一般社団法人ここいろhiroshima

『希望の種』マンスリーサポーターになりませんか?

サポーター
49
49%
目標人数 100
paid
支援総額
63,993円/月
calendar_month
終了しました
2023年07月31日 23時59分 まで
ここいろhiroshimaは、LGBTQ(かもしれない人も含む)の子どもとその保護者をサポートしている団体です。毎月のここいろ会、中高生の会や保護者の会などの居場所づくりのほか、啓発活動や出張授業、相談事業などを通じて、「あなたはひとりじゃないよ」と伝え続けてきました。今後も持続可能な団体運営をしていくために、マンスリーサポーターを募集しています!ぜひ、あなたもここいろの仲間として一緒に希望を持てる社会を創っていきませんか?

「少し先の未来」を積み重ね、生きたい未来を生きる

人は、安心できるつながりがもてず、自分の未来が思い描けないとき、孤立と無力感から自分の人生を生きることを諦めたくなります。最悪の場合、自ら命を絶つ選択をします。そんな風に自分の命の灯火が消えかけている時、支えになるのは、“信頼できる仲間”と“少し先の未来を見せてくれるロールモデル”という存在です。

過去の私たちは自分の未来が想像できず希望が見いだせない中、仲間とロールモデルに出逢い、関わることで「自分はひとりじゃない」「大丈夫かも」「もう少し生きてみよう」と少しずつ思えるようになりました。そして、「少し先の未来」を想像しながら「なりたい自分」になるために、いま自分ができる行動を積み重ねていきました。ありのままの自分で人と関わる、ありたい性で働く、本当に好きな人とパートナーシップを築くなど、過去の私たちにとっては想像もできない未来でしたが、「少し先の未来」を積み重ねていくことで、今の私たちはその未来を生きています。

 過去の私たちを救ってくれた存在のように私たちがなることで、子どもたちが自分の「少し先の未来」に希望をもち、生きたい未来を生きられるように、子どもたちに関わる大人が安心して子どもたちの成長を見守れるように、ともに歩んでいく団体として活動しています。

活動の背景、社会課題について

認定NPO法人ReBitのアンケート調査『LGBTQ子ども・若者調査2022』によると、LGBTQの子どもは自殺におけるハイリスク層(全国調査と比較した場合)というデータが出ました。

引用:https://prtimes.jp/main/html/r... 「LGBTQの子ども・若者調査2022」認定NPO法人ReBit

 セクシュアリティを含め、自分自身のことを安心して相談できる場所があるということが、自殺やメンタルヘルスにおけるリスクを軽減させます。子どもたちにとってのセーフティーネットを広げていくことが私たちの役目だと考えています。

引用:https://prtimes.jp/main/html/r... 「LGBTQの子ども・若者調査2022」認定NPO法人ReBit

 しかし子どもたちだけでなく、子どもたちの身近な存在である大人もまた、孤独や不安を感じているのが現状です。LGBTQの子どもの保護者、学校現場で子どもを支える先生も、誰にも相談できず、どのように子どもをサポートしていけばいいのか分からないまま日々葛藤しています。子どもたちがこの社会で安心して生きていくためには、まずは大人が安心できる環境をつくることが重要です。

 そんな想いから、私たちは子どもの居場所づくりだけでなく、保護者がつながれる場をつくったり、学校現場へ入って先生方の不安や葛藤の声を拾いながら一緒に取り組んできました。

ここいろhiroshimaの活動内容について

 2018年2月に第1回目を開催した「ここいろ会」は、1組の親子と数人のサポーターの参加からスタートしました。そこから毎月続けてきた結果、2023年5月までの開催でのべ参加者数は1400人を超えています。

多くの方がここいろ会に参加するようになり、参加者の「中高生だけで話がしたい」「保護者同士がつながれる場がほしい」という声によって「中高生の会」や「保護者の会」がうまれました。

中高生の会の様子

 2019年にはLINE相談をスタートしました。登録者は654名(2023年6月時点)で、登録者数や相談件数は日々増加しています。広島県だけでなく、県外からの相談もあり、オンライン相談のニーズは今後も増えてくるのではないかと考えています。

 学校での講演会も増加し、目の前の生徒たちに声を届ける機会も増えました。講演後の個別相談では、生徒と直接対話をする大切な時間になっています。主に小学校で取り組んでいる出張授業も実施する学校が増えており、現場の先生方と試行錯誤しながら、子どもたちに「自分を大切にすること」「他者を大切にすること」の感覚を感じられるような内容を組み立てています。

図:ここいろhiroshimaの講演会・出張授業の5年間の推移について

一つ一つの取り組みが積み重なっていくことで、子どもたちやその子どもたちを支える大人との出逢いが増えてきており、セーフティーネットは確実に広がってきています。

ここいろの仲間たち・参加者の声

ここで、実際にここいろhiroshimaの活動に関わっている方々の声を紹介します。

【居場所づくりに参加している仲間の声】

【講演会・出張授業に参加した子どもたちの声】

【出張授業や講演会に参加した先生の声】

 これらの声からも、ここいろhiroshimaの活動は悩んでいる子どもたちをはじめ、保護者や学校現場からも必要とされていることが分かると思います。

「希望の種」マンスリーサポーターとは

 最初は小さな種でも、種はやがて芽を出し、太くてしなやかな木に成長し、花や実をつけます。ここいろhiroshimaは、まさに成長途中の「希望の種」。小さな2つの種だった私たちの想いは、5年間で大地に根をはり、年輪を重ね、たくさんの仲間とともに生きる「希望の木」へと成長しています。

