2025年9月30日午後9時59分、セブ州北部ボゴ市沖を震源とするマグニチュード6.9の強い地震が発生しました。震源の深さは5キロと浅く、セブ州北部のボゴ市やメデリン町などで震度7(日本の震度5程度)を観測。教会や住宅の倒壊、道路の損傷、がけ崩れが相次ぎ、1日正午時点で69名が死亡、186名が負傷しました。セブ州および複数自治体が災害非常事態を宣言し、貯水池の崩壊や停電により水や食料の不足が深刻化しています。
当団体DAREDEMO HEROの拠点があるセブ市では大きな被害はなく、スタッフや支援する子どもたちの安全も確認されています。しかし、震源に近い北部の山間部や幹線道路から離れた地域では支援が届きにくく、今も多くの人々が命をつなぐために必要な物資を待っています。
私たちは現地の状況を調査し、物資を届けるべく、調査を開始いたしました。皆さまの温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。
2025-10-14 18:35
【活動報告】Kal-anan小学校へのテント寄贈について

明日、10月14日、Tabogon町のKal-anan小学校に大型テント7基を寄贈する式典を行います。
9月30日に発生したセブ島沖地震の後も、余震や新たな地震が続いており、視察時よりも校舎や体育館の損傷がさらに進んでいます。
現在も多くの人々が避難生活を送っており、特に小学校は避難所として重要な役割を担っています。
避難されている方々が少しでも安全で、安心して過ごせる環境を整えるため、DAREDEMO HEROでは早急に準備を進めてまいりました。
このテントは、避難者のシェルターとして使用されるほか、今後授業が再開された際には仮設教室としても活用される予定です。
明日の式典の様子は、改めてこちらでご報告いたします。
皆さまの温かいご支援とご協力に、心より感謝申し上げます。