
子どもや保護者のみならず支援者も孤立せず、早期のアプローチを可能にするかたちを実証。
公的な財政支援がなされていくよう働きかけていきます。
子どもも、保護者も、支援者も!誰も孤立しない仕組みづくりを目指します
本プロジェクト実施にあたり、「GIVING For SDGs」としてソニー銀行さまのご支援をいただけますことを、心より感謝申し上げます。
フリースクールLargoは、経済的な理由からつながれていない不登校の子どもにアプローチするために、生活福祉課と連携し職員やケースワーカーの方々との情報共有する機会を持つようになりました。
また、学校と連携する中で、多忙な先生方が不登校の子どもや保護者への対応に悩まれていることを知るようになりました。
「子どもたちのために」という思いは同じでありながら、様々な制約から思うように支え合えていない現状を変えていきたい。そのはじめの一歩を、皆さんと共に踏み出したいと思っています。
本プロジェクトは、子どもや保護者のみならず、支援者も孤立しない仕組みを構築するとともに、早期アプローチの有効性を実証し、公的な財政支援を働きかけていきます。
奨学金を機に、地域のそれぞれの力のエンパワメントとセーフティーネット構築を目指すLargoの挑戦を、ぜひ応援してください。よろしくお願いいたします。

子ども・家庭を取り巻く2つの課題
全国の不登校の児童・生徒の数は34万人を超え、高校生も加えると40万人を超えます。
また、不登校の小・中学生の約4割がどこにもつながっておらず、経済的な理由から、必要な情報にアクセスすることや自分に合った学びの場を選択できない状況に置かれている子どももいます。
(不登校児童生徒が欠席中に行った学習の成果の成績評価に係る法令改正について/文部科学省 令和6年)
1:不登校の家庭の経済的な負担の高さ

月収が8万円以上減るケースや、「不登校離職」も深刻な課題です。
・子どもの不登校をきっかけに7割の保護者の仕事に影響し、5人に1人が退職や休職
・収入が減った家庭は約4割。そのうち3つに1つの家庭で、月8万円以上の減収
出典:NPO法人キーデザイン2024年2月26日プレスリリース

2:支援が届きづらい状況
加えて、どのような支援があるかが分かりづらい現状があり、子ども・家庭がより一層孤独感を感じる原因となっています。

関係者への聞き取りから、支援を届けられずもどかしい思いを抱えている支援者も多く、本来の力を発揮できていないことがわかりました。
このように、不登校になることにより金銭面をはじめ多くの負担が増えることがデータで示されています。
鎌倉市では『鎌倉市フリースクール等利用児童生徒支援補助金』がスタートしましたが、それでも就学援助の対象家庭にとっては、まだまだ利用料の負担が高く、フリースクール等の居場所に繋がれる家庭は多くありません。
経済的なハードルを下げ、学校外の居場所で安心して過ごしてもらうこと。そして、支援を届けやすい環境をつくることが、子どもや家族の笑顔につながると考えます。
奨学金制度を起点に『支援を届けやすい』地域をつくります

フリースクールLargoで過ごし学ぶ子どもを、2名以上迎えることができます。(減免額により変動)
経済的な理由から、自分らしくいられる場所に繋がることができなかった子どもが、Largoに通うことにより元気を取り戻すことができます。


奨学金制度の創設を通じて関係機関どうしの連携をサポート。
Largoが関わることで、関係機関がフリースクールや不登校について知るきっかけとなり、子どもたちを共に支える仲間として、支援者も孤立させない関係性の構築を目指します。
また、関係性が構築できることで、不登校以外の困りごとを抱えた子どもや家庭の支援にも好循環が生まれることが予想されます。
他市町村での同様の取り組みについても、積極的に協力します。


多くの方に不登校の子どもや家庭が置かれている状況を伝え、ご寄付のほか様々なかたちで応援してくださる方を募っていきます。
そして、本プロジェクトのレポートをまとめ、更なる手厚い財政支援を行政にも働きかけていきます。
「学校に行けない」ことを理由に、苦しんでいる子どもや保護者をみんなで応援し、子どもが安心して自分らしく育っていける地域が全国に広がることを願って、活動していきます。
皆さま、ご協力どうぞよろしくお願いします!
鎌倉あそび基地は、「子どもが真ん中」の居場所づくりに10年以上取り組んできました
ミッション ▷▷ 子どもが真ん中の居場所づくり
ビジョン ▷▷ 子どもたちが、自分の居場所や学びの場を選択できる社会の実現

フリースクールLargo、学童保育ふかふかの運営を柱に、私たち認定NPO法人鎌倉あそび基地は、学校と地域と行政が協力して、子どもたちひとり一人が自分に合った居場所や学びを選択可能とし、多様な大人に出会いながら安心して成長できる社会の実現に向けて、団体の活動を発信し共感の輪を広げてきました。
フリースクールLargoの特色
1. ありのままを認め合いお互いを支え合う居場所
フリースクールLargoは、集団での活動が合わないなど、様々な理由で不登校になり自信を無くしてしまった子どもたちが心の元気を取り戻し、ともに成長をしていく居場所を提供しています。


これまでの利用者は延べ13,000人。相談を含めると16,000人の子どもたち・ご家庭と関わってきました。
“子ども時代”という、かけがえのない時間の中で
あそんだり、学んだり、出会ったり。
世界に一つだけの、子どもそれぞれが持っている”個性”という宝ものを潰さずに
自らのチカラで輝きだす
そんなお手伝いができたらと考えています。
Largoの他にない強みは『はじめの一歩をサポート』することにあると考えています。
元気が無くなってしまい、どこにも行けなかったお子さんが
「Largoなら大丈夫」
「Largoなら安心して過ごせる」と、
少しずつ元気を取り戻していきました。
社会的に孤立しがちな状況にある親と子の両方にとっての「居場所」 であることも大切にしています。
何をしてもしなくても大丈夫。
子どもも大人も過ごせる居場所です。

