活動・団体の紹介
CLACKは、生活困窮、ひとり親、不登校、いじめを受けた経験、外国ルーツ、発達障害といった経済的理由や様々な環境要因で困難を抱える高校生を対象に、デジタルを活用した伴走支援を行っています。
これまで、プログラミング体験会、放課後居場所カフェ、プログラミング学習支援・キャリア支援教室「Tech Runway」などの活動を通して、たくさんの高校生と出会ってきました。
※CLACKの考える社会課題、活動内容については、こちらをご覧ください。
活動の背景、社会課題について
そんなたくさんの出会い、関わりの中で見えてきた現実があります。
- 家庭の経済的な理由から、放課後や休日はアルバイトで忙しい生徒
- 発達障害の特性があり、短期間ではなくじっくりと学んでいくのが適している生徒
- 学校の学習やテストについていけず、新しいことを学ぶことに対して前向きになれない生徒
- 食事や生活がままならない状況にあるが、身近に頼れる大人が少ない生徒
こういった高校生たちと出会い、「継続的に、子どもたちにあった形で関われる場所」が必要と考えた結果、中学生も高校生も放課後に自由に過ごせる新しい居場所「よどがわベース」を立ち上げることにしました。
活動内容の詳細、実績について
よどがわベースは、CLACKの強みである「デジタル」を存分に楽しみ、自由に過ごせる新しい居場所です。
3Dプリンタやレーザーカッター、ゲーミングPC、大画面でeスポーツができる設備などのハード面はもちろん、動画編集やWebデザイン、プログラミング、3Dモデリングなど、それをサポートできるCLACKメンバーが常駐することで、ソフト面の学びもサポートします。
また、デジタルに限らず、推しの子や葬送のフリーレンといった流行りものを始めとした300冊以上の漫画や多様なボードゲーム、ゆっくりくつろげるソファなど、デジタル関係のこと以外でものんびりできるスペースも用意しています。
よどがわベースを楽しみつつ、ふとしたときに身近な大人に悩みを吐き出せる居場所。
イメージとしては、中高生の創造性を伸ばすラボであり、学校の壁を超えて近い世代とつながるギルドであり、なにかあったらいつでも戻ってこられるセーブポイントでもある場所。そんな空間にしていきたいと思っています。
寄付金の使い道について
よどがわベースパートナーの皆さまからいただいたご寄付は、3Dプリンタやレーザーカッターの素材、デジタル機器を学ぶための教材費、中高生に提供する食事代などを含む、よどがわベース運営に必要な経費全般に充てさせていただきます。