【KEXサポーター2024】15回目の京都国際舞台芸術祭の開催に向けて、ご支援をお願いします！

KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭とは？

京都発のKYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭は、「EXPERIMENT（エクスペリメント）＝実験」の名のもと毎年継続し、2024年で記念すべき15回目を迎えます。このフェスティバルが目指しているのは、国内外の実験的な舞台芸術を創造・発信し、芸術表現と社会を、新しい形の対話でつなぐこと。演劇、ダンス、音楽、美術、デザインなどジャンルを横断した実験的表現が集まり、そこから生まれる創造、体験、思考を通じて、新たな可能性をひらいていきます。

また、KYOTO EXPERIMENTの特徴は、国内外から質の高い実験的な作品を紹介することに加えて、積極的に新作を製作・共同製作し、素晴らしい作品を世界中に発信してきたことです。いまや日本でも数少ないチャレンジングな国際舞台芸術祭として、世界中の芸術関係者に名が知られています。

☞ KYOTO EXPERIMENT ウェブサイト

【フェスティバルの雰囲気】

KYOTO EXPERIMENTの役割、そしてなぜ、サポーター制度が必要なのか

KYOTO EXPERIMENTでは、「京都のアートシーンを耕す」「ハブとなる」ことを常に考えています。

KYOTO EXPERIMENTは、2004年に開始した京都芸術センターの演劇製作事業「演劇計画」を下地とし、京都芸術センターや京都造形芸術大学（当時） 舞台芸術研究センター、京都の舞台芸術シーンの中にいる有志が京都市と共に立ちあげた、生粋の「京都生まれ」のフェスティバルです。

公共性を大事にしながら、理念に賛同してくださったみなさまの協力や支援・寄付のもと、手づくりでコツコツとここまで育ててきました。そして2023年には、共同ディレクターを務める川崎陽子がKYOTO EXPERIMENT 2023の成果に対して第74回芸術選奨文部科学大臣新人賞（芸術振興部門）を受賞し、これまでの取り組みが評価された実績となりました。

KYOTO EXPERIMENTの特徴は、ダンスや演劇にとどまらず、他分野をミックスさせながら国内外の表現をボーダレスに紹介してきたことです。また、新型コロナの影響を受けた期間にも国際交流を諦めず、活動を続けてきました。こうした継続的な活動の中で、京都の文化芸術を豊かにする地盤を作ってきたと自負しています。

【フェスティバルを取り巻く経済状況の変化と、サポーター制度】

ここまで育った国際舞台芸術祭は、京都と日本のアートシーンにとっての基盤であり、未来への資産であることから、私たちフェスティバル事務局としては、これからもこのフェスティバルをますます展開させていく使命があると考えています。

しかしながら、新型コロナの影響が始まった2020年から、KYOTO EXPERIMENTの経済状況は大きく変化し、その継続は危機にさらされています。

主な理由として、新型コロナが拍車をかけた京都市の行財政改革により、市の負担金がコロナ前と比べて半分程度減少したこと、更に、コロナや国際情勢の影響に伴う物価上昇や円安の進行、関西国際空港の発着便減少の影響で、海外からの渡航費（コロナ前の倍近くに）、舞台美術等の国際輸送費、ユーロ等外貨建ての上演料など人件費・宿泊費の増大が挙げられます。

しかし、私たちはKYOTO EXPERIMENTが目指すところである、実験的かつ国際的な舞台芸術を通じた対話の促進を諦めたくありません。ポストコロナを迎えたいま、国際交流の重要性はより増していますし、世界各地で紛争が起きるなか、現実と密接に関わる表現を行うアーティストとの生の出会いを通してしか、得られない視点があると信じています。

こうした考えから、2023年に持続可能な支援の仕組みとして「KEXサポーター」制度を発足し、たくさんのご支援をいただき2023年は予定通りのプログラムを実施することができました。この制度は、みなさまからの寄付を通じた支援によって成り立っています。KYOTO EXPERIMENTの活動と挑戦にご賛同いただけましたら、どうか今年も引き続き、サポーター登録による応援をよろしくお願いいたします。

