セブ島の最貧困地区と呼ばれる、ゴミ山や墓地に住む子どもたちは、毎日まともな食事すら口にすることができません。
中には、食事を求めてゴミ山や墓地を歩き回る子どもたちもいます。そんなお腹をすかせた子どもたちに、食べ物を与えても全てを食べようとはしません。少しだけ自分で食べて、残りは家で待っている兄弟や親のために持ち帰るのです。
子どもたちは、自分だけでなく家族を守るために、日々必死に生きています。
セブ島の最貧困地区と呼ばれる、ゴミ山や墓地に住む子どもたちは、毎日まともな食事すら口にすることができません。
中には、食事を求めてゴミ山や墓地を歩き回る子どもたちもいます。そんなお腹をすかせた子どもたちに、食べ物を与えても全てを食べようとはしません。少しだけ自分で食べて、残りは家で待っている兄弟や親のために持ち帰るのです。
最貧困層の子どもたちが、その現状から抜け出すためには「教育」が何よりも大切です。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により、フィリピンでは2020年3月から対面授業が全面禁止されました。
パソコンもインターネットも、電気すらない家に住む子どもたちは、オンライン授業を受けることができません。モジュラー授業と呼ばれるプリント学習においても、周囲に教えてくれる大人がいないため、学びの機会を長期間失っていました。
2022年11月から、およそ2年半ぶりに対面授業が再開されることになりましたが、制服や学用品を購入することができず、入学を諦めてしまう子どももいます。
現在、セブでも最貧困地区といわれる2か所のゴミ山、墓地の3か所で75名の子どもたちに、教育の機会を提供しています。
最貧困地区では、小さなころから犯罪に手を染めてしまう子どもたちがいます。そのため、ラーニングセンターでは勉強だけでなく、道徳や倫理を教えています。さらに、子どもたちにスナックや軽食を提供することで、子どもたちの健康管理も行っています。
これらの最貧困地区では、子どもたちが働くことで生活が成り立っている家庭もあります。そのため、子どもたちがラーニングセンターに通うことで、家族に負担が生じないように、無遅刻無欠席で参加した子どもたちにはお米の配布も行っています。これにより、子どもたちがゴミの中から売れるものを探すよりも、ラーニングセンターで勉強をしていた方が確実に食べ物を得ることができるようになります。それが子どもたちのモチベーションアップにもつながっています。
貧困層が貧困から抜け出すことができない原因のひとつが「正しい選択」ができていないことにあります。正しい選択をするためには、そのための知識や経験が必要です。そして、知識や経験が十分にあれば意識も変わり、生活に変化が生じてきます。
子どもたちが健全な肉体と精神をもって成長できるように、DAREDEMO HEROでは支援地区の保護者を対象に、必要な知識や経験を提供するための事業を実施しています。
フィリピンでは台風や大規模火災などの災害が頻繁に発生し、貧困層の生活を悪化させています。
フィリピンでは、日本のような社会保障制度が整っておらず、さらに貧困層は貯蓄や保険がありません。そのため、災害時に自分たちの力だけで生き抜くことが非常に難しいです。そのためDAREDEMO HEOでは、発災直後にその日生きるための「緊急支援」と、そこからの復興を目指した「自立支援」を行っています。
2020年からは新型コロナウイルス感染症による規制に苦しむ貧困層のために、さらに2021年末に発災したスーパー台風の被害者に対しても大規模な支援活動を展開しました。これらの活動は、現地行政と連携をとって行っています。
セブには緊急に治療を必要とする子どもたちがたくさんいます。「すべての命を救うことはできないが、目の前の命を救いたい」そんな理念をもって、治療を必要とする子どもたちの支援を行っています。
セブの最貧困地区には、日々の食事や日用品が慢性的に不足しています。支援地域で、日本から頂いた支援物資の配布と共に、栄養バランスがとれたメニューでの炊出しを定期的に行っています。
DAREDEMO HEROは「ご支援いただく方々」と「支援を必要とする人々」の間をつなぐ架け橋となる活動を行っています。両者が共にHAPPYになれるような活動を目指しています。
皆様のご支援により、1人でも多くの子どもたちに、明るい未来が訪れるよう、これからも活動を続けていきます。皆様の温かいご支援よろしくお願いします。
DAREDEMO HEROでは、1,000円からご支援を受け付けております。皆様の温かいご支援よろしくお願いします。
【1,000円でできること】
【10,000円でできること】
一年の終わりに、考えたいのは未来のこと。
もっと楽しい未来。もっと優しい未来。
もっと平和な未来。もっと多様性が認められる未来。
そんな未来を手にするために、あなたの気持ちを寄付にしよう。
寄付は意思、寄付は投資、寄付は応援、寄付は願い。
寄付で未来は変えられるのです。
だから、「Giving December」。
一年の終わりに、未来を考え寄付をする。そんな習慣を、はじめたいと思います。
欲しい未来を叶えてくれるさまざまな取り組みに、あなたの想いを託しましょう。
さあ、年の終わりに、新しい「寄付」がはじまります。
寄付月間とは
寄付月間(Giving December)は、NPO、大学、企業、行政などで寄付に係る主な関係者が幅広く集い、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるために、12月1日から31日の間、協働で行う全国的なキャンペーンです。