 その希望の木から新たな種を蒔き、育み、ともに成長していく仲間を増やしていきたい。そんな想いから、「希望の種」マンスリーサポーターという名前をつけました。

マンスリーサポーターを募る理由

 正直に告白します。2018年の立ち上げから今まで、お金のことに対してほとんど向き合うことなく活動を続けてきました。毎月の居場所づくりの運営は寄付金で賄うことで開催してきました。講演や授業のご依頼を頂いたときはご予算に関係なくどこへでも行かせて頂きました。個別相談の依頼が入れば無償でお伺いし、LINE相談は自分たちの仕事の合間やプライベートの時間に行っています。

つまり、私たちがここいろhiroshimaの活動でいただくお金は講師謝礼のみで、それ以外の全ての活動は無償で行い、活動に関わる費用はその都度の寄付で賄ってきました。今のここいろhiroshimaがあるのは、5年間そのように自分たちの生活とバランスを取りながら、目の前の人のためにできることをやり続けてきた結果だと自負しています。

 活動の幅が広がり、関わる子どもたちや保護者の人数は増え続け、授業の数や相談件数も増えました。セーフティーネットが確実に広がっている喜びがある一方で、広がれば広がるほど、自分たちの生活が苦しくなるという現実が立ちはだかります。そのような現状の中で、これまでと同じようなやり方で続けていくのが難しいとの思いに至りました。

図:5年間の活動の現状と課題

そこで、マンスリーサポーターとして支援していただき、持続性のある事業として今後も活動を続けていきたいと考えています。

いただいたご寄付は以下のように使わせていただきます。

図:寄付の流れイメージ

私たちの活動の対象者は、ほとんどが子どもや保護者、学校です。そのため、活動に必要な財源の確保が難しく、足りない部分は他の所から集める必要があります。毎月一定規模の資金があることで、私たち自身が生活の不安を感じることなくここいろhiroshimaの活動に集中して取り組めたり、安心して事業計画を立てられたり、運営のためにスタッフを募集する・委託するといった選択肢も選べるようになります。今後ここいろhiroshimaは法人化を予定しており、そのためにも安定した資金調達は重要です。

これまでずっと後回しにしていましたが、今の私たちにとって活動の規模・社会的な役割が変化したこのタイミングで法人化・資金調達を行うことは「最優先事項」になりました。

私たちにできることは、目の前の子どもたちや、子どもたちに関わる大人に全力で寄り添っていくことです。これからも活動を続けていくために、マンスリーサポーターとしてご支援していただけると嬉しいです!

活動を続けるためには、あなたの応援が必要です。

 ここいろhiroshimaは、立ち上げ当初からみなさまからのご寄付で活動を続けています。わたしたちの想いや活動に共感し、「10年先を想像でき、未来に希望を持てる社会」をつくる仲間がいることが、今を生きる子どもたちの「未来」につながっていくと考えています。ぜひ、わたしたちと一緒に希望ある未来を創る仲間になってください。

20名の子どもが、安心して過ごすことができる交流会に1回参加することができます。

5人の子どもが、自分らしく生きても大丈夫なんだと思える授業に1回参加することができます。

 2人の子どもが個別相談を受けることができ、LINEでのオンライン相談を1ヶ月受けることができます。

マンスリーサポーターになったあなたへお渡しするもの。

◎ここいろhiroshimaのステッカーと、お礼状をお届けします。

◎ここいろhiroshimaの活動や、イベント情報を定期的にお届けします。

◎活動報告書をお送りします。「希望の種」マンスリーサポーターとしてご支援していただいた成果をご確認ください。

私たちとともに「10年先を想像でき、希望を持てる社会」を創る仲間になりませんか。

ここいろ会に来てくれる高校生がつくってくれたここいろhiroshimaのロゴ看板

 とある高校の講演会後の個別相談で、「未来が全く見えない。どうしたらいいのか分からない」と打ち明けてくれた生徒が居ました。「将来なんてどうでもいい。生きていたくない。」と話してくれる子どもも居ます。

まさに、過去の私たちの姿だと思いました。

子どもたちに出逢うたびに、この子たちがこの先の人生を諦めずに生きていくためにはどうしたらいいのかを自分たちに問いかけます。私たちにできることは、「味方だよ」と伝え続けること、そしてその子たちにとってのロールモデルになること。

 私たち自身が子どもたちの味方であり続け、生きたい未来を生きている姿を見せることで、「大丈夫かも」「生きていけるかも」「なんとかなるかも」というほんの少しの希望を見出すことができれば、「少し先の未来」を積み重ねることが出来るのではないか。

そして、私たちとともに「味方だよ」と伝える仲間の輪を広げ、自分の生きたい未来を生きる多様なロールモデルとの出逢いをつくることで、自分の未来に希望を持てる子どもたちが増えていくのではないか。

そんな風に私たちは考えています。

これからの私たちはここいろhiroshimaとして実現したい「少し先の未来」を積み重ねていき、私たちにつながる人々が「10年先を想像でき、希望が持てる社会」を創っていきます。

そのためには、あなたのチカラが必要です。あなたの「希望の種」を私たちに託していただけませんか?私たちとともに「10年先を想像でき、希望を持てる社会」を創る仲間になってください。そして、一緒に未来を創りましょう!

団体情報
一般社団法人ここいろhiroshima
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このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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