兵庫子ども支援団体
認定NPO法人

子どもたちが地域で笑って過ごし、夢を実現できる社会をつくる認定NPO法人にご支援をお願いします

img-cover
img-cover
認定NPO法人兵庫子ども支援団体は、兵庫県明石市を中心に兵庫県内で学習支援や居場所づくり、生活支援、体験活動の提供などを行なっている団体です。

はじめまして

私たち兵庫子ども支援団体は、「子どもが笑って過ごせる地域の形成」をミッションに掲げ、兵庫県明石市を中心に学習支援や子どもの居場所づくり、生活支援、オンライン相談、体験活動など子どもに関わる様々な活動に取り組むNPO法人で、2023年11月に10周年を迎えました。

兵庫子ども支援団体は、2013年11月に設立されました。当時、「子どもの貧困」や「子どもの自死」などがニュースで取り沙汰されていたことを受けて、代表理事が高校3年生のときに将来、子どもと関わる仕事に就きたいと考えていた同級生数名とともに設立しました。

content_a17c9aaa61e80a1bf71d0d850af4e5baa9800bbd (1).png

私たちの活動では、ひとり親世帯や多子世帯の子どもや発達特性を抱えている子ども、学校に行きにくくなっている子など、地域の様々な子どもたちに支援を届けています。2020年以降は、オンラインを利用した活動や生活支援など活動の幅も広がり、明石市や神戸市を中心に支援をしている子どもは県下全域へと広がっています。

私たちが、2022年度に関わった子どもやその家庭の人数は延べ1,624名。2016年と比べるとその数は約4.5倍増加しています。

content_a17c9aaa61e80a1bf71d0d850af4e5baa9800bbd.png

私たち、兵庫子ども支援団体では、子どもに関わる様々な活動に取り組んでいます。

例えば、学習支援事業では、「総合的な生きる力」の育成を目指して、テキスト学習だけでなく、異年齢の子どもたちが集まる強みを生かしたグループワークや施設見学や体験活動などの社会教育活動に取り組んでいます。また、2020年からは高校生への学習支援も開始しました。小学生から高校生まで一貫して活動を提供することによって、子どもたちの将来につながるサポートを行うことができています。

また、2021年から実施している生活支援デリバリーでは、経済的・家庭的な理由により支援を必要としている家庭に食糧や日用品、文房具などを届けています。支援物品を届けるだけでなく、私たちが行うその他の活動...例えば学習支援やLINEを利用したオンライン相談、各種イベントの案内も行うことによって、困ったときに頼ることができる"つながり"を作っています。

content_a17c9aaa61e80a1bf71d0d850af4e5baa9800bbd (2).png

私たちは、9割近くの財源を、皆様からいただく寄付や助成金によって事業を運営しています。寄付で運営しているからこそ、社会課題に応じた、その時に必要とされている活動を実施することができます。新型コロナによって学校園が臨時休校した際に、緊急で居場所事業やオンライン学習支援を実施したように、継続的な寄付があることによって見通しをもちながら、柔軟な活動運営を行うことができます。これは、単年度で終了してしまう助成金では不安定でなかなか難しいものです。そのため、今回は継続的な寄付をしてくれるサポーターを増やすことによって、より安定的な活動運営を実現していきたいと考えています。

content_a17c9aaa61e80a1bf71d0d850af4e5baa9800bbd (3).png

Problem =日本の子どもを取り巻く現状=

9人に1人が貧困状態

ひとり親家庭の子どもに限ると約2人に1人が貧困状態です。

日本の子どもの貧困は「相対的貧困」といい、その国や地域の水準の中で比較して、大多数よりも貧しい状態のことを指しています。 所得でみると、世帯の所得が等価可処分所得の中央値の半分に満たない状態のことです。

【出典】2022年 国民生活基礎調査の概況(厚生労働省)

約34万人が不登校

小・中学校における不登校児童生徒数は346,482人(2023年度)であり、11年連続で増加しています。そのうち、55%の子どもは欠席日数が90日以上となっています。不登校になった理由は、「友達のこと」「先生のこと」「学力のこと」「心身の不調」等、さまざまです。

【出典】令和5年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果(文部科学省)

