コングラント株式会社

【令和6年能登半島地震支援募金】珠洲ファンが集う海の見えるカフェ「Cove」再建を応援したい!

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1月1日の地震により、能登半島の北端に位置するCafe Coveの店舗が被災しました。店主である大畑(谷口)佐知さんは、自身も甚大な被害を受ける中、みんなが帰って来られる場所としてお店を建て直すために活動しています。 Cafe Coveのファンである私たちは、わずかながらも佐知さんを応援したいと考え、クラウドファンディングを立ち上げました。ぜひ皆さまのお力添えをお願いいたします。
2024-08-25 10:00
【あと7日】スタッフメッセージ〜ゆりえさん
いつも応援ありがとうございます! プロジェクトラストスパートを迎えた最後の一週間は、Coveスタッフ(かつファン)である面々から、Coveで過ごした時間や想いについてのメッセージを毎日投稿していきたいと思っています! Coveを知る方はもちろん、直接は知らない方にも、Coveの空気感を感じていただき、「こんなカフェがあるよ」と隣の誰かに話してくださるきっかけになれば有り難いです。

記念すべき第1回目はゆりえさんです。トレードマークの笑顔に癒されるお客さまは数知れず。大好きなワンちゃんを連れたお客様がいらっしゃると飛んで行ってしまうお茶目な一面もある可愛らしい方です。


珠洲市の木ノ浦という小さな集落。そこは湾になっていて、海と山に囲まれた自然豊かな場所です。
そこの端っこ、どんつき、最果てにCafé Coveはあります。

初めまして、田中佑里恵と申します。Café Coveでスタッフとして働かせてもらってます。
少し私の話をさせてください。
私は珠洲生まれ珠洲育ち、今までどこにも出ずにずっと珠洲で暮らしていました。
住んでいるのは蛸島町なのですが、母方の実家が木ノ浦にありまして、小さい頃からよく木ノ浦ばあちゃんの家に遊びにいったり子守をしてもらったりしていました。チラシの裏に絵を描いたり、フナムシを追っかけたり、猫に追っかけられたりしていました。

大きくなるにつれ、木ノ浦へ行くことは減りました。
お盆、祭り、じいちゃんばあちゃんの誕生日、正月は行ったり行かんかったり。(冬の風が本当にやばい)
それ以外に行く理由がなかったんです。遊ぶところもお店もないし、景色は見すぎて飽きちゃったし。

でも、社会人になったときのこと。
木ノ浦にあった、ずっと閉まっていた海の家が空いていて、確か期間限定のお店になっていた。
そこで食べたひよこ豆のカレーが美味しかった。
そのうち、「Cove」という看板が外に置かれ、手書きのメニューにはたくさんの食べるものやドリンクが。
お店の人も、田舎っぽくなく都会的すぎてもいない、程よくナチュラルでオシャレで可愛い。
店内も開放的で木の感じも素敵で、置かれているクッションやブランケット、小物も可愛くてとっても好みだった。
今までの珠洲には無い、素敵なお店が爆誕していた。
あっという間に私はその場所が大好きになりました。

なんと言ってもお料理がすごく美味しい。
野菜もりもりのランチは副菜に山菜(若い人があまり食べなさそうなものというイメージ)が入ってるのに、それすらオシャレに見える。逆にオシャレ、みたいな。器も可愛いし、そして味付けもめちゃくちゃ優しくて美味しい。そして食べたことない副菜もあって、それらがどれも本当に美味しくて。Coveのランチ食べてから、ナンプラーとパクチーが大好きになりました。

行くたびに季節に応じてランチの中身が変わっているので毎回ランチを頼んでしまうのですがサンドイッチとキッシュもこれまた絶品で。Coveの定番にもなっているお揚げと味噌とジンジャーのサンドはビビるくらい美味しいです。甘いお味噌とジンジャーの組み合わせがもうなんとも…今まで食べたことない味わいです。キッシュも熱々のトロトロで…えっ!食べたらもう無くなっちゃった…もう一つ食べたい!と、おかわりしたくなります。食べたことのある方ならこの気持ち、分かりますよね?
この後ケーキ、ドリンク、と行きたいところなのですがなんだかめちゃくちゃ長くなりそうなので一旦ストップします。

