2025年9月末に発生したマグニチュード6.9の地震に続き、11月には台風25号がフィリピン・セブ島を直撃し、記録的な豪雨と洪水によって甚大な被害をもたらしました。
家屋が流され、奨学生の中にも自宅を失った子どもたちがいます。事務所周辺でも行方不明者の捜索が続き、島全体が深刻な危機に直面しています。
DAREDEMO HEROでは、これまで進めてきた「地震被災地支援」を基盤に、今回の台風被災者支援へと活動の範囲を拡大します。
食料・水・医療品などの緊急支援に加え、被災した学校や地域への教育・生活支援を通じて、人々が再び安心して暮らせる環境を整えていきます。
皆さまからお預かりするご寄付は、セブ島全域で被災した人々の命と生活を支えるために大切に活用させていただきます。どうか、立て続けに災害に見舞われたセブ島の人々に、希望と再生の力を届けるために、ご支援をお願いいたします。
2025-10-16 09:16
Kal-anan小学校へのテント寄贈式を開催しました
10月15日、地震の被害が大きかったTabogon町Kal-anan小学校で、テント寄贈式を行いました。
DAREDEMO HEROでは、9月30日の地震発生後から現地調査を行い、この小学校を重点支援地域として支援を進めてきました。地震の後も余震が続き、校舎や体育館の損傷がさらに進む中、避難している人々が少しでも安全に、安心して生活できるよう、早急に4基のテントを設置しました。
残りの3基についても、設置場所が確保でき次第、順次設置を進めていきます。
寄贈式には、100名を超える生徒や保護者の皆さんが集まり、笑顔と拍手に包まれながら、共にこの新しい一歩をお祝いしました。このテントは、現在は避難所として使用され、授業再開後には子どもたちの仮設教室として活用される予定です。
皆さまからの温かいご支援が、確実に現地の希望へとつながっています。心より感謝申し上げます。



