一般社団法人Happy Tabbyとは
一般社団法人HappyTabby』は、2019年に獣医師 橋本 恵莉子が立ち上げた法人です。
かねてより、猫の過剰繁殖により引き起こされる諸問題や、その解決に奔走するボランティアの方々の姿を目の当たりにし、獣医師がすべきこと、獣医師だからこそできることを模索し、活動してきました。
獣医師の役割として最も重視していることは、1匹でも多くの猫の不妊手術を行うこと。この役割を担うのは、橋本が院長を務める『HappyTabby Clinic』です。そして、『一般社団法人Happy Tabby』はより猫の不妊手術を普及させるため、またより多くの方にこうした活動の必要性を知っていただくため、あらゆる角度から実行していきます。『Happy Tabby』のモットーは、
「獣医師とつくろう! 人も猫も笑顔で共生する社会」。
この理念に基づき、活動してまいります。
なぜ不妊去勢手術の無償化が必要なのか
糞尿被害に困る方、子猫の遺体を見ることが多く心を痛める方々、保護子猫をあまりに多く抱えて困窮する方、猫好きの方と嫌いな方同士の争い・・・・野良猫の過剰繁殖によるトラブルは後を絶ちません。この問題を解決するには、野良猫の数を減らす必要があり、それには不妊手術が不可欠です。
そして、不妊手術を行い元の場所に戻すこと(TNR活動)こそが、一世一代の猫が、他からの猫の流入を許さないまま寿命を迎え、その数を減らしていくという、最も効率的で人道的な野良猫の減らし方のカギなのです。
しかし、野良猫の手術においては、費用がわずかでも必要だと手術の進まないケースが多く見られます。野良猫の手術費用の捻出には、ボランティアさんの大変な労力や、地域住民の理解や合意を得るための長い時間が必要となるからです。しかし、その時間の間に猫は繁殖を繰り返し、あっという間にその数を増やしてしまいます。
野良猫の数を抑えるためには、できるだけ短期間で多くの猫を手術する必要があります。そのためには、手術実施のための大きな壁である「費用」の壁を無くすしかありません。
そこでHappy Tabbyは、助成金基金を構築し、まずはHappy Tabby Clinicでの野良猫不妊手術の無償化を目指します。
次に、多頭飼育崩壊など経済破綻し、手術費用の捻出が困難な飼い猫の手術や、Happy Tabby Clinic以外のスペイクリニックでの手術においても、助成を行うことを目指したいと考えています。
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