1月1日16時10分頃、石川県能登地方を震源とする地震があり、同県輪島市、志賀町で震度7、珠洲市、七尾市などで震度6強を観測しました。
「数千年に一度」と言われる未曾有の地震、また、津波や断水、交通の麻痺といった複合的な困難に見舞われながらも、地震によって奪われた能登の日常を取り戻すために多くの人々が助け合い、復旧・復興を目指してきました。
「みんなでがんばろう」と、半年間の活動を続けた能登・石川に追い打ちをかけるように発生した9月21〜23日の「令和6年9月能登半島豪雨」。
輪島市では24時間で412ミリと、これまでに経験したことのない猛烈な雨が能登を襲いました。
こちらも「1000年に1度」と言われる豪雨。
計り知れない心労と不安が能登全体に広がっていました。
「数百年に一度の大雨が、なぜ大地震が起きたばかりのここで今降るのか。勘弁してほしい」
(輪島市の被災者の声)
二重災害を経験し、複雑性の増す支援ニーズ
二重災害を経験することとなった石川県能登地域では、必要な支援の個別性や複雑さがさらに増し、同時に包括的な支援も求められています。
今も、多くの場所で元のまちなみや生活は帰ってきていません。日常を取り戻すために必要な支援は被災者や場所によって異なり、また変化していくものであるため、時間をかけて1歩ずつ進めていく必要があります。
復興を支える人を、資金と情報で支える
公益財団法人ほくりくみらい基金が立ち上げた本基金は、上記2つの災害に対する石川県内での緊急・復旧・復興支援活動を支援する助成プログラムの原資として活用されます。
日々変わるニーズを随時聞き取りながら、細やかな支援活動を展開できるのが、県内を拠点にした市民活動団体の強みです。
支援を行う人の中には、もともと市民活動を行っていた人ばかりではなく、震災を機に自分に出来ることで力になりたいと立ち上がった人たちが多くいます。また、「支援をする自分自身も被災者」という方も少なくありません。
本基金は、このように復興のために挑戦する全ての人を支えることで、市民の力で災害を乗り越え、より強い地域へと発展させていくことができる仕組みとなることを目指しています。
ぜひ、寄付という形で本基金の取り組みを応援してください。
寄付金の使いみち
お預かりしたご寄付は、令和6年能登半島地震もしくは令和6年9月能登半島豪雨、またはその両方の復興支援活動を行う県内団体等に対し、助成を行うための原資として活用いたします。
・被災者の生活支援活動
・被災地の復興活動
・防災・減災活動
その時々の被災地・被災者のニーズを汲み取りながら助成プログラムを企画し、
公募・審査を経て助成先を決定いたします。
なお、以下の通り、寄付額の一部をクレジットカード決済手数料、および運営費にあてさせていただきます。
運営費:寄付総額の15%
クレジットカード決済手数料:1.5%〜3.6%(クレジットカード決済の場合)
▼募金目論見書
https://hokuriku-mf.jp/wp/wp-c...
ほくりくみらい基金について
ほくりくみらい基金は、264の市民/企業からの寄付により2023年4月3日に設立されたコミュニティ財団です。
同年12月1日に石川県からの認定を受け、公益財団法人となりました。
ほくりくみらい基金のビジョン
「未来はつくれる!」と誰もが思える社会の実現
ほくりくみらい基金のミッション
・お金のあたたかな循環をつくる
・仲間づくりのプラットフォームになる活動内容
1)市民活動団体への助成
2)寄付の促進
3)課題発信と対話の場づくり
4)プロボノ・ボランティアのマッチング
税制優遇について
当財団は、石川県知事より公益財団法人として認定を受けていますので、本基金へのご寄付についても税制優遇措置を受けられます。(確定申告が必要です)
また、法人からのご寄付においても税制面での優遇措置があります。
詳しくは、国税庁のページをご覧ください。
https://www.nta.go.jp/publicat...