長引くコロナ禍や物価高騰により、経済的な理由で習い事や塾を辞めざるを得ない子、NPO等が開催する体験活動への参加を躊躇する子が増加しています。そこで私たちは「子どもの今と未来を支える基金」を、「体験の格差」という昨今顕在化しはじめた子どもたちの課題解決に活用したいと考え、2023年2月6日から3月31日までクラウドファンディングを行い115名の方から総額1,493,000円をご寄付いただきました。そして、2023年度にはこのご寄付を原資に助成プログラムを実施し、多くの子どもたちに「体験」や「学び」の機会を提供することができました。しかしながら、経済的困難を抱える家庭を取り巻く環境は依然として厳しい状況にあり、子どもたちの格差も深刻さを増していくと考えられます。2024年度も引き続き「子どもたちの体験の格差の解消」をテーマに助成プログラムを実施するために、皆さまからのご寄付を募ります。
2025-05-16 17:10
【ご報告】3団体の事業が終了しました!(経済格差を「体験の格差」につなげないための助成プログラム)
公益財団法人ちばのWA地域づくり基金です。
2023年2月~3月、2023年12月~2024年3月に実施した寄付キャンペーン「経済的困難を抱える家庭の子どもたちの未来を支えたい」でご寄付くださいました皆さま、ご関心をお寄せいただいた皆さま、誠にありがとうございました。 お預かりしたご寄付を原資とした助成プログラム(子どもの今と未来を支える基金2024年度助成)は、2025年3月31日をもって3団体全ての事業が終了いたしました。 事業を終えた各団体からは報告書といっしょに事業に参加した子どもたちの楽しそうな様子が届いています。 本日は、各団体から届いた報告と寄付者の皆さまへのメッセージ、活動の写真をご紹介します。
経済的困難を抱える家庭の子どもたちが未来をあきらめることなく成長するには、豊富な体験や学びを通して「非認知能力」を獲得することが重要であると考え実施した本助成プログラム。選考委員からの「経済的困難を抱える家庭の子どもたちに参加してもらうためのアプローチに工夫を」「本事業を通して非認知能力をどれだけ引き出せたのか・何が効果的だったのかを検証してほしい」という難易度の高い要望に、真摯に向き合ってくださった団体もあったようです。
本助成プログラムは、ご寄付くださったお一人おひとりの想いで実現したものです。一人でも多くの子どもたちに豊かな体験と学びが届くよう、事業が継続されることを心から願っています。



各団体の報告についてはこちらからご覧いただけます。
公益財団法人ちばのWA地域づくり基金
