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『こどもたちは未来の財産。あらゆるこどもたちをしっかりと育てなければ未来はない。』 私たちは一過性の支援ではなく、持続的に未来へつながる活動を続け、社会に必要な環境と仕組みを作り上げていきます。 世界こども財団では、こどもたちの未来を共につくる仲間を募集しています。 あたたかいご参加とご協力をお願い申し上げます。
2025-11-25 16:46
大熊こぐまキャンプ in 山梨県道志村を実施しました!
【国内での活動】世界こども財団は、東日本大震災から14年を経て変わりつつある被災地のニーズを汲み取りながら、相馬市・南相馬市を中心に福島県の子どもたちや青少年の心身の健康を維持するための活動を実施しています。今回は2025年7月に実施した、「大熊こぐまキャンプ in 山梨県道志村」の活動報告をお届けいたします。

福島県の大熊町は東日本大震災後、全町避難を余儀なくされましたが、2023年にようやく学校が再開し、こどもたちが町に帰ってきました。しかし、いまだにさまざまな制限の中で生活しており、ストレスを抱えているこどもたちも少なくありません。こうした中、星槎グループが立ち上げた一般社団法人Dream Forest Supportersが、放課後児童クラブ「ゆめの森」を運営し、日々こどもたちの成長を支えています。世界こども財団でも、2023年には遊具やおもちゃなどの寄付を行い、大熊町のこどもたちへ支援を続けてきました。

そして今年の夏、そのつながりから生まれたのが「FGC Presents 大熊こぐまキャンプ in 山梨県道志村」です。7月22日からの2泊3日で、子どもたちを関東近郊のキャンプ場に招待し、思い切り遊び、体験してもらうプログラムを実施しました。学童の先生方とも協働し、大熊町にもご後援をいただきました。31名のこどもたちと職員・スタッフを無事に山梨県道志村のキャンプ場「ネイチャーランド オム」に迎え、カレー作りや花火などを行いました。飯盒炊飯にも挑戦し、うまくいった班、うまくいかなかった班もありましたが、みな楽しんでカレーを作り、分け合って美味しく食べていました。大自然の中を元気いっぱいに駆け回る子どもたちの姿に、心から嬉しくなりました。

2日目は自然観察やマス釣り、川遊び、すいか割り、バーベキュー、キャンプファイアと、朝から夜まで盛りだくさんの一日となりました。星槎国際高校の在校生・卒業生が中心となって起業した「テックラフト」の皆さんも駆けつけ、ドローンでの撮影や、かき氷をふるまいキャンプを盛り上げてくれました。最終日は「ネイチャーランド オム」を出発し、忍野八海や「富士湧水の里水族館」を訪問し、自然や生き物にふれながら学びの時間を過ごしました。

3日間友達と過ごした子どもたちは、最終日にはさすがに疲れが見えましたが、感想を聞くと多くの子が「楽しかった!」と笑顔で答えてくれました。小学校1年生から中学校3年生相当まで、幅広い年代のこどもたちが参加しましたが、家族から遠く離れて、自然の中で友達と過ごす体験は、とても新鮮で貴重な時間となったようです。今後も、子どもたちの笑顔を育む活動を続けてまいります。

より詳しい活動報告はニュースレター (FGCN43号) でご覧いただけます。

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