”パクパクこども食堂” とは
NPO法人Kodomo Saijoは、愛媛県西条市でこども食堂を運営するNPO法人です。共働きやひとり親家庭など、家に帰っても家族で食事をとる習慣のない子どもたちのために、愛媛県西条市で初となるこども食堂を開催したのは、2013年4月。3〜5名の子どもたちが集まり、小さくスタートした活動でしたが、こども食堂の存在はその子たちの友達、またその友達と次第に広まっていき、参加する子どもたちはどんどん増えていきました。
パクパクこども食堂は、まるで近所のおばちゃんの家に遊びに来たような、あたたかい雰囲気を大切にしています。そのため、あえて民家を会場にして開催することにこだわっています。さらに、ご家族の皆さまに安心してご利用いただけるよう、食堂としての営業許可も取得しています。
なぜ子どもたちに、こども食堂が必要なのか
日本でこども食堂がはじまったのは2012年。その活動は短期間で全国に広まり、現在では全国に、10,800箇所以上のこども食堂が存在していると言われています。一体何故、こんなにもこども食堂が必要とされているのでしょうか?
孤食問題の解消、貧困問題の解消、食品ロス問題の解消など、こども食堂の開催目的は個々のこども食堂で様々です。又、その形態は多様です。私たち、NPO法人Kodomo Saijoが目的としている一つは、孤食問題の解消です。ひとり親家庭のみならず、夫婦共働きの家庭の多い中、”帰っても誰もいない” 、"帰ってもカップラーメンしかない"、 ” 帰っても何も食べるものがない ” と言って、友達の家から帰らない子どもの話をよく耳にします。そういった子どもたちが、安心して、楽しく食事を摂れるように、私たちは、こども食堂を開催しております。もちろん、こども食堂を継続していくうちに、貧困家庭の子どもたちも、自然な形で参加してもらえるよう願っておりますし、食品ロス問題の解消に役立つ為にも、開催場所を増やしていこうと考えています。
すべての子どもたちに、温かくて優しい空間を
このページに辿り着いてくれて、ありがとうございます。NPO法人Kodomo Saijoの事務局長兼、パクパクこども食堂運営担当の大道 世紀江と申します。
私は自分の子どもがサポートが必要な状態になった時、十分なサポートをしてあげられませんでした。学校や行政だけに頼っていた自分を反省し、自らがサポート出来る人となるべく、心理学やカラーセラピーなどを学び、同じ志を持った友達と、2015年NPO法人Kodomo Saijoを立ち上げました。(前身となる任意団体”子ども西条”は2014年11月設立)以降、読書会や工作教室、ボードゲーム普及活動などの子どもの健全育成活動を仲間と共に行なってきました。そして、えひめフードバンク愛顔さんの後押しを頂き、念願であった、こども食堂を開催することが出来ました。支えて下さった皆さんに、深く感謝しております。
子どもたちが、安心して過ごせる、学校や家では話せない事も気軽に話せる、みんなと楽しく食事が出来る場所となる様に、今まで以上に努めて参ります。居場所の継続、居場所の増加の為に、皆さまからの温かいご支援をお待ちしています。

パクパクこども食堂 Facebook https://www.facebook.com/saijokodomosyokudou
NPO法人Kodomo Saijo ホームページ https://info91248.wixsite.com/kodomosaijo
ご支援の使い道
”パクパクこども食堂”の運営は、皆さまからのご支援で成り立っています。これまで食材はすべてスタッフや地域の方々からの持ち寄りで賄っていましたが、開催場所や子どもたちの人数の増加により、すべてを賄うことが難しくなってきました。又、こども食堂を開催している新しい事業所の家賃や光熱費も必要となってきました。さらに、開催場所を増やしていく為には、キッチン用品や食器類の購入も必要となってきますので、多くの資金が必要となってきています。
皆さまからのご寄付は、主に食材の購入費とこども食堂の家賃や光熱費、キッチン用品などに使用させて頂きます。
3,000円のご寄附を5名の方からいただければ、1回のこども食堂を運営する事ができ、50人の子どもたちが愛で溢れた空間で、みんなと楽しい時間を過ごすことができます。