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December Letter 2021

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いくつものチャレンジがあった1年でしたが、 みなさんのおかげで活動を継続できました。

認定NPO法人野生生物保全論研究会にとって、2022年は「挑戦の年」だったと思います。  2020年以来、コロナ感染拡大によってイベントの中止や国際会議が延期が相次ぎ、新たな活動の試行錯誤が続きました。  目玉となる活動ができない中でも、支援を続けてくださる方がいらっしゃったおかげで、今年は「ワイルドライフカレッジ」「コンゴ共和国でのゾウの生息地支援事業」という2つの大きな新規事業を始めることができました。  また11月にパナマで開催された、ワシントン条約締約国会議に参加し、再び世界のNGOや研究者との協力し野生生物保全に取り組むことができました。  こうした挑戦ができたのも、みなさんが活動が停滞した時期も支え続けてくださったおかげです。本当にどうもありがとうございました。

JWCSの2022年3つのチャレンジ

①コンゴ共和国でゾウと共存するための事業を開始

 

オザラ・コクア国立公園の南部境界周辺に広がるンボモ郡では近年、あちこちの村の畑がマルミミゾウ(シンリンゾウ)による農業被害にあっています。村人たちの願いは「国に保護されているゾウ」に邪魔されずに、生業である農業をやって収入を得て子どもたちを養っていくことです。国立公園当局による電気柵設置が進まない中、廃油と唐辛子と古布を使ったフェンスで畑を守る対策を支援しています。また若者に、食用にしているが村では作っていない栽培期間の短い農作物の栽培方法を教えるなど、ゾウと共存する村づくりに取り組み始めました。この事業は象牙消費国である日本へ、ゾウとの共存のために努力をしている村人の姿を伝えることも目的としています。

 

②ワイルドライフ カレッジ2022を開講

 

野生生物保全に関わる人を増やすための1年間のカリキュラム「ワイルドライフ カレッジ」を開講しました。オンラインでのセミナー(ウェビナー)を、全8回開催しました。前期は「生物多様性とは」など保全活動の基盤になる理論を、後期はさまざまな保全活動や研究を紹介し、自分の関心に沿った行動が始められるように計画しました。9月には受講者のうち希望者が宮城県蒲生干潟でのフィールドワークに参加し、津波からの生態系の回復と巨大防潮堤や開発で失われた自然、そしてその保護活動について学びました。2月11日(土・祝)にはどなたでも参加歓迎の東京・上野での観察会とカレッジのまとめの会(無料)を予定しています。

 

③CITESによるサメの管理に理解を広げる情報発信

 

パナマにて11月13日に開催されたワシントン条約第75回常設委員会および14‐25日に開催された第19回締約国会議(CoP19)に参加しました。今回の会議には国際取引されているほとんどのサメをワシントン条約の対象とするという、画期的な提案が提出されていました。そのため会議開催前に、Zoomによる記者会見を開催し、IUCNサメ専門家グループ議長のリマ・ジャバド氏と、フカヒレ取引の中心地である香港で活動するブルーム・アソシエーション香港 海洋プログラム責任者のスタン・シア氏にサメの附属書掲載提案を解説してもらいました。提案は採択され、サメの保護が前進しました。

2023年に向けて

国際会議に参加すると、当会とは予算規模が桁違いのNGOが、優秀なスタッフをそろえて世界の野生生物保全をリードしている姿を目の当たりにします。

そこまではできなくとも、日本が影響を及ぼしている問題には取り組まなければなりません。

2023年はワイルドライフ カレッジでつながった若い人たちの協力を得て、小さくても効果的な活動にチャレンジしていきます。

また2023年2月11日(土・祝)にはどなたでもご参加いただける、東京・上野しのばずの池での観察会とカレッジのまとめの会(無料)を予定しています。オンラインだけでなくこのような、みなさまとつながるイベントを開催します。

ご支援の使い道

認定NPO法人野生生物保全論研究会は、皆さまからのご支援で成り立っています。プロジェクト単位で助成金を得られることはあっても、一部は自己資金での負担がルールであったり、国際会議への渡航費は助成の対象外だったりします。

上記の2022年に始めた2つの事業も、みなさまからのご寄付なしでは継続できません。

ご寄付は、コンゴプロジェクトやワシントン条約に関する絶滅危惧種の利用についての普及啓発のためのホームページの運用費や広報のための人件費、ワイルドライフ カレッジの運営費の一部に使わせていただきます。

ご寄付は税の優遇措置の対象になります。

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よろしければ今年最後の 寄付をお願いします。

寄付募集元
認定特定非営利活動法人野生生物保全論研究会