ガラパゴス諸島の保全は、1960年代に本格的に始まりました。
1959年、チャールズ・ダーウィンが記した「種の起源」の発刊100周年を迎え、欧米の研究者らが、ダーウィン縁の地であり、生物学的に非常に大きな価値があるとされたガラパゴス諸島の保全を科学的に研究調査するための機関の設立を、ユネスコやIUCNなどに訴え、それら国際機関の援助を受けて「チャールズ・ダーウィン財団」が設立されました。ガラパゴス最初の保全団体でした。
この財団は、1964年に現地に建設されたチャールズ・ダーウィン研究所を運営しており、現在でもガラパゴスの保全科学を牽引する機関として、エクアドル政府管轄ガラパゴス国立公園局への科学的なサポートと先駆的な保全事業を実施しています。
JAGAは、1964年の同研究所の落成式に参列していた伊藤秀三長崎大学名誉教授らが、2005年に同志と共に設立した団体で、日本からの支援を、現地で実際に保全にあたるチャールズ・ダーウィン研究所や島民団体等へ届け、サポートすることを主な活動としています。また、日本とガラパゴスを繋ぎ、日本の皆さんにガラパゴスの貴重な自然や保全への取組を知ってもらい、日本国内の環境活動へ貢献することも目的に掲げています。
現在、JAGAが行っているのは、以下の活動への支援です(一部抜粋)。
■固有植物スカレシアの森林再生と、農家支援
■ペンギン・コバネウ・アホウドリの生態調査
■海洋プラスティックゴミの清掃活動支援(島民の活動)
■環境教育支援(現地の学校への支援)
■チャールズ・ダーウィン研究所図書室デジタル化促進:日本の企業とのコラボ
など。
皆様からの寄付は、これらの活動をメインに、日本国内の自然保護や持続可能性に結果的に資する活動に余すことなく使われます。
これら活動をぜひご支援いただき、ガラパゴスの貴重な自然を守るだけでなく、日本や地球全体の持続可能な社会の構築もサポート頂けたらと思います。
どうか応援をよろしくお願いします!