活動・団体の紹介
「かけこみ未来塾」は仙台にある無料の学習塾です。私たちは、さまざまな理由で学習するのが困難な環境にある児童、生徒に対して学習支援を行うことを目的に活動しています。
活動の背景、社会課題について
宮城には「ひとり親世帯が約2万」存在し、9割が母子家庭です。母子家庭の半数以上が非正規雇用のため、家庭だけで子どもの学びを支えることが難しいことが多く、悩みごとは「教育」が一番に上がっています。
また、宮城では小・中学校の不登校の生徒数が令和5年調査で47都道府県で最頻。仙台市では、いじめの認知件数も指定都市の中で2番目に高頻度です。いじめの他にも多様な個性や特性を有するために教室になじめないなどの課題があります。
活動内容の詳細、実績について
2023年9月から生徒・講師募集を開始。2024年1月に一人目の生徒が入塾。2025年度の活動内容として、登録生徒9名、開塾日数46日、のべ参加生徒125名、のべボランティア講師152名。
代表者メッセージ
かけこみ未来塾は子供達の居場所。設立して2年、子供達とその家庭への支援を目的に掲げて運営してきた結果がこのような表現に結実してきていると思う。当塾では方向性を無理矢理勉強の方に持って行かない。まず課題をやろうと声がけをするが、課題が終われば自由時間を楽しむ。世代を超えた交流の中でコミュニケーションを取る子供達の様子は、勉強もお喋りもとても楽しそうで、夢中になる目やはじける笑顔に大人も笑顔が絶えない。笑顔の大人がずっと側にいる環境は実は子供の周りには少ないものだ。寄り添いを具現化しているのが当塾の特徴と言えよう。
また、この特徴を実現してくれているのが若者達の熱意だ。多くの大学キャンパスを有する学都において、このように志の高い若者が子供達に寄り添う美しさは、杜の都仙台の一つの理想像ではないだろうか。子供達にとって、学校や塾は勉強がメインの少し窮屈な場所。家は楽でも友達はいない。当塾は、言い換えれば少しばかり休憩を取りながらの気持ちで、人と触れ合い、楽しい時間を過ごせる居心地の良い場所なのかもしれない。
人間関係の希薄な世の中において、このような居場所は大人にとっても貴重なものと言える。物価高騰、不安定な世界情勢、物騒な事件。そんな現実とは裏腹の、人と人との繋がりがあったかい居場所が増えていったら、いつか子供達の将来の何か明るいものを形成していく一条と光となることを信じて、この事業を継続していきたい。
寄付金の使い道について
塾会場費、セミナ会場費、チラシ印刷代、文房具・備品購入、ボランティア学生の交通実費などに使われます。募金については、募金を頂いた日付と金額を収入の部に全てを計上し、年度毎に収支決算を公開致します。