2.情報ポータルサイト「キミイロ」を活用した情報発信・啓蒙活動
神奈川県教育委員会との協働で制作した、キミイロは年間閲覧者数22,000人(※24年度概算)を誇るサイトです。県内のフリースクール等や学校、教育委員会とも連携しながら運営しています。

連携協議会特別企画「大丈夫を伝えたい」をはじめ、学校に行かないことで将来に不安を感じているお子さん、ご家庭に多様な情報を提供し、安心して自分らしい道を歩んでいけるようにサポートしています。
応援メッセージ








ソニー銀行様より、応援メッセージをいただきました
このたびは「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」へのご参加、誠にありがとうございます。
「子どもが真ん中の居場所づくり」をミッションに掲げ、子育て支援やお子さまの居場所づくりによって地域ぐるみで子育てをする環境づくりを目指す鎌倉あそび基地さまの活動は、たいへん重要な取組であると考えています。
本プロジェクトは、生活保護・就学援助世帯のお子さまを対象にフリースクール「Largo」への入会や利用を補助する奨学金制度を立上げ、これまでアプローチできなかったお子さまのサポートに取組む活動となります。
ソニー銀行は、このプロジェクトが社会問題となっている教育機会の格差の解消につながるとともに、SDGsの目標である「No4 質の高い教育をみんなに」「No10 人や国の不平等をなくそう」「No11 住み続けられるまちづくりを」「No17 パートナーシップで目標を達成しよう」の実現に貢献できることを願っています。
ご賛同いただいた皆さま
木本 明/千田 恵子/長澤 佑美/渡辺 ちい子/高橋 志真
(敬称略・順不同)
行政との連携・民間助成金事業など
2024年度以降の主な実績
神奈川県教育委員会 | 子どもの居場所づくり推進委託事業 |
不登校等の児童・生徒支援に係るメタバース運営等業務委託 | |
学校との連携強化推進委託事業 | |
教育支援センターの総合的拠点機能形成に向けた調査研究委託 | |
神奈川県立青少年センター 青少年サポート課 | フリースペース等相談事業費補助金 |
鎌倉市放課後エンパワーメント プロジェクト | 地域コーディネーター受託 |
ドコモ市民活動団体助成事業 | 幸福度をあげる校内居場所づくり・地域と学校パートナーシップ事業 |
公益財団法人オリックス宮内財団 | 子ども食堂応援プロジェクト2024年度下期助成 |
ニッセイ財団 | 児童・少年の健全育成助 |
2019年度〜2023年度 神奈川県教育委員会との協働事業 | かながわボランタリー活動推進基金21協働事業負担金事業 |
2017年度〜 学童保育ふかふか運営 | 鎌倉市放課後児童健全育成事業 |
2012年6月〜2016年3月 鎌倉市との協働事業 | 鎌倉市梶原子ども会館運営 |
☞全ての実績はこちらから
メディア掲載
NHK首都圏ネットワーク▶
2023/12/25『"学校以外の学び"に公的な支援を』フリースクールを運営するにあたっての課題をコメント
2023/8/23 フリースクールLargoに取材「鎌倉市 フリースクール利用料の一部を補助へ」
鎌倉あそび基地へのご寄付は、税控除の対象になります
鎌倉あそび基地は、認定NPO法人、神奈川県指定NPO法人、鎌倉市指定NPO法人です。
個人の方のご寄付

※控除額には一定の上限額があります。また、所得によっては従来の所得控除方式が有利となる場合があります。詳しくは最寄の税務署にお問い合わせください。
法人のご寄付
法人が認定NPO法人等に寄付をすると、一般のNPO法人に寄付した場合の一般損金算入限度額とは別に、別枠の特別損金算入限度額が設けてられており、その範囲内であれば損金の額に算入することが認められます。詳細は内閣府のページをご確認ください。
このプロジェクトは「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」の認定プロジェクトです
「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」では、寄付決済時に発生する決済手数料をソニー銀行が協賛することで、寄付者の想いがこもった大切な寄付金を全額 NPOに届けます。寄付金の社会への還元性を高めることで、寄付文化の浸透および NPOの社会課題解決に向けた活動を支援することが可能です。
▼GIVING for SDGsの詳細サイト
https://congrant.com/jp/corp/sonybank/givingforsdgs.html
▼ソニー銀行のウェブサイト
https://sonybank.jp/?cid=cf_gf...1
寄付金の使い道について
●対象:就学援助受給家庭
●目標額内訳:入会金 3万円、月額利用料 最大2万円×最大12ヶ月分
目標金額より多く集まった場合には、奨学金利用枠の増設、フリースクールLargoの安定運営と質の向上(体験活動の充実等)に使わせていただきます。プロジェクト終了後、寄付金の使い道は活動報告とともに、改めてご報告させていただきます。
最後に
不登校の子どもたちや家庭を取り巻く状況は、徐々に多くの方に知っていただけるようになってきました。
しかし、まだまだ支援が充分ではなく、多くの子どもたちが辛さを抱えています。
子どもたちが笑顔で暮らせる地域は、大人にとっても暮らしやすい地域のはずです。あなたのご支援が、子どもたちをはじめ地域のミライを変えます。
どうか、このプロジェクトへのご協力をお願いいたします!
お問い合わせ・詳細はこちら: 📩 contact@fukafuka-kamakura.com

金額50,000円 |

金額100,000円 |

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