目の前が海な開放感も素晴らしいのですが、私は店内の方に目が行きがちでした。年月が経ちいい感じの風合いになった木の壁や柱、一部だけ青い壁、あたたかい色味の間接照明、レジカウンターのどっしりとした素敵な棚、物販に並んであるお菓子や雑貨、佐知さん一押しで実際にお料理でも使っている調味料など、どこを切り取ってもひたすら好みな感じで。そんな居心地の良い店内から見る見慣れた木ノ浦の海は、とてもキラキラしていて特別感がありました。

私はスタッフになってから、Coveのことをどんどん知っていきました。
佐知さんはどういう人で、どんな考えで料理を作っているのか。

「食いしん坊だから、食材を無駄にせず余すことなく全部使い切りたい。そんで目の前のお客さんのお腹を満たしてあげたい」

普通なら捨てちゃう材料もひらめきで美味しい食べ物にするのも、お客さんが最後まで美味しく満足して食べられるよう優しい味付けなのも、あのランチプレートにはそんな佐知さんの優しく強い思いがこもっているんだと実感しました。
ドリンクのシロップも、タルトやキッシュの生地、スコーンも全部手作り。
それらを作るのを傍で見て、お手伝いしてきて気づいたことがあります。
佐知さんの頭の中で思い描いているものがその手で作られ、それがみんなの口を通して体の中へ入っていき、表情や言葉でこちらに返ってくる。そうやっていろんな人の感情が、あの店内にはたくさん巡っている気がするなぁと。
あたたかくて軽やかで、とても落ち着く。元気が出てくる。
佐知さんの思いや料理を通して創り上げられるこの空間が大好きです。
私がお客さんのままじゃ、こんなことは絶対に感じられんかったよなぁ。

そして仕込みの時、閉店後のお茶する時、佐知さんやスタッフの方とお喋りタイム。これは本当に私にとって大切な時間でした。
私以外の方は皆さん市外や県外の生まれの方たち。珠洲から出たこと無い私はいろんな物の見方や考え方を教わって刺激を受け、後ろ向きな私は随分と前向きになりました。Coveがなかったら、今の私はおらんと思います。本当に。

お客としても、スタッフとしても、Coveはすごく魅力的なお店です。
佐知さんはよく、「このロケーションだから良いんだよ」と言いますが、確かにそれもそうなんですが、私は「Coveがあるから良いんですよ!」と力強く言いたい

お店に来た事がない方は、きっと一度来てみたら分かるかも。来る度により実感できるはず。
お店が再建したら、ぜひいらしてください。
共感してくれる人が一人でも増えたら嬉しいです。



Coveでの情景がまざまざと思い起され、端々からあふれる愛にジーンとしてしまいました。ひとりでも多くの方に届きますように。




\\シェアが応援!情報拡散がCove再建の応援になる!//

1月1日の地震により、能登半島の北端に位置するCafe Coveの店舗が被災しました。店主である佐知さんは、自身も甚大な被害を受ける中、みんなが帰って来られる場所としてお店を建て直すために活動しています。
Cafe Coveのファンである私たちは、わずかながらも佐知さんを応援したいと考え、クラウドファンディングを立ち上げました。ぜひ皆さまのお力添えをお願いいたします。

目標金額:600万円
期間:~8/31
https://congrant.com/project/congrantsupport/11999...

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6月から続いてきたクラウドファンディングもいよいよ残り一週間。今月で終了となります。私たちこのクラウドファンディングで目標支援金額の到達だけでなく、〈Cafe Coveをひとりでも多くの方に知っていただくこと〉を目標に掲げ挑戦を続けています。より多くの方にこのプロジェクトを知っていただき、奥能登のさいはてにあるCafe Coveを通して能登に思いを寄せてくださる方が1人でも増えることが、店主の佐知さんの願いです。
どうかシェアで拡散をよろしくお願いします。

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