子どもの自殺も過去最多

2024年の1年間に自殺した小学生・中学生・高校生は、暫定値で527人とこれまでで最も多かった2022年の514人を上回って過去最多になる見込みです。自殺の原因としては、「学業不振や進路に関する悩みなどの学校問題」「うつ病などの健康問題」「親子関係の不和など家庭問題」が挙げられます。

【出典】自殺統計(警察庁)(2024年は暫定値)

子どもの貧困を放置することによる経済的損失

子どもの貧困を放置すると、大人になってから生み出す所得が減り、税収や年金等の社会保険料収入が減るとされています。また、社会に支えられる人が増えるため、生活保護などの支出のコストを社会全体で負担しなければならなくなります。

【出典】「子どもの貧困の放置で生まれる社会的損失は40兆円「投資の視点」で対策を」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)

社会課題への私たちの取り組み

生きる力を育む 学習支援

子ども一人ひとりに合わせた学習指導で学力の向上を目指しています

複数人で取り組むグループワークを通して、コミュニケーション力や思考力などを育むことを目指しています。

また来たいと思える居場所づくり

誰でも来れるアットホームな居場所づくりを目指しています。

子ども達や保護者の方ともつながり、困ったとき・悩んだときに相談できる関係を作ることを目指しています。

自己肯定感を高める体験活動

施設見学や体験活動に取り組み、学びに向かう力などを育むことを目指しています。

クリスマスや進級・進学のお祝いなど子ども達に様々な体験する機会を届けることを目指しています。

兵庫子ども支援団体は、子ども達やその家庭へ支援を届けることで、
たくさんのつながりを作ることを目指しています。

2024年は、延べ1,751人の子どもや家庭等とつながりました

私たちがこれから目指したいこと

認定NPO法人兵庫子ども支援団体 代表理事 多田 実乘

認定NPO法人兵庫子ども支援団体に興味・関心をいただきありがとうございます。兵庫子ども支援団体を2013年11月に同級生と一緒に立ち上げ、今年で12年目を迎えます。

当時、NHKニュースで子どもの貧困が取り上げられたり、いじめ等により子どもが自ら命を絶ってしまう報道を目にしたりしました。教育に携わりたいと当時から考えていたこともあり、「子どもへの支援」を主な活動とすることになりました。

それから10年以上にわたって、学習支援を中心に取り組んできましたが、私たちの活動への思いや考えを一変させる出来事がありました。それは、2020年から数年にわたって流行した新型コロナウイルスです。

新型コロナの影響により、生活が苦しくなった家庭と出会うことが多くなりました。子ども達への支援を充実させることももちろん大切ですが、子ども達が過ごす家庭が安心できる場所でなければいけないと思い、家庭へのサポートにも取り組んでいかなければならないと改めて考えました。そこで、学習支援だけではなく居場所づくりや生活支援(物品支援)などの活動を通して、子どもや家庭とつながっていくことを目指すようになりました。

これからも各活動で子ども達や家庭・保護者とつながっていくとともに、学習支援や居場所づくりを充実させていきたいとも思っています。現在、兵庫県下では明石市より東側の地域では、学習支援やこども食堂をはじめとした居場所づくりが多く行われています。一方で、西側の地域では盛んに活動が行われているとは言えない状況があります。実際、団体が行っている学習支援にも加古川市や高砂市在住の方から申し込みや問い合わせをいただくことがあります。そこで、必要としている人がいるにもかかわらず、活動があまり行われていない地域での支援にこれから取り組んでいきたいと考えています。

子ども達が地域で笑って過ごし、そして夢を実現できる社会をつくるために、皆さまのお力添えをいただけますようよろしくお願いいたします。

みなさまからの寄附でできること

皆さまから頂いたご寄付は地域の子ども達への学習支援や居場所づくり、体験活動の実施のためや新たな活動場所を開設するために使わせていただきます。

税制優遇について

当法人は兵庫県より認定を受けた「認定NPO法人」です。兵庫子ども支援団体への寄付は、税制優遇措置の対象となり、所得税や住民税などにおいて優遇措置を受けられます。

※認定NPO法人とは、活動内容が適正であるとして各自治体から認定をうけた団体のことを指します。

団体情報
兵庫子ども支援団体
認定NPO法人
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
このページは寄付・ 会費決済サービス「コングラント」で作成されています。