ゴリラやゾウが生息するコンゴ共和国のオザラ・コクア国立公園が世界遺産に登録されました。しかし公園の入り口があるンボモ村はゾウによる畑荒らしが深刻で、村人の生活と自然保護の両立が課題です。そこでゾウによって収穫ができなくなった場合の生計として、JWCSは村人に向けた養蜂教室を始めました。ところが3年計画の2年目で助成団体の事業再編により資金が得られなくなってしまいました。受講生の村人も現地在住の講師も意欲満々です。せめてハチミツの収穫までのあと1年、養蜂教室の継続にご支援をお願いします。
2025-04-22 14:32
フランスの国際養蜂支援NGOに技術指導してもらいました(その1)

2024年12月に初めて採蜜したあと、次に採蜜できそうな勢いのある群れが入っている巣箱が無いので、このまま待つばかりでいいのだろうかと思案していました。そこでフランスのアピフローデヴという、アフリカ各地で養蜂を指導しているNGOに相談メールを送ったところ、偶然にもオザラ国立公園管理当局がコミュニティ活動として行っている養蜂事業でンボモ村に行く予定があるとのこと。4月中旬、養蜂教室講師も私もまたンボモ村にかけつけました。アピフローデヴの技術者は、リヨンで養蜂を15年間営みつつ、アフリカ・フランス語圏のほとんどすべての国で指導してきたそうです。まずはミツバチのこと、養蜂の基本の講義をしていただき、私たちの蜂場も見てもらいました。私たちの団体のメンバー以外に関心のある人3名含め、12名が講習を受けました。すでに習ったことも実体験後の復習になり、それ以外にも多くの新たな知見が得られました。