団体概要

コンゴ未来プロジェクトは、アフリカコンゴ民主共和国の孤児支援と同国の魅力と現実を日本に伝えることを目的として2025年4月に設立された任意団体です。日本とコンゴをつなぎ、孤児の自立支援や現地での希望ある未来をつくる活動を目指します。
設立経緯

代表田川志織(島根県出身)は、高校生の頃に国際協力を志しました。短大で英語と国際問題を学び、青年海外協力隊としてガーナで約2年間活動。その後イギリスの大学院で子どもや紛争を研究する中で、深刻な状況にもかかわらず注目されていないコンゴ民主共和国を知り、この国で活動を決意しました。2024年6月に初めて同国を訪問し孤児問題や支援ニーズを調査。その後、2025年4月に任意団体『コンゴ未来プロジェクト』を立ち上げました。現在はボランティアと共に活動を進めています。
活動の背景・社会課題

コンゴ民主共和国は「アフリカの肺」といわれるほど広大な森林や「世界生産の約7割」を保有するコバルトを含む豊富な天然資源をもつ自然豊かな美しい国です。
しかしその一方で1960年の独立以降独裁や紛争など、現在まで様々な問題を抱えている国でもあります。長年続く紛争はコンゴ民で暮らす人々にネガティブな影響を与え続けその被害は年々拡大しています。そんなコンゴ民主共和国は「平和以外に何でもある国」と呼ばれています。
コンゴ民主共和国の紛争の主な原因の1つは、私たちが生活に使うスマートフォン、パソコン、電気自動車などに使われる鉱物資源です。私たちが便利な生活を送るための恩恵を受ける裏側でその代償を払わされているのがコンゴ民主共和国なのです。
そしてそんな紛争の中で親を亡くし、私たちの便利な生活の代償を払わされている孤児たちがこの国にはたくさんいます。
誰からも手を差し伸べられない彼らが安心して過ごせるように、自らの手で自由な未来をつかめるように、そしてこの国の現状を一人でも多くの方に知ってもらえるように、私たちは以下の3つのミッションを基に活動を進めます。
ミッション

①保護のない孤児を養育する
紛争、病気、差別などで孤児となり、誰の保護も受けず路上で、酒、タバコ、ドラッグ、売春などに頼る孤児たちに、リスクの低い生活を提供し、自立できるよう養育(保護+教育)を行います。
②新たな孤児を生まない
コンゴ民主共和国で孤児が生まれる大きな原因は職業機会不足による貧困です。新たな孤児を生まないために、安定したリスクの低い職業機会を提供し、将来的な新たな孤児の発生を予防します。
③コンゴの認知度向上
コンゴ民主共和国の紛争や社会問題は他国と比べほとんど認知されておらず、それが状態悪化の一因となっています。この国の課題、そしてポジティブな魅力を発信し、認知度向上を目指します。
活動

コンゴ未来プロジェクトでは、ミッション実現のために以下の活動を目指しています。
①誰の保護も受けず長年ストリートで生活し、酒、たばこ、ドラッグ、売春など、リスクの高い生活をしている孤児への
「低リスクな収入源の確保」⇒家庭料理から出る灰を集めてもらう
「自立のための教育提供」⇒灰を買い取る際に自立教育を提供する
「安全ない場所づくり」⇒シェルターを建設する
②親戚間で孤児を養育する伝統文化の回復と、将来孤児を生むかもしれない貧困家庭削減のために、貧困家庭の親への
「安定した職業機会の提供」⇒集まった灰を使って石鹸づくりをしてもらい給料を支払う
③無関心が課題の一因であるコンゴの認知度を向上させるための
「課題と魅力の発信」⇒各種SNSでの情報発信、イベントの開催など
活動実績

これまでに行った主な活動は次の通りです:
- 2024年6月:コンゴ東部への初回調査
- 2025年1月:ボランティア募集開始
- 2025年4月:任意団体としての活動スタート
- 2025年5月:オンラインでの孤児院支援開始
- 2025年10月:クラウドファンディング「現代のはだしのゲンを救いたい!」で 目標金額を153%達成(約230万円)
- 2025年11月:コンゴの首都キンシャサでの調査
これらの実績は、支援者の方々とともにつくり上げた成果です。
寄付金の使い道について
いただいたご支援は、以下のような形で使わせていただきます:
- 現地でのプロジェクト実施費: 灰の買い取り料金、スタッフへの給料、施設建設費など現地での支援活動実施のため
- 情報発信費: コンゴの現状を伝えるメディア制作、イベント開催、取材費、移動費などコンゴの魅力と課題発進のため
- 運営費: 現地調査費、備品費、宣伝費、通信費、謝金など団体活動を継続するため
いただいたご寄付は1円も無駄にせず、コンゴの保護のない孤児の支援とコンゴの情報発信のための団体活動に責任をもって使わせていただきます。
まだまだ規模も人員も経歴も少ない私たちですが、これまで支えてくださったお一人お一人のおかげで少しずつ一歩ずつ活動を進めることができています。どうか理不尽を一身に受けるコンゴ方々の為に活動する仲間になっていただけませんか?
代表者メッセージ

代表 田川志織より
私が孤児の支援の活動を考えたのには日本の平和教育の中で戦災孤児について学んだことが大きな要因の1つになっています。
はだしのゲンや火垂るの墓や原爆資料館で見た子どもたちの姿は決して過去ではなく、現在も場所を変えて存在しているのだと気付いたとき、紛争孤児の支援に携わりたいと思うようになりました。
コンゴ民主共和国の人々、特に子どもたちは私たち先進国が便利な生活をするための代償を払わされ続けています。私たちはこの国の問題に決して無関係ではありません。
生活や自由や家族を理不尽に奪われているコンゴ民主共和国の人々のために活動をするためには、共に支援してくださる方が必要です。
少しでも興味をお持ちいただけましたら、何卒、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

