活動・団体の紹介
平成8年、郡山市在住の母子家庭の仲間が集まってスタートしました。設立当初の活動は、母子家庭同士困った時は助け合うという相互扶助の活動(主に子どもの託児活動)でした。平成19年にNPO法人格を取得し活動も県内全域へと広げ、令和7年に認定NPOとなりました。ひとり親家庭の親子が心豊かに前向きに生きていけるよう、みんなで支えあいながら活動を行なっています
活動の背景、社会課題について
福島のひとり親家庭は、震災・原発事故、新型コロナの流行、物価高と次から次へと困難に見舞われ、その影響から生活困窮となっているシングルマザーが増えています。当団体が2025年4月に会員180世帯に行ったアンケート調査でも光熱費の支払いが滞納し、電気・ガス・水道が止められてしまったという方が24世帯に上り、食事の量や食事の回数を減らしたという切実な声もありました。あるご家庭ではお母さんが勤務していた職場が倒産してしまい、ハローワークで新たに紹介されたのは勤務時間の短いパートの仕事ばかり。仕方なく仕事をかけもちして働いていましたが収入は低く、晩御飯にお子さんが大好きなカレーを作ろうと思っても食費にまわせる余裕がなく少しのジャガイモと玉ねぎしか入れる事が出来ませんでした。お母さんは食費を少しでも削ろうと、自分は食事を1日1食にしていたため栄養失調で倒れ入院してしまいました。
「お肉が入ったカレーが食べたい!」これは中学生の女の子が団体宛に送ってくれた手紙に書かれていた現実の言葉です。
この令和の時代に、お腹いっぱい食事をとることができない家庭が増えています。私たちは今回のプロジェクトにより、ひとり親家庭に温かい心のこもった食事をとってもらえるように、食料を届けます。是非、皆様の温かいご支援をお願いいたします。
活動内容の詳細、実績について
2020年から始まった食料支援も年々支援件数が増加傾向にありましたが物価高の影響により近年では食料寄付量が少なくなったため食料提供活動に支障が出ています。このまま食料寄付の減少が続けば、食料のセーフティーネット機能は停止し、餓死・栄養失調がこれまで以上に急速に広がってしまうことが懸念されます。
以下、2件、当団体への相談事例を紹介します。
〇食料品だけでなく、ガス・電気代の高騰で大変苦しい家計です。仕事は正社員ですが子どもの障害による通院の頻度、子どもの学校行事が重なると休みを取りますが、その分収入が減るし、小さい会社なので給料は高くないボーナスは無いので毎日の暮らしが大変です。そして最近の食料品、特に米の高い事・・・頭をかかえます。
電気代もバカにならず子どもが寒いという時でもストーブやエアコンを我慢し布団で暖をとっている状況です。
〇ここ数年、私の体調が悪いのですがお金がないので病院へ通院できず我慢して日々を過ごしています。様々な事に対して、しんどくて投げ出したくなるときがあります。ですが、いつも支援してくださる皆さんがいて、皆さんと繋がっていると思うと「踏ん張ろう!今が踏ん張り時!母親としての責任がある!とりあえず明日も頑張ってみよう」と力をもらい心の支えになっています。子ども達も、支援物資をとどけてくれるヤマト運輸の方に「いつも届けてくれてありがとうございます」とお礼を言うのも楽しみにしているようです。色々な方に支えられて私たち親子は生きているのだと実感します。
代表者メッセージ
福島県内でも「子ども食堂」が増えていますが、ひとり親家庭の多くが仕事を掛け持ちし時間的余裕がないことから利用している方は少ないのが現状です。私達の団体では生活困窮のひとり親家庭を対象にフードパントリーを毎月実施しています。生活苦から食事の回数を減らしている家庭も増えています。育ち盛りの子どもたちが安心してお腹いっぱい食べられるよう、是非ご協力をお願いします
寄付金の使い道について
福島県内に住む多くの母子家庭が仕事をかけもちして働いております。中には4つ以上仕事をかけもちしている人もいます。毎日時間に追われている状況の為、食料支援は宅配にて行っております。頂きましたご寄付は食料品を送るときの送料等に使わせて頂きます



