カンボジアの子どもたちに質の高い教育を｜理科室を新設して教育環境を整える！

幼稚部　宮田歩実
「みんなで一緒に育ちながら、共にこの学校を作り上げていきたい」

カンボジアの子どもたちはいつもいろいろなことに積極的でとても挑戦心が強い子が多いです。またみんな人懐っこいです。笑顔がとてもキラキラしています。

幼児期は子どもの性格や考え方の基盤となるとても大切な時期です。日本の幼稚園では遊びを通して主体性や思考力、コミュニケーション力を培い、また生活習慣を含め生きる力の基礎をとても大切にしています。しかし、カンボジアでは歴史的な背景もあり、それよりも文字や数字がかける、といった小学校の前の教育というイメージが強く、先生の考え方もそれが一般的です。

子どもたちは遊びの中で大人が驚くほどたくさんのことを学んでいます。この学校のカンボジアの先生もそれに少しずつ気づき、生きる力の基礎を大切にしてくれた教育を少しずつしてくれています。

私はカンボジアに来て人や物に感謝するようになりました。そしてカンボジアで「共に育つ」ということができたらと思っています。生徒や先生、保護者、事務局、そして支援者の皆様、みんな一緒に育っているのではと思います。これからもみんなで一緒に育ちながら、この学校を作り上げていきたいと思っています。