2025年9月末に発生したマグニチュード6.9の地震に続き、11月には台風25号がフィリピン・セブ島を直撃し、記録的な豪雨と洪水によって甚大な被害をもたらしました。
家屋が流され、奨学生の中にも自宅を失った子どもたちがいます。事務所周辺でも行方不明者の捜索が続き、島全体が深刻な危機に直面しています。
DAREDEMO HEROでは、これまで進めてきた「地震被災地支援」を基盤に、今回の台風被災者支援へと活動の範囲を拡大します。
食料・水・医療品などの緊急支援に加え、被災した学校や地域への教育・生活支援を通じて、人々が再び安心して暮らせる環境を整えていきます。
皆さまからお預かりするご寄付は、セブ島全域で被災した人々の命と生活を支えるために大切に活用させていただきます。どうか、立て続けに災害に見舞われたセブ島の人々に、希望と再生の力を届けるために、ご支援をお願いいたします。
2025-12-15 15:15
被災地の現状と復興に向けた継続支援について
被災地の現状についてご報告します。
事務所近くの避難所は、度重なる閉鎖の危機を乗り越え、現在も約100世帯の方々が避難生活を続けています。多くの住民は、壊滅的な被害を受けた自宅跡に戻り、片付けや再建を進める予定ですが、電気が使えない状況や不衛生な環境が大きな課題となっています。
DAREDEMO HEROでは、発電機や高圧洗浄機を設置し、泥の除去や清掃作業を支援しています。
一方、事務所から離れた被害の大きい地域では、すでに避難所が閉鎖され、住民は簡易テントでの生活を余儀なくされています。
私たちにできることは限られていますが、被災者が希望を持って復興に向かえるよう、今後も現地に寄り添った支援を継続してまいります。



