病気と闘い、辛い思いをしている子どもたちがラオ・フレンズ小児病院(LFHC)で治療を受け、元気に、そして笑顔になった姿を見ることは、ご家族にとってもそして私たちスタッフにとっても、この上ない喜びです。
ラオ・フレンズ小児病院(LFHC)を開院して10年、外来診療のみから開始し、一般入院病棟、救急病棟、手術室、新生児病棟、ICUへと7~8年かけて徐々に活動の幅を広げ、これまでにケアを受けた子どもたちの数はのべ28万人を超えます。
病院という箱物を建てるだけではなく、働くスタッフへ“人を看る”ことができるよう育成し、疾患ではなく"人を看る"、ことを大切にこれまで子どもたちのケアにあたっています。
現地に駐在する代表の赤尾が、訪問看護でフォローアップをしている筋ジストロフィーのB君のことを綴ったレポートにこのような言葉があります。
「ここではできることがとても限られています。できることを探すのが大変です。でも、考えることを止めなければ、できることはあるのです。B君の進行は進んでいます。今後は呼吸の管理が課題になることが予想されますが、一体何ができるんだろうと不安が募ります。でも、考えることは止めません。きっと何か見つかるはずです。」
患者さんひとり一人症状も違えば治療方針も異なります。
諦めるのではなく、できることを考え、目の前の患者さんを我が子のように大切に思って寄り添うチームがLFHCにはあります。
10年で築いてきたことをこれから先に繋げるために、そして、いろんな意味で遠かった医療が少しずつ近づいてきたラオスで、ひとりでも多くの子どもたちの命を繋ぎ、健やかに笑顔でいられるように、冬募金という形で応援いただけたら幸いです。
冬募金を通してお預かりしたご寄付は、ラオ・フレンズ小児病院(LFHC)で治療を受ける子どもたちの医療費や日々の運営費の一部として使わせていただきます。
あなたのご寄付でできること
【5,000円】外来診療約20人分
患者さんの症状を把握するために必要な外来診療約20人分を支援できます。
【10,000円】入院治療費(ICU、新生児室、IPD)1人分
入院治療が必要な患者さん一人分の入院費を支援できます。
【30,000円】検査科の運営費1日分
患者さんの症状把握や適切な治療方針を決めるために必要不可欠となる検査科の1日の運営費を支援できます。
ご寄付には、税制上の優遇措置が可能な領収証を発行いたします。
団体について
フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPANは、「医療・教育・予防」を活動の柱に、アジアの子どもたちへ小児医療支援を行っています。「すべての患者さんを我が子のように大切に」という理念の元、ラオスやカンボジアにおいてこれまでのべ200万人を超える子どもたちに医療を提供しています。
団体WEBサイト:https://fwab.jp/