サポーター制度によってご支援いただいた資金は、フェスティバル開催経費のうち、運営費・会場料金・輸送費・国際移動にかかる交通費・宿泊費などに使用させていただきます。

＜使用例＞

• 国際情勢による国際便渡航ルート変更や減便により高騰する国際航空運賃
• 舞台美術等の国際輸送費
• 海外アーティストの宿泊費及び日当
• 円安の影響によるユーロ建ての上演料にかかる費用増

【KYOTO EXPERIMENTの見どころ】

• 2010年に京都でスタートした、国内外で知られる国際舞台芸術祭。首都圏以外で開催しているにも関わらず、国内における最大規模の国際舞台芸術祭に成長しました。
• 今しか見られない、国内外の先鋭的なアーティストによる作品の観劇体験ができます。
• 14回継続開催の参加者累計は、来場者368,324名、68会場、206作品、161名/組のアーティストです。このほかにも、ボランティア751名がフェスティバルに関わってきました。
• 京都の5つの団体が協力し企画・運営する公共性の高い芸術祭です。京都のカルチャーシーンを耕し、育成することを大事にしています。
• 海外団体との協力によるネットワークを形成し、フェスティバルでは新作製作も積極的に行なっています。これまでに73作品を製作。製作された作品は15カ国、35都市以上で上演され、フェスティバルが終わった後も、日本と世界のハブとして機能しています。

サポーターになると税の控除などが受けられます！

本サポーター制度は、京都市へのふるさと納税の仕組みを利用しており、個人の方からの寄付の場合はふるさと納税、企業の方からの寄付の場合は企業版ふるさと納税の対象となります。

【個人の方　ふるさと納税】

下記の計算式による金額が所得税額（所得税・個人住民税）から控除されます。

※寄付をした方の給与収入や家族構成などに応じた控除額の上限があります。
※全額（2,000円を除く）控除される寄付金の上限目安はこちらから確認できます。

ふるさと納税（個人）税控除のための手続き
控除を受けるためには、原則として、ふるさと納税を行った翌年に確定申告を行う必要があります。所轄税務署にて確定申告を行なってください（年末調整で申告することはできません）。
京都市が発行する寄附金受領証明書（受領書）が寄付金控除の手続に必要となりますので、確定申告等の時期まで、大切に保管してください。
※ふるさと納税（個人）の詳細については、こちらをご確認ください。

ふるさと納税ワンストップ特例制度
確定申告が不要な給与所得者等について、所定の条件を満たしている場合、ふるさと納税ワンストップ特例制度の利用により、確定申告なしに寄付金控除申請を行うことができます。
申請を行った場合、所得税からの控除は行われず、全額が翌年度の住民税から減額されます。

（ふるさと納税ワンストップ特例制度を利用できる方）
以下の２点を満たす場合に、ご利用いただけます。
・確定申告をする必要のない給与所得者等である（年収2,000万円以上の所得者や、医療費控除等のために確定申告が必要な場合は、確定申告で寄付金控除を申請してください）。
・1年間の寄付先が5自治体以内である。

【企業の方　企業版ふるさと納税】

寄付により、法人住民税など、最大で寄付額の約9割の軽減効果があります。

• 1回あたり10万円以上の寄付が対象となります。
• 本社が京都市に所在する法人の寄付は対象外となります。ただし、本社が京都市内に所在する企業も、寄付の全額を損金算入できますので、寄付額の約3割の税が軽減されます。
• 寄付を行うことの代償として経済的な利益を受けることは禁止されています。
  ※企業版ふるさと納税の詳細については、こちらをご確認ください。

