民際センターが支援しているラオスとカンボジアでは、子ども向けの本が不足しています。特に首都のビエンチャンやプノンペンから遠く離れた地方では読む本が教科書だけという子どもたちも多くいて、読書の機会が与えられていません。そのような状況を受けて、子どもたちの豊かな想像力と思考力を育むために、民際センターでは、ラオスとカンボジアの支援地域の学校に書籍を届ける「図書支援プロジェクト」を実施し、子どもたちが少しでも本に触れる機会を増やす活動をしています。このプロジェクトでは、日本製の本を贈るのではなく、ラオス語やクメール語(カンボジアの母語)で書かれたその国に昔から伝わる物語や必要な知識を培う本を現地職員が選び、学校に贈っています。本の寄贈を受けた学校では、多くの生徒が初めて見る本に目を輝かせています。
■ 特徴:
①支援者のお名前を本箱や本に記載
支援者名が、ラオスでは本箱に英語・ラオス語で、カンボジアでは本に英語・クメール語で記載され、子どもたちに支援者情報が直接伝わります。「支援者名」はお申し込み者以外でも、連名で記載することも可能ですので、お申し込み時にご指定下さい。
②ラオス・クメール語の本
ラオス事業所・カンボジア事業所が学校の要望を聞き、図書を必要としている学校に届けています。
■ 支援金額:一口 40,000円
活動・団体の紹介
| 前理事長の秋尾が、日本の国際交流の草分けとして、1987年に任意団体「日本民際交流センター」を設立。同年、国際交流に参加したタイの留学生の故郷の村を訪問し、タイ東北地方の村で経済的に貧しくて中学校に就学できない現状を知りました。必要な金額は年間1万円。「これなら私にも支援できる」と奨学金支援をスタート。その村で親しくなった少女の名前をとってダルニー奨学金と名付けました。また、タイ事務局としてEDF(地域開発教育基金)を設立し、タイ東北地方の41人の子どもへの奨学金提供から始まりました。1995年にはラオス事業所、2007年にはカンボジア事業所を設立し、2009年には一般財団法人 民際センターとして、法人化しました。2012年にミャンマーとベトナムの事業所を開設し、2014年には、税制優遇措置が適用される公益財団法人に認定され、メコン地域5か国の延べ約436,000人を超える子どもの教育支援を実現しています。 |
活動の背景、社会課題について
| 教育支援を通して、貧困削減、社会の発展と平和に貢献します。抽象的な概念ですが、逢ったこともない、他の国の子どもに、ダルニー奨学金を提供する。このような気持ちを持ち合わせる方々は、心豊かな魅力ある日本人だと思います。ではなぜ、教育支援をするのでしょうか? 一人の民による、一人の途上国の次世代を担う若者(民)への教育支援は、一人の自立の促進を促し、数が多くなれば、社会の発展に寄与する人材の育成になる。突き止めれば、個人の利益より、地球益を訴求する気持ちではないでしょうか? このような方々が日本社会で増えることで、魅力ある豊かな社会の形成につながると思います。それは「魅力ある豊かな社会の輸出」ともいえましょう。2030年までのSDGsの目標、Quality Educationに向けて、前期中等教育である中学校の教育支援を徹底するとともに、後期中等教育の支援を正式事業として開始しています。 |
活動内容の詳細、実績について
| 【 35年以上】 1987年、タイの子どもの支援から始まり、多くの支援者に支えられ、35年を超える支援を継続して行っています。 【 1:1 】 ダルニー奨学金、HOPE奨学金は、支援する子どもの写真やプロフィールが送られる「1対1」の顔の見える里親型支援です。 【 奨学生の数 】 これまで、ラオス・カンボジア・タイ・ミャンマー・ベトナムの延べ約449,200人の子どもに奨学金を提供しています。 (2025年6月現在) 【 支援者の方々 】 設立以来、約37,000を超える支援者の方々に支えられています。 (2025年6月現在) 【 90:10 】 支援資金の約89%が、全国の個人支援者の方々の寄付、11%が企業・団体からのご支援で成り立っています。 (2025年6月現在) 【 1,800校 】 日本全国 約1,800を超える小・中・高校の生徒に、書き損じハガキ収集などを通じてご協力いただいています。 (2025年6月現在) |
代表者メッセージ
| 民際センターは、経済的に貧しく学校に通えない子どもたちに、教育支援により子どもたちに就学の夢をかなえる国際協力NGOです。 国が国を支援する「国際」支援ではなく、「民」と「民」とを結びつける国際貢献を、私たちは「民際」と呼びます。「民際力」による支援を広く日本に普及し、民の力により、教育支援を通じて、世界の貧困削減と平和構築を目指すことを活動目的としています。 |
寄付金の使い道について
| 民際センターは、活動報告書で、すべての情報を公開しています。 |



