活動・団体の紹介
NPO法人フラットハートは、2016年にアトリエおからさん、2018年にカフェおからさんを開設した就労継続支援B型事業所です。
横浜市港北区菊名の商店街の一角に2拠点を構え、平均18名が毎日通所しています。平均年齢31歳と若いメンバーが中心で、カフェでの接客・コーヒー豆加工、アトリエでのビーズ・皮製品・刺繍、TikTok編集などのデジタル活動、地域清掃や野菜販売など、多様な活動に取り組んでいます。
「そのままで大丈夫。」という言葉のもと、一人ひとりの個性を尊重し、自分らしいペースで社会とつながれる居場所づくりを続けています。
活動の背景、社会課題について
就労継続支援B型事業所は、一般就労が難しい障害のある方が働く場として全国に広がっていますが、多くの事業所では「生産性」や「工賃の高さ」が重視される傾向にあります。しかし実際には、精神・発達障害のある若者の中には、毎日安定して通所すること自体が大きな挑戦であり、体調や気持ちの波と向き合いながら、少しずつ自分のペースをつかんでいく過程こそが支援の本質です。
おからさんが向き合っているのは、そうした「数字には表れにくい困難」を抱えた方々です。孤立しやすく、社会とのつながりを失いがちな若い世代が、「ここに来れば大丈夫」と思える場所は、まだまだ足りていません。
活動内容の詳細、実績について
おからさんでは、利用者さん一人ひとりに合わせた個別支援計画を策定し、以下の活動を提供しています。
カフェおからさんでは、地域のお客さんと直接ふれあいながら、接客・コーヒー豆の加工・販売を担当しています。アトリエおからさんでは、ビーズアクセサリー・皮製品・刺繍などの手仕事による製品づくりを行い、地元企業からの受注実績もあります。またタブレットを活用したTikTok編集などのデジタル活動も実施しており、若いメンバーの自己表現の場として好評です。
支援体制としては、高い職員対利用者比率を維持し、訪問看護師との連携、朝の個別面談、個別支援計画の定期見直しを実施しています。ランチ会・映画鑑賞会・季節イベントなどの余暇活動も充実しており、「ゆるく、たのしく、つながる」を大切にした運営を続けています。
代表者メッセージ
おからさんに来るメンバーの多くは、これまでの生活の中で「うまくできない」「迷惑をかけてしまう」という経験を重ねてきた方たちです。私たちは、そんな彼ら彼女らに「そのままで大丈夫」と伝え続けることが、支援の出発点だと考えています。
生産性を上げることよりも、毎日ここに来られること。誰かと笑えること。自分の得意なことを見つけること。そういった小さな積み重ねが、その人の人生を少しずつ豊かにしていくと信じています。
手厚い支援を続けるためには、工賃だけでは賄えない部分があるのも事実です。皆さまからのご支援が、利用者さんたちの「のどかな毎日」を守る力になります。どうかおからさんの活動を、応援していただけますと幸いです。
NPO法人フラットハート 理事長 三ツ橋 健
寄付金の使い道について
いただいたご寄付は、以下の用途・目標達成のために活用させていただきます。
① 利用者さんへの工賃引き上げ 現在のおからさんの工賃は月額約5,000円で、神奈川県の就労継続支援B型の平均(約15,000円)を下回っています。手厚い個別支援を維持しながら工賃を引き上げることが、私たちの大きな目標です。
② 活動・環境の充実 カフェ・アトリエの設備維持、デジタル機器の整備、余暇活動の充実など、利用者さんが安心して活動できる環境づくりに使用します。
③ 支援体制の維持 訪問看護師との連携費用や、手厚いスタッフ配置を維持するための人件費に充てます。「のどかに、でもちゃんと支える。」を続けるために、皆さまのお力をお貸しください。



