緑に覆われた山々は、私たちの心を和ませます。
そして、私たちはこれまで豊かな山の恵みに支えられてきました。
しかし、熊本県の6割を占める山々の現状をあなたは知っているでしょうか?
今、ふるさとの山が荒れています。森が消えています。
この基金は、熊本県内の森林の再生活動を支援するために、「一般財団法人 くまもとSDGs推進財団」が2023年10月に創設した『豊かで災害に強いふるさとの森づくり基金』です。
第1次助成事業の公募で採択された2団体(球磨郡山江村と八代市坂本町)の森林で、助成事業(2024年1月中旬~4月末)が実行され、中長期的な森林再生につながる目覚ましい成果を上げることができました。
この第1次助成事業の成果をさらに熊本県内に広げていくために、第2次助成事業(2024年10月~翌年1月末)を行っています。
第2次助成事業の採択団体については、以下をご確認ください。
https://kspf.or.jp/1650/
現在は、第3次助成事業への活動助成に向けて、引き続き寄付を募集しています。
みなさまからの活動団体へのご支援(ご寄付)を、どうぞよろしくお願いいたします。
2024-06-01 09:45
現地研修と視察ツアーの報告
5月26日に、現地(山江村)の視察と基金への支援者(サポーター)向けの交流会を開催しました。
山江村の助成団体(城内生産森林組合員)の事業成果の説明も現地を見ながら行われ、災害にも強い林道を実感できるツアーとなりました。
悪天候にもめげず、約3ヶ月間の事業期間内でこの林道ができたことに、視察された方々も驚き、当日取材に同行された熊本日日新聞社の記者が、交流会の中で感想を伝えられた「100万円であれだけの道ができるんですね!」との言葉は、この『豊かで災害に強いふるさとの森づくり基金』の成果を端的に言い当てられた言葉だと思います。
豊かな森づくりを通して、地域の暮らしも経済も豊かになって欲しいという基金に込めた想いを、助成団体の方々も汲み取っていただいた取り組みになっています。