自己紹介

一般社団法人こどもドリームデザイン、代表理事の中原美知子です。
私たちは、「子どもたちが自分の未来を自由に描き、その夢をあきらめずに追いかけられる社会をつくる」ことを目指して活動している非営利団体です。
この団体を立ち上げるきっかけとなったのは、私自身がこれまで歩んできた道のりの中で、多くの若者やスタッフの成長を間近で見てきた経験からでした。
美容業界でのスタッフ育成を通じて、人が夢を持ち、前に進むためには、目標や仲間、そして「自分の可能性を信じる力」が必要だと強く感じてきました。
しかし現実には、夢を語る前に「どうせ無理」「うちにはお金がないから」と、子どもたち自身が可能性にフタをしてしまう姿が多くあります。
その背景には、家庭の事情、地域の環境、そして社会の価値観があります。
私はこの現実を、社会全体で変えていきたいと強く思いました。
たとえ壁にぶつかっても、「君ならできる」と背中を押してくれる大人がそばにいれば、人は何度でも立ち上がれます。
そしてその経験が、子どもたちの中に「諦めない力」を育みます。
未来を担う子どもたちの現状

今の子どもたちは、私たち大人が思っている以上に多くの困難と不安の中にいます。
進学、将来の進路、友人関係、家庭環境、そして自己肯定感の低さ。これらは、単なる個人の悩みではなく、社会全体の課題でもあります。
特に深刻なのは、「夢を語る前に、諦めることに慣れてしまっている子どもたち」が増えていることです。
「うちはお金がないから無理」「どうせ自分にはできない」と、年齢にそぐわないあきらめの言葉が、小学生の口からも自然に出てきます。
また、少子化が進む一方で、子ども一人ひとりに向き合う時間や大人の余裕が足りていない現状もあります。
学校や家庭だけでは十分にカバーしきれない課題が山積し、社会全体が子どもたちにとって「安全で自由な挑戦の場」を提供できていないのです。
こうした現代の子どもたちが抱える課題に対して、私たちこどもドリームデザインは、多様な角度からの支援を行なってまいります。
これらの活動を通じて、子供たちが自らの未来を自由に選び、挑戦し続けることのできる社会を作っていきたいと考えています。
こどもドリームデザインのビジョン・ミッション
私たちこどもドリームデザインの願いは、「すべての子どもが、自分の人生に希望を持ち、夢を描き、挑戦し続けられる社会」を実現することです。
子どもたちが未来にワクワクしながら、自分らしい道を歩んでいけるように。
そのためには、単に教育やスキルを与えるだけではなく、「自分には価値がある」と心から信じられる経験が必要だと私たちは考えます。
私たちが掲げるミッションは、以下の3つです。
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子どもたちの「夢を見る力」と「夢を語る力」を育むこと
家庭や学校だけでは得られない、社会とつながるリアルな体験を通して、自分の可能性に気づく機会を提供します。 -
子どもたちの挑戦に伴走する、温かく頼れる大人とのつながりを広げること
経営者、クリエイター、アスリートなど、各界で活躍する大人たちが、子どもたちの背中をそっと押す存在として関わります。 -
「誰ひとり取り残さない」学びと育ちの場を、全国に広げること
経済的な事情や地域の格差に関係なく、すべての子どもたちに公平なチャンスを届けられる仕組みを構築します。
私たちは、子どもたちの育ちを“支援”するのではなく、共に“共育”していく存在でありたいと願っています。
子どもたちの隣に立ち、一緒に未来を描く――そんな社会づくりを、私たちこどもドリームデザインは目指しています。
こどもドリームデザインの事業

1. 「こどもしもし」:子どもと社会をつなぐAIチャットプラットフォーム
「こどもしもし」は、子どもたちの不安や疑問、夢への一歩をサポートするAIチャット型プラットフォームです。
学校でも家庭でもなかなか話せない悩みや、「誰かに聞いてみたいけど、誰に聞けばいいのかわからない」そんな子どもたちの声に、専門家や社会で活躍する大人たちが優しく応える場です。
- 自己肯定感の低さや孤独感に寄り添う、匿名&安心の相談環境
- キャリアや進路、夢の描き方を学べる、オンライン上の“メンター”との出会い
- 自分の気持ちを言葉にする練習ができる、非対面型のコミュニケーション設計
社会の変化が激しい今、子どもたちが**「どこかに頼れる場所がある」**と感じられることは、挑戦する力の土台になります。
こどもしもしは、テクノロジーを活用しながら、子どもたちの心に寄り添う新しいサポートのかたちです。
「Coドリームアフタースクール」:夢と出会い、社会とつながる放課後の学び舎
アフタースクールは、学校でも塾でもない、**子どもたちのための“人生の学び舎”**です。
全国の企業オフィスや共創空間を活用し、経営者やプロフェッショナルたちが「客員教授」として教壇に立ち、リアルな体験を通して夢のタネを届けています。
- 「社長の奢り」で学費はすべて無料。すべての子どもに開かれた学びの場
- 一方通行ではない、子どもと大人の双方向コミュニケーション
- ビジネス・アート・スポーツ・テクノロジーなど、多様なジャンルの大人が登場
子どもたちはこの場で、「自分の知らなかった世界」に出会い、自分の“好き”や“得意”を見つけるきっかけを得ます。
また、ここに関わる大人たちにとっても、自らの経験や情熱を次世代に還元できる“共育”の場として機能しています。
この2つの事業は、オンラインとリアル、それぞれの特性を活かしながら、子どもたち一人ひとりに合わせた支援を提供しています。
そして、子どもが夢を持ち、挑戦し続けられる社会を本気でつくるために、全国へと事業の輪を広げている最中です。
寄付金の使い道について
今回、皆さまからご支援いただいた資金は、すべて子どもたちの未来を育むための活動資金として大切に活用させていただきます。
私たちこどもドリームデザインは、「誰ひとり取り残さない社会教育のインフラづくり」を目指し、民間の力で全国に広げていくためのチャレンジを続けています。
創業支援企業様
