地域みんなでこどもを育てる！
子育てが大変…でも
「こどもを生んだのは自分」
「みんな乗り越えてきたこと」
「大変なのはみんなも同じ」・・・
自分でなんとかするのが子育ての当たり前になっています。
このような考え方や認識は、子育てに対する不安を増し、孤立を生み、親の選択肢を狭めてしまいます。親の不安や、孤立・孤独は、こどもの育ちにも影響し、究極的には虐待やネグレクトにもつながりかねません。
また、子育てへの安心感の欠如は社会全体にとっても、こどもを生みづらくさせ、少子高齢化がさらに進むことにもつながります。
私たちは、このような制約や不安だらけの子育てをより、ポジティブなものへと「進化」させたいと考えています。
地域の方々と子育て家庭がお互いが助け、助けられ、地域全体でこどもを育て、その中で大人も育つ地域を目指しています。
「地域まるごと子育て縁」では、そのような思いのもと、
親御さん同士や、地域の方と子育て家庭との繋がりづくりを行っています。
保育園や小学校など、普段のコミュニティとは異なる親御さん同士がお互いの悩みや自身のやってみたいなと思っていることを実現する機会を提供しています。
また、毎回こども達のご飯を作りに来てくれる近所のお母さんや、こども達のお手本となってくれる高校生や大学生のお兄さん・お姉さん、自分の経験や得意をこども達に伝えてくれる地域のおじいさん・おばあさんなど、様々な地域の方々の「地域まるごと子育て縁」に関わりから、親御さんやお子さんと繋がる機会を提供しています。
地域まるごと子育て縁とは
「地域まるごと子育て縁」は、その場にいるみんなでこどもを育て、人と地域の縁をつないでいく場所です。室山の自然が遊び場となって、四季を思う存分楽しんだり、地域の方が郷土料理を教えてくれたり、兄弟や進学した小学生が一緒に遊んでお手本を見せてくれたり、室山の自然と人の多様さがこどもを豊かに育て、こどもの、そして親御さんの「縁」を広げていきます。
こどもが育つ場を「みんな」で創り上げ、その「みんな」も豊かになるのが「地域まるごと子育て縁」です。
地域まるごと子育て縁の３つの特徴
- その１ 誰でも来ていい場所
参加者やお父さんお母さんに加えて地域の方や卒業した小学生も誰でも来ていい場所 - その２ みんなに役割があって、頼り頼られる場所
そこにいるだけで必ず誰かの役に立つ存在に。参加者と提供者という関わりから、誰もがその場を創る参画者に - その３ みんなをつなぐスタッフがいる
参加者同士をつないで関係性の環を広げる存在がいるので、初めましての方も誰でも安心して参加できます
地域まるごと子育て縁の事業はコチラ→https://marugotomy.wixsite.com...
利用者・協力者の声
親子で遊びにくるイベントや、こどもだけで過ごす自然・社会教育など、さまざまな取り組みを展開しています。どの取り組みにも共通しているのは、地域の人と親子がごちゃまぜになって関わり合い、新しい縁が紡がれていることです。
特に、地域の人の中には、事業理念に共感いただき、この場の作り手として主体的に関わってくださる方々がいます。より良い場づくりにスタッフさながら貢献してくださっています。
実際の利用者・協力者の声をご紹介いたします。
利用者さんの声
雲さん 地方では、同年齢のこどもをもった親同士のつながりがなく、地域まるごと子育て縁にくることで、同じ悩みや不安を共有できるつながりを作ることができました。知り合った当日にLINEグループまで作っちゃって、色々情報交換しています！
南さん 親も子供も地域の人から知恵を学ぶことができる場所で、とても貴重だと思います。こどもにとっても、就学前の社会性を高める重要な時期に、いろいろな大人と接して、声をかけてもらえる体験ができ、子育て縁に通うことで、大人に遠慮なく話しかけられるようになりました。協力者さんの声
こどもと一緒になって、水遊びや、キャンプなど全力で遊んでいます（笑）。自分にとっても楽しく過ごせる機会であり、親御さんにとっても前向きに子育てから離れて、気が休まる時間になっています。地域まるごと子育て縁は、親御さん自身が自分を大切にすることができる素敵な場所だと思います。
※協力方法はさまざまありますが、気になった方は、コチラからお問い合わせください！ https://marugotomy.wixsite.com...
寄付で応縁する！
今年度より、ご協力いただいている地域の方を「まるごと応縁隊」と名づけ、チームアップしていきます。すでに協力していただいている方の中にも、子育てを引退した地域のおばあちゃん、子育て真っ最中のママ、保育・教育に関心の関心のある学生など、さまざまな世代の方がおります。今後このコミュニティを地方における地域子育てコミュニティのモデルケースとして、より充実させたいと考えています。
また、誰もがいざ困ったときに顔が思い浮かぶ存在がいる状態を実現するために、こども・親・地域の人が多様に、かつ心地よくつながっていける場を運営します。一回きりの偶然の出会いではなく、その人にとって心の拠り所となるような出会いを何度もコーディネートします。
そんな子育て縁は、運営に係る費用や、「まるごと応縁隊」の立ち上げ、運営費用など、多くの費用がかかっており、皆様の「応縁」が必要です。直接子どもと接することができなくても、直接、地域まるごと子育て縁には来ることが難しくても、ご寄付という形で「応縁」いただけると、大変ありがたいです。
地域まるごと子育て縁の事業はコチラ→https://marugotomy.wixsite.com...
人とつながり、まちを元気にするコミュニティナースがスタッフにいます
私たちが大切にしていることに、コミュニティナースの視点があります。コミュニティナースとは、「コミュニティナーシング」という看護の実践からヒントを得て独自に提唱・普及してきたコンセプトです（商標取得済み）。
日常の暮らしの中で、「うれしい」「楽しい」と「心身社会的な健康」を住民と一緒になってつくるあり方であり地域看護の実践から着想しています。現在日本に1100名ほどの実践家がいて、100人100通りの実践に取り組んでいます。
私たちは、これまで培ったノウハウを活かし、日常の暮らしの中で子育て家庭に出会い、皆さんが「うれしい」「楽しい」と感じる縁をつなぎます。事業の立ち上げのきっかけになった、みそ汁学校での取り組みのように、コミュニティナースだからこそできる「地域まるごとで子育てする社会」があると考えています。
最後まで、ご覧くださいまして、ありがとうございました。
ぜひ、多くの皆さまからの応縁をお願いいたします！
