公益財団法人神戸YMCA

能登半島地震YMCA緊急支援募金2024

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昨日(1/8)のスタッフからの輪島市の状況報告です。 報道の通り、家屋の多くが損壊し大規模火災現場を中心に捜索活動が行われている。 市内では様々な緊急車両と災害支援車両が走りまわっている状況。 輪島市までの道路は多くのところで隆起しており、積雪などもあり劣悪。車両規制効果はあるが、通常よりも倍以上の時間を要します。 市民の多くが避難生活を強いられてており、市が管理する避難所だけで60箇所。 災害支援NPOの担当者2名が現地入りし、避難所運営の全体コーディネートを開始し、市職員と運営しているが市職員も被災者のうえ、避難所運営の知識がなく、全く人数が足りていない状態。 避難所(400名規模/市職員3名のみで運営)では、その日、唯一届いた食料は消費期限切れのオニギリ。炊き出しなども行われているが食数が足りないなど、市内全体の避難所が危機的な状態にあります。

活動・団体の紹介

 YMCAは1844年イギリスのロンドンで誕生しました。創立者ジョージ・ウイリアムズを中心とする12名の青年が、産業革命の進む中、非人間的な状況に多くの青年が追い込まれていくのに対し、これを自分たちの手で改善することを願って、青年を啓発する活動を始めたのが発端でした。
 日本では1880(明治13)年に東京に初めて創設され、現在全国に35ヶ所の都市YMCAがあります。神戸YMCAは1886年、日本で4番目のYMCAとして設立され、以来136年にわたり自らの使命に基づき多くのこどもたちやユース、世代を超えた地域の人たちが集い、すべての「いのち」が輝く活動に取り組んでいます。

 今回の能登半島地震では、これまで取り組んできた災害支援活動の経験やノウハウをもとに避難所運営サポート、災害ボランティア運営サポート、被災者のリフレッシュなど、被災された方や支援者の心身の安全を最優先にした支援活動を展開していく予定で準備をしています。
 まず、日本YMCA同盟のスタッフが現地入りし、石川県庁内(JVOAD)を訪問したところ、
報道にもあります金沢市内に新たに開設する「いしかわ総合スポーツセンター(1.5次避難所)」
について内閣府(JVOAD)からの強い要請があり、開設までのアドバイザーとしてスタッフが現地にてサポート活動をいたしました。
 JVOADより、各避難所のコーディネーターが不足している現状であるとの報告がありました。神戸YMCAからもスタッフが現地支援に駆け付けております。今後の具体的な内容は、早急に計画をまとめる予定です。

代表者メッセージ

『私たちの使命』
 私たちは、すべてのいのちが尊ばれ、互いに支え合う平和な社会を創ります。
『私たちの願い』

 私たちは、世代を超えた人々が出会い、つながり合う場をつくり、日本YMCA基本原則に基づき豊かな未来を創造する責任ある人を育てます。
『使命実現のための柱』

 ◆未来を創る子どもたちの育ちを支えます。
 ◆若者のつながりと関わりを拡げるプラットフォームの場をともに創ります。
 ◆ポジティブネットのある豊かな社会を目指します。
 ◆未来の社会への責任を担います。

神戸YMCAの全ての活動がポジティブネットを広げ、希望ある豊かな社会を創り、社会に必要とされることを目指していきますので、皆さまのご支援、ご鞭撻を心よりお願い申しあげます。

寄付金の使い道について

 いただきました募金は、以下の目的で使わせていただきます。
 ・被災地近隣 YMCA と協働して行う、能登半島地震の被害を受けた地域への支援活動。
 ・YMCA が関係する災害支援団体との協働で行う支援活動。

団体情報
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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