サポーター特典

KEXサポーターになると、税控除に加え、フェスティバルオリジナルグッズのほか、会員限定先行予約や、公演を観劇できる招待券、会員限定のスペシャルイベントなどをお楽しみいただけます。

＜個人サポーター＞

＜法人サポーター＞

☞基本の特典（サポーター全員にプレゼント）

• KEXサポーター会員証（フェスティバル開催期間中に受付やミーティングポイントで提示すると、特典が受けられます(一部特典は市内在住者と法人サポーターを除く)）
• 前売券の先行予約のご案内
• スペシャルイベントへご招待（例：フェスティバル会期前に会員限定パーティ）
• ウェブサイト・当日パンフレットにお名前の掲載（希望者のみ）

※　演目招待等の特典について
演目招待及び一部の特典は、京都市外在住の方のみお受取りいただけます。

共同ディレクターのメッセージ

いつもKYOTO EXPERIMENTを応援していただき、本当にありがとうございます。私たち3人の共同ディレクター体制によるフェスティバルのプログラムも、今年2024年には5年目となり、フェスティバルも15周年を迎えます。新型コロナの影響が続いた期間もあるなかで、ここまで歩みを続けてこられたのはKYOTO EXPERIMENTに足を運んでくださるみなさま、応援してくださるみなさまのおかげと、深く感謝しています。

KYOTO EXPERIMENTのプログラムにおける主眼のひとつは、国際的なアーティストの招聘や滞在により生まれる交流や、それにより開かれる視野の豊かさです。コロナ中はなかなか招聘がかないませんでしたが、この2年ほどでようやく可能となり、こうした交流の重要さを実感しているところです。とかく定義しやすいもの、見える範囲におさまりがちな私たちの想像力は、全く異なる現実を生き、表現活動に転化しているアーティストの視点を得ることで、広がっていくことができるのではないでしょうか。想像できる範囲の想像力ではなく、想像外の想像力を得ることでこそ、いまの世界がなぜこんなにも困難に直面しているのか、考えることができるように思います。

この想像力を獲得し、鍛えていくために、ぜひみなさまにKEXサポーターとしてお力をいただきたく、今年もサポーターを募集します。昨年サポーター登録をいただいたみなさまと、会期前・会期中のイベント等を通じて交流ができたことは、私たちにとって大きな喜びと支えになりました。国際的なプログラムを実現するために抱えている経済状況の困難さは続いていますが、サポーターのみなさまのご支援を得て、今年も必ず新しい想像力を羽ばたかせることができるプログラムを実現したいと考えています。

ご支援のほど、何卒どうぞよろしくお願い申し上げます。

KYOTO EXPERIMENT共同ディレクター
川崎陽子　塚原悠也　ジュリエット・礼子・ナップ

KYOTO EXPERIMENT 2024 開催概要

2024年10月5日（土）－10月27日（日）

会場：ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、THEATRE E9 KYOTO ほか

主催：京都国際舞台芸術祭実行委員会 ［京都市、ロームシアター京都（公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団）、京都芸術センター（公益財団法人京都市芸術文化協会）、京都芸術大学 舞台芸術研究センター、THEATRE E9 KYOTO（一般社団法人アーツシード京都）］、一般社団法人KYOTO EXPERIMENT

お問い合わせ

サポーター制度、KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭について
KYOTO EXPERIMENT事務局
〒604-0862 京都市中京区少将井町229-2 第7長谷ビル 6F
Tel 075-213-5839　office@kyoto-ex.jp

ふるさと納税の仕組みを利用した寄付制度について
京都市 文化市民局 文化芸術都市推進室 文化芸術企画課
〒604-8571 京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地　
Tel 075-222-3119　bunka@city.kyoto.lg.jp

※　本サイトからご支援いただいた寄付金は、
　　Kyoto Art Donationを通じて京都国際舞台芸術祭実行委員会に寄付されます。
　　＜京都の文化芸術に関する寄付サイト”Kyoto Art Donation"＞