8割の経済困窮家庭が「子どもの学習への支出をあきらめた」と回答しています。
特に進学を控えた受験生にとって、学習塾などで学ぶ機会はその後の人生を左右しうるものですが、子どもたちからは「ひとりでの勉強に限界を感じているが、家の経済状況が心配で、必死で働いている親に『塾に行きたい』と言えずにいる」といった声が多く寄せられています。
この状況を受け、CFCでは「冬の募金」を開始します。物価高騰は今後も続く恐れがあり、経済困窮家庭の子どもたちへのさらなる支援が必要です。子どもたちが学びを諦めることがないよう、「冬の募金」にご協力をお願いいたします。
ご家庭から、切実な声が寄せられています
「物価高騰も大きな負担で、養育費もない状態で、日々生活するのに精一杯です。大学進学は諦めて貰いたかったのですが、息子は勉強が好きで、ずっと真面目に勉強しており、奨学金で大学に行こうと必死です。本来なら塾に通わせてあげたいのですが、難しい状況です」(ひとり親の保護者)
「受験生なのに、勉強が苦手で、定期テストもなかなか点数が取れません。分からないところが分かっていない状態です。絶対に来年公立校に行かないと家計も苦しいです。進学のことが一番心配です」(受験生2人の保護者)
■「冬の募金」概要
・募金期間:2024年11月22日~2024年12月27日
・目標金額:500万円
・寄付金使途:経済困窮家庭の受験生を対象としたスタディクーポン事業に使用(学年を限定しない寄付も選択可能)
企業・団体での支援について
社会貢献活動やSDGsへの取り組みの一環として、寄付や、社内での募金箱の設置、社内ポータルへの掲載等にご協力ください。お問合せ先:CFC東京事務局( info@cfc.or.jp )
昨年スタディクーポンを利用した高校1年生(兵庫県)の声
この度はクーポンをくださり、本当にありがとうございます。おかげで塾に通うことができました。
塾に通う前は英語が苦手だったのですが、塾に通ってからはテストの点数も上がり、入試ではなんと95点を取りました。もちろん塾の先生にも感謝しておりますが、このような機会を与えてくださった支援者の皆さまにとても感謝しています。
私が目指している学校は、もう少し勉強をがんばらないと…という範囲でした。行きたい塾に金銭的にも通えないし、どうしようと困っていたところ、このクーポンが届きました。このクーポンがあったおかげで、たくさん学べて志望校に合格することができました!
今ではたくさんの友達ができ、勉強に励んでいるところです。大変なこともたくさんありますが、志望校に通えて本当に良かったです。高校生活、がんばります。