2025年9月末に発生したマグニチュード6.9の地震に続き、11月には台風25号がフィリピン・セブ島を直撃し、記録的な豪雨と洪水によって甚大な被害をもたらしました。
家屋が流され、奨学生の中にも自宅を失った子どもたちがいます。事務所周辺でも行方不明者の捜索が続き、島全体が深刻な危機に直面しています。
DAREDEMO HEROでは、これまで進めてきた「地震被災地支援」を基盤に、今回の台風被災者支援へと活動の範囲を拡大します。
食料・水・医療品などの緊急支援に加え、被災した学校や地域への教育・生活支援を通じて、人々が再び安心して暮らせる環境を整えていきます。
皆さまからお預かりするご寄付は、セブ島全域で被災した人々の命と生活を支えるために大切に活用させていただきます。どうか、立て続けに災害に見舞われたセブ島の人々に、希望と再生の力を届けるために、ご支援をお願いいたします。
2025-11-19 14:16
【活動報告：長靴の緊急配布と今後の復興支援について】
地震と台風による被害が続くタランバン地区では、住居周辺が依然として泥に覆われ、住民は危険な環境下で片付け作業を続けています。
泥水の中にはガラス片や釘が沈んでおり、細菌感染や負傷のリスクが高いため、長靴のニーズが非常に高い状況でした。
市内で品薄となる中、郊外の店舗から調達し、避難所で生活する160世帯に長靴を配布しました。
住民からは「これで安心して片付けができる」と大変喜ばれています。
今後は、被災家屋を清掃・復旧するための道具を揃え、地域住民が共同で利用できるレンタルシステムを整備し、自立的な復興を後押ししてまいります。
