横浜市港南区社会福祉協議会とは
「誰もが安心して自分らしく暮らせる地域社会をみんなでつくりだす」を理念とし、地域で福祉活動に携わっている様々な団体が会員となり、知恵と力と資金を出し合って支えている民間団体です。地域福祉を推進する団体として社会福祉法第109条に規定されています。
低所得世帯や障がい者、日常生活上療養または介護を必要とする高齢者世帯などの相談を受け、生活の安定と経済的自立を目的として資金貸付と必要な援助を行う「生活福祉資金」、ボランティアしたい方や、依頼したい方を結びつける活動を行っている「ボランティアセンター」、学校や地域住民・企業などに対して、福祉を学ぶ機会を提供する「福祉教育」など様々な事業を実施しております。
港南区新入生お祝い金事業とは
「ひとり親世帯」を対象に1人2万円を入学のお祝い金として配分している事業です。
事業立ち上げのきっかけは、港南区内在住の方より「自分はひとり親世帯で育った。その経験から様々な困難を抱えるひとり親世帯を支援したい。」と30万円の寄付をいただいたことです。
ひとり親世帯の中には、生活費の圧迫により子どもの入学時期にかかる学用品などの費用を充分に出せない世帯があります。“困難を抱える世帯の子どもたちのためにお祝い金を送る事業”として令和3年度から実施をしています。
寄付を集める理由
昨年もクラウドファンディングで寄付を集め、その寄付金を活用して令和6年度港南区新入生お祝い金事業を実施することができました。配分を受けた子どもたちからの感謝の声を聞き、事業を継続していきたいです。
クラウドファンディングを実施したことで、多くの方に現状を知っていただく機会となりました。「これから始まる新しい世界が楽しいものであってほしい」「ひとりぼっちじゃないよ」などあたたかい応援メッセージをたくさんいただきました。
寄付側、受け取る側、両者の想いをつなぎ発信していくことで、困っている人や、誰かのために役に立ちたい人に届けたいです。
ご支援の使い道
皆さまからいただいたあたたかいお気持ちは、「令和7年度新入生お祝い金事業(一人2万円)」の配分に活用させていただきます。