「能登復興の担い手」となる学生に給付型奨学金を
能登半島地震からの復興には、数年単位の長い時間がかかることが予想されます。そして、高齢化率50%を超える能登地域の「未来の描き手」となり「復興の担い手」となるのは、被災地出身の若者をおいて他にありません。一方で、給付型奨学金は独立行政法人日本学生支援機構から提供されるもの(10万円を給付)のみとなっており、現在大学等に在学中の被災地出身の学生は、今後、経済的な理由で学業の中断を余儀なくされる可能性があります。
被災地出身の若者には、能登半島復興に間接的に携わりながら学業などを通して自分の知識・経験を積み、そして大学等を卒業・終了後に地元である能登半島に戻り具体的な復興に携わる、そんな人財になって欲しいと考えおり、その為の支援を行っていきたいと考えています。
岩城留学生奨学会では、令和6年1月1日の能登半島地震により被災した学生が学びの機会を失わないように、奨学助成事業を行っています。